- ファクトム(FCT)の特徴
- ファクトム(FCT)の価格動向
- ファクトム(FCT)の将来性について
こんにちは!サイト管理人のクリプト博士(@crypto_doctor00)です。
この記事では、仮想通貨ファクトム(FCT)についてご紹介します。
ファクトム(FCT)とは、電子データの記録や保管を行うことができる分散型のプラットフォームです。
クリプト博士
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将来性の高いおすすめの仮想通貨銘柄について、「仮想通貨(暗号資産)銘柄の将来性ランキングTOP5|選び方のポイントも解説」で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
ファクトム(FCT)とは
名称 | ファクトム(Factom) |
---|---|
シンボル | FCT |
現在の価格 | 64.70円(2022年11月現在) |
時価総額 | 677,613,481円(2022年11月現在) |
時価総額ランキング | 938位(2022年11月現在) |
冒頭でもお話ししたとおり、ファクトムは電子データの記録や保管を行うことができる分散型のプラットフォームです。
また、ファクトムを通貨の名前と思っている人も多いですが、実際はプラットホームの名称です。
通貨名は「ファクトイド(FCT)」と言います。
実は、ファクトムの運営会社は1年以上前に解散しています。しかし、解散当時から価格を落とさず一定の価格帯を維持しています。
現在は、開発が停滞しているため上昇する見込みは今のところあまりないのですが、開発の進捗状況によっては再びが注目されるかもしれません。
ファクトムは過去にとても期待されたプロジェクトだったこともあり、チーム解散の影響で今は上場廃止になっていますが、過去には国内取引所コインチェックでも取り扱われていたという実績があります。
ファクトム(FCT)の特徴
次に、ファクトムの特徴を見てきましょう。
ファクトムには次のような特徴があります。
クリプト博士
ブロックチェーンを用いたデータ管理ができる
ファクトムの最大の特徴は、ブロックチェーンを用いて電子データを保管・記録できることです。
ファクトムでは、電子データになった書類を記録・保管・追跡・監視でき、分散管理型プラットフォームであるため、改ざんされにくく、情報漏えいも起こりにくいというメリットがあります。
この技術を活用すると、住民票など普段の生活で利用する書類を効率良く管理でき、手数料などの費用を抑えられる可能性もあります。
注目プロジェクトが進められていた
ファクトムでは以下の大きな2つのプロジェクトが進められていました。
- dLocシステム
- ファクトムハーモニー
医療機関で使われるデータを安全に記録するものです。
一般的に、医療機関で保管しているデータは各施設ごとに管理されており、情報は共有・統一されていません。
しかし、ファクトムのようなプラットフォームを活用することで、安全に管理・共有できるようになります。
このプロジェクトではQRコードを読み取ることで、必要な情報にアクセスできる機能があり、医療関係者にとって利便性の高いサービスとなります。
住宅ローンや登記情報などを電子化して有効活用するものです。
医療分野と同様に、不動産もさまざまな情報が関わっています。
このファクトムハーモニーによって管理工数を減らし効率化を図ることが可能となりました。
有名企業や政府と連携していた
ファクトムは、さまざまな有名企業や政府と提携していました。
クリプト博士
昨今のIT技術の大幅な発展に伴い、書類などのデジタル化やデータ化した情報の適切な管理が求められるようになりましたね。
現在では、もともとの開発チームが解散しているためプロジェクトは停滞していますが、ファクトムの機能は世界にとって需要があるものだといえます。
ファクトム(FCT)の価格動向
クリプト博士
ファクトムは2015年に発行され、仮想通貨の中では古株ですが、実際に価格に反映してきたのは2017年ごろからです。
ファクトムは発行されてから2017年夏頃まで大きな動きを見せなかったのですが、この時期、医療記録用ブロックチェーンの構築やシリコンバレーイノベーションプログラムも開始されていたので、徐々に価格が上がっていきました。
2018年には仮想通貨バブルが始まり価格が大きく跳ね上がりましたが、2019年に入る頃には徐々に価格は落ち着きました。
2019年からは大きな上昇は見られず、少しずつ下落しています。
