- モナコイン(MONA)の今までの価格推移
- モナコイン(MONA)の将来性について
- モナコイン(MONA)の特徴
こんにちは。サイト管理人のクリプト博士(@crypto_doctor00)です。
モナコイン(MONA)は日本で生まれた仮想通貨で、保有者の大半が日本人という少し変わった特徴を持っています。
そんなモナコインの特徴や将来性について詳しく解説していきます。
クリプト博士
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将来性の高いおすすめの仮想通貨銘柄について、仮想通貨(暗号資産)銘柄の将来性ランキングTOP5|選び方のポイントも解説で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
モナコイン(MONA)とは
モナコイン(MONA)の概要 ※右にスクロールできます |
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通貨名 | モナコイン(MONA COIN) |
シンボル | MONA |
誕生 | 2014年1月1日 |
価格(2022年5月24日時点) | 64.45円(2022年9月時点) |
時価総額(2022年5月24日時点) | 約42億円(2022年9月時点) |
発行上限枚数 | 1億512万枚 |
ホワイトペーパー | - |
公式サイト | https://monacoin.org/ |
続いて、モナコインの特徴を見ていきましょう。
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モナコインは2chが発祥の日本の仮想通貨
モナコインは、日本の巨大匿名掲示板「2ch(現5ch)」が発祥の珍しい仮想通貨です。
ソフトウェア板のわたなべ氏という人物によって、2013年12月23日にβ版がリリースされ、正式版は2014年1月1日にリリースされました。
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このように、モナコインは日本発祥なためか、保有者の大半は日本人だと言われています。
モナコイン関連の情報も日本語で書かれたものが多く、日本人にとっては利用しやすい仮想通貨となっています。
取引の9割以上が日本国内の取引所で行われており、完全に日本人向けの仮想通貨と言っても良いでしょう。
ツイキャスやTwitterと連携した投げ銭が有名
モナコインの大きな特徴としては、「投げ銭」として利用されていることです。
以前は、ライブ配信サービス「ツイキャス」や「Twitter」などとも連携し、モナコインを送金する投げ銭が活発に行われいていました。
現在でも神社の建立や語呂合わせの投げ銭など、他の仮想通貨には見られない特徴的な使われ方がなされています。
Segwitを世界で初めて実装した通貨
トランザクションから電子署名をブロックチェーン外に移すことでデータ量を圧縮する技術のことです。
この技術で、ビットコインなどが抱えていた課題のスケーラビリティ問題が解決し、取引時間の短縮化に成功しました。
その結果、モナコインの取引時間は1分30秒程度になり、モナコイン開発のもとになったライトコインよりも承認時間が約1分短くなったのです。
決済手段に特化している
2017年4月1日に施行された「改正資金決済法」により、仮想通貨が正式に決済手段として利用できるようになりました。
その流れに従って、モナコインも決済手段として利用できるようになりました。
モナコインを使用した決済方法は「モナ払い」と称する場合もあり、リアル店舗でもオンラインショップでも、モナコイン(MONA)で決済ができるお店が出てきています。
「モナ払い」ができるリアル店舗については、「MONAMAP(モナマップ)」というサイトにも表示されていますが、今後その数は増えていくと思われます。
モナコイン(MONA)の過去5年チャート
続いては、モナコインのこれまで過去5年間の値動きを確認してみましょう。
2015年~2017年の価格推移
2015年には海外の取引所「Bittrex」での上場や、堀江貴文氏がモナコインを保有したことなどが話題になったりと、モナコインは誕生当初から話題が多かったですね。
モナコイン決済に対応したサイトや、モナコイン専用の取引所もあります。
また、2015年4月にはビットコイン取引所「etwings」をZaifが買収し、4月にも価格は高騰しました。
以降のモナコインは大きく値上がりせず、低価格で推移しています。
2017年~2019年の価格推移
2017年には、モナコインは約1800円に達して市場最高値を更新しましたが、いまだにこの価格は超えられていません。
2017年は仮想通貨市場全体が大きく拡大した「仮想通貨元年」でもありました。
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仮想通貨市場全体の話をすれば、仮想通貨関連のサービスも拡充した年であり、モナコインも同年3月に世界初のSegwitを導入し、7月にはビットバンク、10月にはビットフライヤー、そして12月には韓国のUPBitに上場しました。
その後、モナコインは2017年に半減期を迎え、さまざまな要因が絡んで大きく値上がりしたと考えられます。
しかし、2018年始めに仮想通貨バブルは崩壊し、多くの銘柄は暴落しました。モナコインも3か月ほどかけて約1800円から約400円にまで下落しました。
2019年~2020年の価格推移
仮想通貨バブル崩壊後はモナコインも低価格で推移していましたが、2019年半ばから再び値上がりし始めます。
同年6月にはコインチェックがモナコインの上場を発表し、約120円から約360円にまで高騰しました。
しかしコインチェック上場後は徐々に下落しています。
2020年~2021年の価格推移
2020年は2月と8月に値上がりしました。
まず2月にはDMM Bitcoinでモナコインが上場し、その影響で値上がりしました。
さらに、8月にはモナコインが半減期を迎えたので、半減期を意識して約3か月前から値上がりし始めました。
マイニングの報酬である新規発行の仮想通貨が半分になる時期のことです。
※半減期については、ビットコイン(BTC)の半減期とは?最後はいつになる?で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
半減期は一定のタイミングで実施されるようにプログラムされていますが、3か月くらい前から投資家から意識され、半減期が近づくと仮想通貨の価格は値上がりし始める傾向があります。
モナコインの場合、2017年と2020年に半減期を迎え、いずれも半減期が訪れる前に価格上昇しました。
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2021年~現在のチャート
2021年からNFT(非代替性トークン)やDeFi(分散型金融)、そしてDAO(自律分散型組織)などが流行しました。
多くの銘柄が2021年5月と11月に高騰し、モナコインも似た値動きを見せています。
モナコインもビットコインといった主要な仮想通貨と連動した値動きをしますので、そういった主要通貨の値動きもチェックしておきましょう。
モナコインはオワコンか?
