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仮想通貨IOTA(MIOTA)の特徴や将来性について詳しく解説

IOTA(MIOTA)の特徴や将来性

この記事で分かること
  • IOTA(MIOTA)の特徴
  • IOTA(MIOTA)のこれまでの価格推移
  • IOTA(MIOTA)の今後の見通し

こんにちは。サイト管理人のクリプト博士(@crypto_doctor00)です。

この記事では、仮想通貨「IOTA(MIOTA)」の特徴や将来性について詳しく解説します。

IOTA(MIOTA)とは

電子機器を繋ぐネットワークのトランザクションを分散型台帳上に構築することを目標とするプロジェクトのことです。

ブロックチェーンに代わる独自の分散型台帳を開発しており、その利便性から複数の企業や公的団体に採用されています。

そんな今大注目のIOTAについて詳しくお話ししていきますよ!

クリプト博士

\将来性No.1の銘柄が知りたい方へ!/

将来性の高いおすすめの仮想通貨銘柄について、「仮想通貨(暗号資産)銘柄の将来性ランキングTOP5|選び方のポイントも解説」で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

IOTA(MIOTA)とは

IOTA(MIOTA)

IOTA(MIOTA)の概要情報
通貨名 IOTA(MIOTA)
シンボル MIOTA
価格 43.29円(2022年9月現在)
時価総額 120,145,655,924円(2022年9月現在)
市場ランキング 55位(2022年9月現在)

冒頭でもお話したように、電子機器を繋ぐネットワークのトランザクションを分散型台帳上に構築することを目標とするプロジェクトです。

インターネットが開発されてから様々な電子機器がインターネットで繋がれるになりましたが、そのことで利便性が向上する一方、セキュリティ面などでリスクを伴うことも意味します。

そのため、IOTA(MIOTA)は電子機器をつなぐインターネットに分散型台帳技術を導入することでセキュリティ等の問題を解決しようとしているのです。

IOTA(MIOTA)の特徴

IOTA(MIOTA)は2014年に始まったJinnトークンが起源のブロックチェーンプロジェクトで、今はドイツの非営利団体が運営しています。

そんなIOTA(MIOTA)の特徴について見てきましょう。

それぞれ詳しく解説します!

クリプト博士

非営利団体が運営している

IOTA(MIOTA)は、2015年10月にセルゲイ・イヴァンチェグロなど複数のエンジニアが共同で設立し、オンラインビットコインフォーラムでMIOTAのトークンセールを発表する形でスタートしました。

2017年11月にはドイツにおいて仮想通貨を扱う初めての非営利団体として登録され、現在も非営利団体として活動しています。

起源はJinnトークン

IOTA(MIOTA)は、起源は「Jinnトークン」というプロジェクトです。

Jinnは、IoTエコシステムで使用するための低コストでエネルギー効率の高いハードウェアを開発することを目的としていました

また、2014年9月にトークンのクラウドセールを開催し、約100,000のトークン(250,000ドル分)を販売されるなど、ある程度の流通量を確保する動きを見ませましたが、その後、2015年にIOTAとしてブランド名が変更され、別途IOTAが発行されました。

その際Jinnトークン所有者は、同価値のIOTAのトークンに交換されて現在に至っています。

独自の分散型台帳「Tangle」を使用している

IOTA(MIOTA)は独自で開発した分散型台帳技術の「Tangle」を使用しています。

Tangleは新しいトランザクションごとに2つの前のトランザクションを確認するノードシステムを導入しています。

これは、ブロックチェーンの問題であるスケーラビリティやトランザクションスピードの問題を解決する分散型台帳技術で、IOTA独自のものです。

tangleは数十億近くのモノのインターネット(IoT)デバイスからの大量のデータを処理します。

その能力は1秒あたり1,000近くのトランザクションを処理できるとされています!

クリプト博士

また、プラットフォームは低いリソースで改ざん防止を行い、データのセキュリティも保証するとされています。

アップデートプロジェクト「TheCoordicide」が注目されている

IOTA(MIOTA)のシステムはまだ初期段階であり、セキュリティに問題があるとされています。

IOTA(MIOTA)の「Tangle」は、ビットコインで広く使用されているSHA-256ハッシュ関数を使用せずに、暗号化方式をゼロから作成しています。

このシステムに対して、MITの仮想通貨専門チームやイーサリアムの共同創設者であるVitalik Buterinがセキュリティ面や理論の妥当性について疑問を提示していましたが、実際、2018年1月にネットワークへのフィッシング攻撃により、12億円相当のMIOTAが盗まれる事件がありました

IOTA(MIOTA)はこれらの脆弱性やシステムの欠陥への対応策として、将来的にシステムをアップデートするプロジェクトである「TheCoordicide」を計画しており、今後のIOTA(MIOTA)のシステム対応に注目が集まっています。