ビットコイン暴落の時期もわずかに下落し、そのまま現在に至ります。
ファクトム(FCT)の値上がり要因
価格動向でみたように、現時点ではファクトムの価格上昇を見込むのは難しいでしょう。しかし、今後まったく期待が持てないというわけではありません。
ファクトムの機能自体は需要があるものですから、今後、値上がりする可能性もあります。
そこで、価格に影響を与えるポイントを紹介していきます。
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ファクトム(FCT)の開発が進む
ファクトムに関するプロジェクトの開発状況がとにかく進展すること。これが一番の価格上昇要因になると思われます。
dLocシステムやファクトムハーモニーといった有望なプロジェクトの開発が進めば、以前のように注目されることはほぼ間違いなく、それに伴ってファクトムの価格も上昇することが大いに期待できます。
例えば、同じくプラットフォームとしてサービスを提供しているイーサリアムは、DeFi(分散型金融)市場が急成長した2021年以降、価格を大きく上昇させています。
同じプラットフォームを提供しているファクトムも開発が進めば、イーサリアムのような価格動向を見せると思われます。
ファクトム(FCT)の技術が普及する
ファクトムの技術は、医療や住宅ローンデータの管理以外にも、幅広い分野で利用することが可能です。
ネット化が進む現代では、書類情報や個人のデータなど莫大な量の情報を管理して保存する必要があります。
そのため、ファクトムの技術がさまざまな場面で活用される可能性はあります。
クリプト博士
開発が進んで供給が追い付けば、幅広い分野でファクトムの技術が使用されるようになるでしょう。そうなればファクトムの知名度は上がり、人気上昇につながると考えられます。
多くの取引所に上場する
ファクトムが多くの暗号資産取引所に上場することも価格の上昇につながるでしょう。
取引できる取引所が増えれば、その分注目度も上がりますし投資家からの資金援助も受けやすくなります。
また、流動性が向上しますので、価格が安定して「安心して保有できる通貨」としても認識されるようになるでしょう。
ファクトム(FCT)の将来性
ファクトムの今後の値動きを現在の状況をもとに予測をしていきます。
ファクトムの現状を以下のポイントから捉えてみましょう。
クリプト博士
上場取引所の数
現在、ファクトムが上場している有名な取引所は多くはありません。
仮想通貨の大手情報メディアである「CoinMarketCap」「CoinGecko」「TradingView」の情報を見る限り上場数は3箇所だけとなります。
国内では2016年よりコインチェックのみが扱っていましたが、現在では上場廃止により取引はできない状態です。
もっと多くの取引所に上場しているかもしれませんが、上場数が少ないということは、「通貨に対する期待値が薄い」ということになります。
クリプト博士
ファクトムの取引高
現在、ファクトムの取引高は非常に少ない状況です。取引高が最も多いビットコインと比較してみましょう。
ファクトム | ビットコイン(比較対象) | |
---|---|---|
時価総額ランキング | 959位 | 1位 |
時価総額 | $0.324444 | $19,312.75 |
24h取引高 | $1,497 | $37,200,971,233 |
ご覧のとおり、ほとんど取引が行われていないのが現状です。
クリプト博士
今後のプロジェクト進捗についてはまったく公開されていない状況のため、ここを底値と捉えて復活への期待から取引をしている方も一定数いるという状況でしょうか。
プロジェクト開発の進捗状況
ファクトムに関しては、とにかく開発が進むというのが大前提なのですが、2020年に運営会社が解散したことをきっかけに開発は停滞しています。
現時点で、オープンソースを開発しているコミュニティー「Factom Protocol Operators」の活動は行われているようですが、プロジェクトに関する情報などはほとんどありません。
クリプト博士
【結論】短期的に見ると値上がりは難しい
以上の要素を加味すると、2022年もファクトムの値上がりする可能性は低いと思われます。
しかし、ファクトムそのものは現に存在しますので、現在でも取引はできる状況です。
ファクトムの機能そのものには需要がありますのでの、資金提供などのポジティブな動きがあればファクトムが再注目される可能性も充分考えられます。
クリプト博士
ファクトム(FCT)を購入するタイミング
