ビットコイン(BTC)の将来性や今後の動向について

こんにちは。サイト管理人のクリプト博士(@crypto_doctor00)です。

この記事では、ビットコイン(BTC)の将来性について解説します。

ビットコインは時価総額No.1の仮想通貨で、ビットコインの値動きは他の通貨にも影響するため、世界中の投資家たちが常にその動向をチェックしています。

今後さらに注目されるであろうビットコインの将来性について余すことなく解説していきます。

ビットコイン(BTC)の今後の注目点

ビットコインの将来性を判断する際に今後の見通しを立てる必要があります。

ビットコインに関しては、特に以下の点に注目が集まっています。

ビットコイン(BTC)を利用した決済が今後拡大される

現在、アメリカを中心にビットコインに対応した決済が拡大しています。

また、停止していたテスラのビットコイン決済の再開条件がイーロン・マスク氏のツイートによって発表されました。

This is inaccurate. Tesla only sold ~10% of holdings to confirm BTC could be liquidated easily without moving market.

When there’s confirmation of reasonable (~50%) clean energy usage by miners with positive future trend, Tesla will resume allowing Bitcoin transactions.

— Elon Musk (@elonmusk) June 13, 2021

ツイートによると、マイニングのクリーンエネルギーの使用が合理的な水準(～50%)だと確認されれば、取引が再開されます。

ビットコインのマイニングは現在もクリーンエネルギーの使用が推進されていますので、普及状況によってはテスラのBTC決済再開は十分にあり得る話です。

このように、ビットコインは身近な存在になりつつあり需要は増加傾向にあるため、今後も価格が上昇すると考えられます。

ビットコイン(BTC)が世界中で法定通貨になる

2021年6月9日に中南米のエルサルバドルで、世界で初めてビットコインを国の法定通貨とする法案が可決されました。

デジタル通貨が一国の法定通貨となるのはかなり衝撃的な出来事で、法案が可決された時は相場にも大きく影響しました。

また、ギリシャのように経済状況がおもわしなく国などでは、国の法定通貨よりもビットコインのほうが価値があるという事態も出てきています。

そのため、ビットコインに資金が集まり相場が上昇することも考えられるでしょう。

ビットコインETFが承認される

ビットコインETFはビットコインで運用されるファンドであり、そのファンドの持ち分が金融市場で取引できるようになりました。

ちなみに、カナダでは既に数種類のビットコインETFが承認されています。今後、他の国でも追従してビットコインETFが承認される可能性はあります。

ビットコインETFの承認によって市場規模が他の金融商品によりも小さいビットコインの価格操縦が危惧されているので、次々と承認されるという事態にはなっていませんが、アメリカのSEC(証券取引委員会)で承認されれば、相場に大きく影響するでしょう。

ビットコイン(BTC)の半減期によって価格が変動する

ビットコインの新規発行はマイナーによるマイニングによって実施されています。

ビットコインの新規発行数量は21万ブロックと決まっており、その分が生成されるごとに半減する仕様になっています。

そして、この半減するタイミングのことを「半減期」と呼んでいます。

マイニングによるブロックの生成は約10分に1回成功するように計算の難易度が自動調整されています。

半減期が訪れると新規の通貨発行量が減少するため、希少性が高くなり価格が上昇する傾向があります。

実際に過去3回の半減期が発生しましたが、いずれもビットコインの価格が上昇しました。

次回の半減期は2024年になる見込みです。その際にも価格が上昇すると予想されるので、一つの取引のタイミングだと思っていていいでしょう。

ちなみに、マイニングをするマイナー側の話をすると、マイナーへの報酬はBTCベースでは半分となっていますが、日本円建てで価格が6倍になっているので「0.5×6=3倍」となり、年間でマイナーへの報酬は約3倍にまで増大しています。