複数の大企業と提携を結んでいる

IOTA財団は、IoTの実用化を進めることを目標として、ボッシュやフォルクスワーゲンなど国際的な大企業と契約を結んでいます。

IoTとは

「Internet of Things」の略称で、従来のインターネットはコンピュータ同士を繋ぐためのものでしたが、コンピュータ以外で今までインターネットに繋がっていなかったモノを繋ぐことを意味します。
例:スピーカー・テレビ・カメラ等。

さらに、台北市などの都市を始め、国連機関や欧州連合の機関など複数の公的機関もIOTA(MIOTA)の技術を採用しており、IOTA(MIOTA)の独自の技術が認められ、実用化が進められています

IOTA(MIOTA)のこれまでの価格動向

続いては、IOTA(MIOTA)のこれまでの価格推移について解説します。

主な価格の流れは次の通りです。

それぞれ詳しく見ていきましょう!

クリプト博士

2018年1月のハッキング事件で大きく下落

IOTA(MIOTA)は上場後、独自の利便性の高さや仮想通貨市場全体の上昇の影響を受けて、2018年頃を中心に大きく上昇していました。

最も高騰したときには240%の上昇率を示しています!

クリプト博士

しかし、翌年1月19日にIOTA(MIOTA)の盗難事件が発生し、市場に大きな不安が広がり45%の下落を経験しました

この盗難事件では約12億円がハッキングにより盗まれましたが、幸い窃盗犯は見つかり、盗難にあったIOTA(MIOTA)はほとんど戻ってきたようです。

しかし、非常にインパクトの大きな盗難事件で、IOTA(MIOTA)の価格は大きく値下がりしてしまいました。

2019年は価格が停滞

ハッキング被害やIOTA(MIOTA)独自のシステムの堅牢性や正統性が不安視されたことにより、2019年・2020年は2018年と比較して価格が停滞しました。

2021年以降V字回復

2020年までは価格が停滞していましたが、2020年後半から2021年にかけてはDeFiやNFTなどの実用化に伴う仮想通貨の盛り上がりなどによって回復しました。

2020年12月31日から2021年4月にかけては価格は700%も急上昇しています!

クリプト博士

この急上昇は、イーサリアム等のビットコインの代替となり得る仮想通貨の需要がDeFiやNFTプロジェクトなどにより上昇するという仮想通貨市場全体の高騰に伴っての上昇です

さらに、同年の9月9日欧州連合に対して欧州ブロックチェーンサービスインフラストラクチャ(EBSI)の提供を任務とする7つのブロックチェーン企業の1つとして採用されました。こちらも、価格上昇の一つの要因になったと思われます。

ただし、2022年に入ってからは下落気味です。

要因としては、IOTA単体でネガティブニュースがあったというよりも、仮想通貨全体での下落に連動した形と言えるでしょう。

  • ロシア・ウクライナ情勢の悪化
  • USTディペッグ騒動
  • 米金利上昇に伴う金融市場の混乱…etc

上記のような仮想通貨に対して追い打ちをかけるような出来事が多くあったので、そのあおりを受けたと思われます。

IOTA(MIOTA)の今後の見通し・予想

IOTA(MIOTA)のこれまでの動向を参考に、今後の動向を予想してみましょう。

今後のIOTAへの影響として、次の3点が考えられます。

それぞれ詳しく解説します!

クリプト博士

IoTの普及

1つ目はIoTの普及です。

IOTA(MIOTA)はIoTに分散型台帳システムを導入するためのプラットフォームです。そして、IOTA(MIOTA)はIoTと親密な関係があります。

総務省の報告によると、IoTやAIを導入している国は先進国でも50%ほどです。また、産業の種類によっても導入割合にばらつきがあります。

今後、より多くの国や産業でIoTが実用化されると、IOTAの技術にも注目が集まる可能性は十分にあります。

企業との提携

企業との提携も大きな影響を与えるでしょう。

IoT技術を利用しているのは企業です。そのため、IOTAの利用者を増やすには企業と提携しシステムへの導入が必要です。

すでに、MicrosoftやVolkswagenなどの大手企業との提携や、台北市のスマートシティプロジェクトを支援するなど精力的な活動を行っています。

今後、より多くの企業への導入実績が増えれば、IOTAの認知度や信頼度も上がると考えられます。

プラットフォームの成長

プラットフォーム自体の成長も大きな影響力を持ちます。

IOTAはロードマップに沿って、ソフトウェアの開発やアプリケーション開発者向けのツール、ウォレットやアクセス管理システムなどの自社商品の提供など、様々な取り組みを行っています。

これらのプロジェクトは、すでに完成しているものではなく、今後の開発が予定されているものです。

さらに、デジタル資産を発行するシステムの公開もされる予定です。

新システムの導入が控えている状況ですので、それらの完成度、需要によっては今後価格が高騰する可能性は十分にあります。

IOTA(MIOTA)が購入できる取引所

IOTA(MIOTA)は国内取引所での取扱いがありません。ですから、海外取引所で購入する必要があります。

IOTAを取り扱っている主要な海外取引所は次の通りです。

主要な海外取引所

取り扱い取引所によって取り扱っている仮想通貨や使いやすさなどが全く異なります。取引条件などをよく確認し、自分の目的に合った取引所を選びましょう。

また、海外取引所は日本の金融庁の認可を受けていません

何かトラブルがあった際は自己責任で処理する必要があるので利用する際には十分な注意してください!

