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仮想通貨テゾス(XTZ)に将来性はない?特徴と合わせて解説

テゾス(xtz)の将来性や特徴を解説

この記事で分かること
  • テゾス(XTZ)の特徴について
  • テゾス(XTZ)の将来性について
  • テゾス(XTZ)が買えるおすすめ取引所について

こんにちは!サイト管理人のクリプト博士(@crypto_doctor00)です。

この記事では、仮想通貨テゾス(xtz)についてご紹介します。

テゾスは2020年の年末に以下の大手取引所に立て続けに上場したことで当時話題になりました。

・bitFlyer
・GMOコイン

そんなテゾスの特徴や将来性について解説するので参考にしてみてください!

クリプト博士

\将来性No.1の銘柄が知りたい方へ!/

将来性の高いおすすめの仮想通貨銘柄について、「仮想通貨(暗号資産)銘柄の将来性ランキングTOP5|選び方のポイントも解説」で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

テゾス(xtz)とは

仮想通貨テゾス(xtz)

名称 テゾス
シンボル xtz
現在の価格 ¥142.31(2022年11月現在)
時価総額 ¥130,335,255,731(2022年11月現在)
時価総額ランキング 44位(2022年11月現在)

テゾスはブロックチェーンプラットフォームの1つであり、そこで使われる仮想通貨の名称でもあります。

また、独自の技術を活用しており、スマートコントラクトや分散型アプリケーションでの利用に適した仕様になっています。

現在でも注目を集めている魅力的な仮想通貨で、

  • 安全性の高さ
  • アップグレードのしやすさ
  • 意思決定への参加ハードルの低さ

を実現しており、将来性も十分に期待できる仮想通貨です。

テゾス(xtz)の特徴

テゾスには次のような特徴があります。

それぞれ詳しく解説します!

クリプト博士

LpoSを採用

テゾスでは、LPoS(リキッド・プルーフ・オブ・ステーク)というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。

コンセンサスアルゴリズムとは

取引データの真正性を担保する合意方法のことです。コンセンサスアルゴリズムは仮想通貨の特徴によって異なります。

LPoSのベースになる「PoS」は、「プルーフ・オブ・ステーク」の略であり、暗号資産の保有割合によってブロックの承認割合を決める方法です。

保有している通貨が多いほど、意思決定への影響力も大きくなります。

株式と似たようなものです!

クリプト博士

通貨を保有していれば、誰でもブロックの承認を受けられるので、誰もがブロック生成に参加できるとも言えます。

また、直接ブロック生成に参加するだけでなく、別のユーザーに自分が保有している投票力を委任できますので、より多くのユーザーがブロック生成に参加できます。

フォーマル・ベリフィケーションを導入

テゾスは独自のスマートコントラクトである「フォーマル・ベリフィケーション」を導入しています。

スマートコントラクトとは

特定の条件を満たしたときに決められた処理が自動的に実行される契約履行管理を自動化する仕組みです。

この仕組みは、正確で効率良く取引データを承認できるので、暗号資産の信頼性を高めるのに一役買っています。

また、「フォーマル・ベリフィケーション」は、OCamlという検証に適したプログラミング言語を用いており、契約内容の検証に数学的視点を用いて技術者が検証できるメリットがあります。

従来のスマートコントラクトでも、自動的に契約が実行されますが、エラー・バグを修正することは困難でした。

その点、契約の正当性を可視化できるため、後からエラーなどを修正する必要性を平等に判断できる「フォーマル・ベリフィケーション」を採用しているテゾスはより安全だといえるでしょう。

ベーキングというブロック生成システム

テゾスでは「ベーキング」と呼ばれるブロック生成システムを採用しています。

また、ベーキングを行うブロック生成者は「ベイカー」と呼ばれており、誰でもなれるわけではありません。

テゾスのブロックを生成するベイカーになるには、8,000XTZ保有する必要があります。

1XTZは現時点約150円ほどであるため、ベイカーになるためには120万円ほどかかります!

クリプト博士

初期投資は必要ですが、ベイカーになると1ブロックあたり16XTZ受け取れます。

また、ベイカー以外のユーザーはベイカーに投票権を委任すれば、手数料と引き換えに報酬をもらえ、多くのユーザーが積極的にブロック生成へ参加できるようになっています

ハードフォークがない

ハードフォークとは、ブロックチェーンのアップデートにより発生する分岐のようなものです。

仮想通貨は、取引データを記録し続ける一種のソフトウェアです。

アップデートにより従来バージョンと新バージョンの2種類に分かれるのですが、新旧ルールに互換性がない場合、ブロックチェーンは分岐してしまうことで価格変動などの原因になります。

一方、テゾスはハードフォークが発生しない仕組みであるため、頻繁にアップデートが行われても価格に影響はありません

価格や使い勝手などが安定しているため、保有しやすい暗号資産の1つと言えるでしょう

ちなみに、ハードフォークで誕生した通貨で有名なものに「ビットコインキャッシュ」があります!

クリプト博士

カレン

仮想通貨の王様と呼ばれるビットコインの親戚か…
気になります!
詳しい記事をご用意したので参考にしてみてください!