モナコインには、
「オワコンだ!」
「将来性がない!」
などといった口コミもありますが、個人的には保有していてもいいのでは?と思います。
たしかに、モナコインの勢いは落ちていて、ここ一年間では大きな値動きを見せていません。
ただ、モナコインは海外での知名度が低いので、そんなに大きな波がないのは当然といえば当然です。
実際にモナコインは有名な海外取引所では取り扱われていませんし、バイナンスやBybitにも上場していません。
しかし、日本では根強い需要がありますので、大きな価格変動はなくとも一定の価値は維持し続けると考えられます。
モナコインは10,000円になるか?モナコインの将来性
モナコインの将来性は明るいと考えている人は多いようです。
その根拠としては、次の5つがあるようです。
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決済手段として普及しつつある
ビットコインをベースに製作されている仮想通貨は、スケーラビリティ問題を抱えています。
スケーラビリティ問題とは、暗号資産(仮想通貨)に用いられているブロックチェーン技術において、1つのブロックの中に書き込めるトランザクション(取引データ)の数が限られていることが引き起こす障害の問題です。ブロックの容量がフルに達するまでデータが書き込まれると処理速度がにわかに低下し、送金遅延を引き起こしてしまいます。
モナコインは、世界初の「Segwit」実装により処理速度の短縮を実現しています。
これにより、決済手段としての仮想通貨利用の障壁を一つ乗り越え、国内を中心としてではありますが、決済手段として利用されることが増えてきました。
今後も決済手段として利用されることが増えれば、需要も高まり価格が上昇する可能性はあります。
また、決済手段としてモナコインが広まると考えられるもうひとつの理由は総発行枚数の多さです。
総発行枚数が多ければ、決済手段として頻繁に使われても問題は生じませんので、今後普及していき、価値が安定することは十分に考えられます。
取引所での扱いが拡大中
仮想通貨取引所で新たにモナコインの扱いが開始されれば、価格が上昇する可能性は十分にあります。
実際、2019年5月のコインチェック、2022年2月のDMMビットコインによるモナコインの新規上場され、価格が上昇しました。
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また、2021年11月には、GMOコインでもモナコインの取り扱いが開始されました。
モナコインは金融庁に登録されていますので、安心して取引ができる仮想通貨といえます。そのため、今後も仮想通貨取引所の取り扱いが増える可能性は十分にあります。
モナコインを取り扱う取引所が増えれば、知名度もさらに上がるでしょうから、流通量も増え価格上昇するでしょう。
アトミックスワップに対応している
モナコインは、「アトミックスワップ」に対応しています。
異なるブロックチェーンにある異なる仮想通貨を取引所を経由せずに個人間で取引ができるという技術のことです。
アトミックスワップに対応した仮想通貨はまだ多くありませんが、モナコインは対応しています。
アトミックスワップのメリットの一つは、取引所に資産や個人情報を預けないで済むという点です。
これにより、取引所を通して詐欺やハッキングに遭う可能性はなくなり、安心して取引できます。
コミュニティによるサービスの拡充
モナコインは先ほどもお話しした通り、2ch発祥の仮想通貨であることから2chファンの存在も大きいです。
現に、モナコインの日本におけるコミュニティは発展しており、その存在を広める活動をしている人も多いです。
また、「Ask Mona」「Monappy」「tipmona」などのサービスも普及しているため、モナコインを利用できる場所も増えています。
アルトコインは、投機目的で所有する人が多いですが、モナコインは投機以外にも利用できる部分があるのです。
価格推移がビットコインと相関性が高い
過去の価格推移を見ると、モナコインの価格はビットコインとの連動している傾向があります。
ビットコインが価格上昇するとモナコインも価格上昇することが多いので、ビットコインの価格が上昇したタイミングでモナコインを購入するユーザーも多いです。
今後もビットコインとの連動性に注目して投資する人は多いでしょう。
まとめ
モナコイン(MONA)の特徴や将来性について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
モナコインは日本発祥の少し変わった仮想通貨ですが、以下のような要因もあり、今後価格が上昇する可能性も十分考えられます。
- 国内取引所で次々に上場している
- 決済手段としての需要がどんどん拡大している
- 数少ないアトミックスワップに対応している仮想通貨
今後の需要の高まりも考えて、今のうちにモナコインを保有しておくのもアリでしょう。
クリプト博士