クリプト博士

IOTA(MIOTA)を購入する方法

IOTAは海外取引所でのみ取り扱っており、国内取引所での取扱いはありません。

購入方法としては、国内取引所でIOTA(MIOTA)と取引ペアとなっている仮想通貨を購入し、海外取引所でIOTA(MIOTA)を購入するという流れになります。

IOTA(MIOTA)を購入する手順を簡単にまとめると次の通りです。

IOTA(MIOTA)購入の流れ
  • 国内取引所で口座を開設し仮想通貨を購入する
  • 国内取引所で購入した仮想通貨を海外取引所に送金する
  • 海外取引所でIOTA(MIOTA)を購入する
STEP.1
口座開設して通貨を購入する

まずは国内取引所でIOTA(MIOTA)を購入するための仮想通貨を購入します。

IOTA(MIOTA)の取引ペアになっている仮想通貨はビットコインやイーサリアムが多いので、ビットコインやイーサリアムを入手すると良いでしょう。

関連記事ビットコイン(BTC)の将来性や今後の動向について
関連記事イーサリアム(ETH)の今後の動向と将来性について考察

STEP.2
海外取引所に送金する

次に国内取引所で購入したビットコインやイーサリアムを海外仮想通貨取引所に送金します。

IOTA(MIOTA)を取り扱っている取引所は複数ありますが、IOTA(MIOTA)の取引量が多い仮想通貨取引所やIOTA(MIOTA)以外に購入してみたい仮想通貨を取り扱っている取引所を選ぶと良いでしょう。

STEP.3
IOTAを購入する

最後にビットコインやイーサリアムを送金した海外仮想通貨取引所でIOTA(MIOTA)を購入します。

これでIOTA(MIOTA)の購入は完了です。

IOTA(MIOTA)に関するよくある質問

最後に、IOTA(MIOTA)に関する質問に対して答えていきたいと思います。

IOTA(MIOTA)に関してよく見かける質問としては次のようなものがありますね。

それぞれ詳しく見ていきましょう!

クリプト博士

セキュリティ性は問題ないか?

IOTAはTangleを使って暗号方式を独自に作っています。

そのため、ブロックチェーンを使ったプラットフォームに比べるとセキュリティが弱いことが指摘されています。

セキュリティを強化していますが、実際に2018年にハッキング被害に遭っているいますし不安が残る状況と言えるでしょう!

クリプト博士

一方で、送金ごとにアドレスとパスワードが変わる仕組みになっているため、送金のセキュリティ性は保たれています

しかし、100%安全なセキュリティではないので、利用する際にもはどうしても自己責任でリスクを負う部分が大きいのは否定できません。

なぜIOTAは無料で使えるのか?

IOTAはIoT技術の発展を願う非営利団体で運営されており、その信念に基づいて無料で提供されています。

IOTAは利益を求めていないため、プラットフォームの利用者から利用料を取ることはありません。

ブロックチェーンを使った通貨の場合、取引の際に承認作業を行っているマイナーに対して手数料を払う必要がありますが、IOTAの場合、Tangleを使っておりマイナーの承認なしに取引ができるので手数料がかからないのです。

ちなみに、運営資金は公的機関からの研究開発助成金や個人や組織からの寄付、コミュニティで寄付されるIOTAトークンによって行われています。

IOTAを取引するときの注意点は?

IOTAは海外取引所でのみ取引できます。

海外取引所は詐欺やハッキングのリスクが国内取引所に比べて高いので、その点で注意が必要です。

もちろん、取引所はハッキング対策をしていますが、なんといっても海外取引所は全世界にユーザーを抱えていますので、規模が大きい分狙われやすいですので、それだけ危険にも晒されやすいです。

また、仮想通貨市場自体、法律が未整備で安全性が確保されていない点も多いですので、あくまで自己防衛をしながら運用するしかありません。

まとめ

仮想通貨IOTA(MIOTA)について詳しく解説しましたが、いかがだったでしょうか?

IoT技術の発展に伴って今後IOTA(MIOTA)の価値が上昇することは十分考えられます。

そのため、今のうちに購入しておき高騰してから売却するというのもアリでしょう。

まずは国内の取引所でIOTAとペアになっている通貨から購入してみましょう。

ちなみに、国内の取引所ならコインチェックがおすすめですよ!

クリプト博士

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