そのため、世界中でマイニングが盛んに行われています。

ライトニングネットワークが実装され利便性が上がる

ビットコインでも、このライトニングネットワークの実装で取引の幅が広がると考えられており、価格変動の要素になると予想されています。

ビットコインは実用化に向けて着々と準備は進んでいますので、実社会に浸透していくにつれて価格も上昇していくと期待されています。

今後ビットコイン(BTC)を購入する際の狙い目

ここでは、今後訪れるビットコインを購入すべきタイミングについて、具体的にご紹介します。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析から考える狙い目をご紹介します。

テクニカル分析で見極める最適なタイミング

2022年4月現在は、テクニカル分析で見た際の買い時と言えます。

なぜなら、現在が一旦の調整段階と判断でき、今後さらなる上昇が見込めるからです。

ロシアにおける仮想通貨規制・ウクライナ侵攻の影響もあり、2022年1月～3月は価格が下がり気味でしたが、徐々に回復してきています。

ピーク時に比べるとまだまだ価格は低い状況ですので、今後も上昇する余地はあるかと思われます。

ファンダメンタル分析で見極める最適なタイミング

ファンダメンタル分析の観点からは不明瞭なことが多いため、様子を見ると良いでしょう。

ただし、近年はスマートコントラクトやDeFi、NFTなど新しい技術が登場してきました。

これらは、ビットコインの値上がりの要因になります。

著名人/投資家が予想するビットコイン(BTC)の今後の見通し・価格予想

3名の著名人・投資家やアンケート等によるビットコインの今後の見通し・価格予想をご紹介します。

PlanB

ストック・フローモデルを用いて価格予想を行っているPlanBは、「2021年6月に年末にビットコイン価格は13.5万ドルに達する」という予想を修正して、「2021年12月末の終値が10万ドルになる」と予想しました。

しかし、この予想は外れて、実際の2021年末のビットコイン価格は46,306ドルでした。

下落の原因は、ロシア・ウクライナの関係悪化により世界経済・金融市場が全体的に落ち込んだことが大きいと思われます。

マイケル・セイラー氏

ビットコインの大量購入で話題となった米ソフトウェア企業「MicroStrategy社」のCEOマイケル・セイラ―氏は「ビットコイン価格が最終的に600万ドルになる」と発言しています。

自身も17,732 BTCを保有していて、2021年5月にビットコインは暴落（先月比-60%の下落）しましたが、1BTCも売っていないと強気の発言をしていました。

エルサルバドル大統領ナジブ・ブケレ氏

エルサルバドルの大統領ナジブ・ブケレ氏は、「2022年にビットコインが10万ドルに達する」と価格予想しています。

ナジブ・ブケレ氏は、2021年9月、エルサルバドルで国として初めてビットコインを法定通貨として採用しましたが、同氏は、さらに2カ国がビットコインを法定通貨として採用するとの予想も立てています。

2022年以降のビットコイン(BTC)の価格予想

ビットコインをはじめ、仮想通貨全体の価格は大きな盛り上がりを見せ続けています。

実際、ここ1年で2～3倍に資産が増えた人も多いでしょう。ビットコインの価格変動は他の投資商品ではあり得ないパフォーマンスとなっています。

結論から先にお伝えすると、仮想通貨全体は今後も価格が上がりつづける可能性が高いです。

2022年までのビットコインの価格考察

2021年に800万円台に到達すると予想されていたビットコインですが、この予想が立てられた時点では、ビットコインは540万円台から630万円台で取引されていました。

アメリカの大手取引所であるCoinbaseがナスダックへの上場を控えていたため、投資家からの上昇が高まりビットコインの価格も上昇すると予想されていたのです。

実際、2021年4月の時点でビットコインは最高値の700万円台まで達しましたが、その後は価格の上下を繰り返しましたが、2021年10月には再び700万円台まで上がりました。