ファクトムを購入するタイミングについて、仮想通貨の予測・格付けサイト「Wallet Investor」でFCTトークンの将来価格を予測したところ、2023年にやや価格が上昇すると算出されています。
現在の状況を鑑みると、ファクトムは今底値だと判断できますので、ある程度長期的な視野にたって投資をしたいという人は、今は一つの買い時だと思われます。
ただし、長期的にはリスクがある仮想通貨だという分析データも出ているので、大きな利益は期待しないほうがいいでしょう。
もし、2023年の上昇に期待してFCTを購入するなら、余剰資産でリスクを減らして投資することをおすすめします。
ファクトム(FCT)に投資する際の注意点
ファクトムは開発が停滞していて、価格も年々下落しているので、そのまま消えてしまう可能性もあるリスクが高い通貨ともいえます。
ファクトムに投資するなら、以下のことは念頭に置いておきましょう。
クリプト博士
現段階で急上昇する可能性は限りなくゼロに近い
Wallet Investorのテクニカル分析では、「ファクトムの価格は今後も下がる」「1年で1ドルに到達することはない」といった結果が出ており、非常に弱気の予想をしています。
1年先を見越しても、リターンに期待はしないほうがいいでしょう。
国内取引所はすべて撤退した
ファクトムは、かつてCoincheckに上場していましたが、2022年5月に上場廃止されました。
上場廃止の理由は、「ファクトムのアップデート動向が見込めず、安定したサービスが提供できない」というものです。
そのため、現在では国内取引所におけるファクトムの取り扱いは現時点でゼロです。
クリプト博士
ファクトム(FCT)を取り扱っているおすすめの取引所
ファクトムは今は停滞中とはいえ、注目を集めたプロジェクトを抱えており、需要もあるので、短期的な収益は見込めなくても、長期的な視野に立って投資しておきたいという人はいるでしょう。
そこで最後に、ファクトムを購入できるおすすめの取引所をご紹介します。
それは「バイナンス(binance)」です。
バイナンス(binance)の概要 | |
---|---|
最大レバレッジ | 20倍 |
取り扱い通貨数 | 370種類以上 |
現物取引手数料 | Maker:~0.1% Taker:~0.1% |
先物取引手数料 | Maker:~0.02% Taker:~0.04% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 通貨ごとに異なる |
追証の有無 | なし |
日本語対応 | あり |
取引ツール | ブラウザ スマホアプリ |
セキュリティ対策 | コールドウォレット マルチシグ対応 二段階認証 パズル認証 ログイン通知 ISOセキュリティ認証取得済 |
バイナンスは2017年に香港で設立された、仮想通貨取引量が世界最大の取引所です。
370種類以上の仮想通貨を取り扱っており、バイナンスを利用するだけでさまざまな通貨に投資することができます。
また、先物取引では最大20倍のレバレッジをかけて取引できます。
国内取引所の最大レバレッジは2倍と定められているので、バイナンスのほうが少額の資金から取引を行えます。
クリプト博士
また、現物取引やデリバティブ取引だけでなく、ステーキングサービスや流動性スワップなど、ユーザーが手数料を稼ぐことができるサービスも充実しており、流行りのNFT取引にも対応しています。
ファクトムに興味がある人の中には草コインに興味があるという人もいるでしょう。
多数の草コインも扱っているバイナンスなら、他の草コインの動向とも比較しながらファクトムに投資するかの判断もできるでしょう。
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まとめ
仮想通貨ファクトム(FCT)について詳しい情報をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
最後に、この記事の要点をおさらいしておきましょう。
- ファクトムは電子データの記録や保管を行うことができる分散型のプラットフォームである
- ファクトムの運営会社は1年以上前に解散しており、現在は開発はストップしている
- プロジェクトの需要は高いので今後価格上昇する可能性もある
今現在、そして今後しらばくは開発が再開される見込みは薄いため、「おすすめ!」とは言えませんが、プロジェクトの需要自体はかなり高いです。
クリプト博士
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