2022年はロシアのウクライナ侵攻が起き、下落しており、今後の動向には注意が必要ですが、何事もなければ2023年には1000万円台に到達する予想されています。

一方、2022年の最低の取引価格は678万円台との予想も出ています。

ただし、全体としては追い風で、海外投資家の多くがビットコインの成長に期待しているというのが現状です。

2025年のビットコインの価格予想

2025年には、1,130万円に到達するという見方もあります。

2025年の価格予想は1,130万円から最大で4,500万円に達するという強気なものが目立ちます。

予想のように現在の価格から2倍に上昇する可能性は高いと言われていますが、必ず実現するとは限りません。

仮想通貨が規制されていない状況において価格が上昇する可能性があるのであって、市場規模が大きくなれば政府などによる規制が入る可能性は十分にあります。

とはいえ、2025年はビットコインの半減期を迎えたあとなので、大きく価格が上昇する可能性は十分にあります。

2030年のビットコインの価格予想

2030年は仮想通貨運用市場は1兆円規模になるとされています。さらなる流動性が期待されますね。

以下はアメリカで市場調査を行うAllied Market Researchのレポートですが、仮想通貨の価格は2030年までに1兆円規模に成長すると予想しています。

The cryptocurrency asset-management market will grow to $9.4 billion by 2030, according to a new report from Allied Market Research.

【日本語訳】

Allied Market Researchの新しいレポートによると、暗号通貨の資産管理市場は2030年までに94億ドルに成長するでしょう。

引用：Yahoo！finance

予想通りに市場規模が拡大すれば、仮想通貨市場は毎年30％ずつ成長する計算になります。

Allied Market Researchは新型コロナウイルスの流行が、金融機関が仮想通貨に参入するきっかけになるとも予想していました。

今後の10年で仮想通貨への投資者は増え、金融サービスがデジタル化されるとビットコインの基盤はさらに盤石なものになるでしょう。

2040年のビットコインの価格予想

2040年には価値の保存手段として金を超えるという予想も出されています。

2040年には価値の保存手段として、ビットコインが金を超えると言われており、ビットコインは金に代わる価値の保存手段として注目されています。

現在、ビットコインは投機的な金融商品として認識されていますが、価格が安定していけば金に取って代わる日がくる可能性も十分にあります。

ビットコインは希少性と金にはない利便性を兼ね備えているので、価値の保存手段としても期待できるでしょう。

2050年のビットコインの価格予想

ビットコインは2050年までにグローバル金融において主流な手段として普及すると言われています。Personal financeが調査した回答者の54％がビットコインが金融の主流手段になると答えています。

実際に中米エルサルバドルでは2021年9月7日から、ビットコインが法定通貨として利用され始めたように。特に、発展途上国での採用によりビットコインの影響力が強まると予想されています。

今後30年間で発展途上国を中心にビットコインが普及する可能性は大いにありえます。

エルサルバドルの事例が成功すれば、金融の主流手段として普及する可能性は大です。

ただし、繰り返しますが、仮想通貨は今後どのように成長するかは厳密にはわかりません。予想を信じすぎるのも禁物です。

ビットコイン(BTC)の買い方

ビットコインの今後に明るい予想が出ていることを知ると、少しは保有しておきたいと思う人もいると思いますので、ビットコインの買い方もご紹介します。

ビットコインは主に「交換業者」で購入・売却することになります。

交換業者でビットコインを購入する手順は以下の通りです。

ビットコインは以上の5ステップで簡単に購入することができ、最短で即日購入も可能です。

なお、仮想通貨の詳しい始め方については、「仮想通貨取引の始め方を簡単解説【初心者向け】」で解説しています。

まとめ

ビットコイン(BTC)の将来性や今後の動向について解説しましたが、いかがだったでしょうか？

ビットコイン含め仮想通貨市場全体で見ても、私達の生活の一部にどんどん普及することが予想されます。

そうなってくると、ビットコインの価値は今以上に上がるため、価格は今後さらに上がるのはほぼ間違いないでしょう。