クリプト博士

ステーキングができる

テゾスは、ステーキングできる仮想通貨でもあります。

ステーキングとは

対象の暗号資産をブロックチェーンのネットワーク上に預けると報酬を受け取れるシステムです。

通常、仮想通貨投資では購入時よりも価格が上がったときに売却することで、その差分が利益になります。

しかし、この方法だと価格が下がったときに大きな損失を生む可能性があります。

ステーキングを利用していると、保有している量と期間に応じた分だけ利益を得られるため、効率良く稼げるのです。

ちなみに、ステーキングはコンセンサスアルゴリズムの種類が「PoS」関連の仕組みであることが条件です!

クリプト博士

詳しい事は以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。

テゾス(XTZ)のアップデート状況

テゾスはこれまでに11度にもおよぶアップデートを行ってきました。

先ほどもお話した通り、テゾスはアップグレードの際にハードフォークが起きないので、分岐チェーンが生じることがありません。

そのため、ネットワークの安定性を維持しながらアップデートを行うことができます。

ただ、テゾスの機能は独特で少々理解しにくいところがありますので、ここでは、これまでに完了しているアップデートおよび22年に入り完了したアップデート、最新のプロトコルアップデートについて解説していきます。

ちなみに、アップデートには世界的な都市の名称が付けられています!

クリプト博士

これまでに完了しているアップデートは以下の通りです。

完了しているアップデート一覧
  • アテネ(Athens):19年5月
  • バビロン(Babylon):19年10月
  • カルタゴ(Carthage):20年5月
  • デルファイ(Delphi):20年9月
  • 江戸(Edo):21年2月
  • フローレンス(Florence):21年5月
  • グラナダ(Granada):21年8月
  • 杭州(Hangzhou):21年12月

これらのアップデートの上に現在のアップデートが行われています。

以下は2022年に完了したアップデートです。

イサカ(Ithaca):22年4月

「イサカ(Ithaca)」は22年4月に実施されたアップデートです。これにより、テゾスブロックチェーンの高速ファイナリティとスケーラビリティの向上が可能になりました

また、コンセンサスアルゴリズムを更新することによってネットワークのさらなる高速化を実現したほか、ステーキングを実施するための要件も緩和されました。

ジャカルタ(Jakarta):22年6月

「ジャカルタ(Jakarta)」は22年6月に実施されたアップデートで、「オプティミスティック・ロールアップ」の実験的な実装を行ったほか、ネットワークにおけるプライバシー機能の改善も行われました

カトマンズ(Kathmandu):22年9月23日

「カトマンズ(Kathmandu)」は22年9月23日に実施されたばかりの最新のアップデートで、1秒あたりの最大トランザクション数増加を目的とした継続的なブロック検証の調整や、ベーキング権配布の際におけるランダム性の向上のほか、メインネットにおいてアップグレードされる「ゴーストネット」テストネットのサポート導入などが行われました

また、カトマンズでは「スマートコントラクト・オプティミスティック・ロールアップ(SCORU)」のテストがスタートしました。

SCORUではイーサリアムをはじめとするあらゆる仮想マシンをサポートすることによって、テゾスの機能性が大幅に向上するであろうと期待が高まっています。

テゾス(XTZ)のこれまでの価格推移

ここからは、テゾスのこれまでの値動きを確認していきます。

2017~2020年の価格推移

テゾスは仮想通貨全体の価格動向だけでなく、独自の材料によっても価格推移してきました。

テゾスに関するこれまでの主なニュースには以下のようなものがあります。

STEP.1
2019年2月
テゾスの最大のベーカーのであるテゾス・キャピタルがStakerDAOを発表。
STEP.2
2019年3月
南米の大手投資銀行BTGパクチュアルとドバイにあるファンドのダルマ・キャピタルが、10億ドルのSTOのパイプラインにテゾスブロックチェーンを利用することを発表。
STEP.3
2020年2月
証券トークンを発行するセキュリタイズ企業と不動産のSTOを行うエレヴェッティド・リターンズが、テゾス上で10億ドルを目標に不動産のトークン化を実施することを発表。
STEP.4
2020年4月
テゾスの共同創設者のKathleen Breitman がゲーム企業Coaseを設立。テゾス上で利用できるカードゲームのリリースを発表。
STEP.5
2020年12月
国内取引所のbitFlyer、GMOコインがXTZ(テゾス)の取扱いを開始。
STEP.5
2021年4月
フランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラルグループが、テゾス上でセキュリティトークンを発行。

テゾスは誕生時のICOにて約200億円以上の資金調達に成功し、多くの投資家から注目を集めていました。

ICOとは

仮想通貨の新規発行によ資金調達方法の一つです。詳しくは以下の記事を参照してください。

関連記事仮想通貨投資のICOについて解説|IEOとの違いとは?

そのため、ローンチ直後は流動性も高く、価格は5ドル近くまで上昇しました。

しかし、当時テゾスの開発者側で内紛が発生しており、ICOでトークンを購入した投資家たちが不安に感じた結果、2018年4月に総額2,500ドルの補償を求めた集団訴訟を起こしています。

訴訟が起こったことにより市場は警戒感を示し、2018年6月には価格が2ドル前後にまで暴落、以降は低い価格で推移し続けました。

2020年に入ると、そういった低調な状況が好転しはじめます。

まず、2020年12月8日にはbitFlyerでテゾスの取り扱いが開始され、2020年12月17日にはGMOコインにも上場を果たしました

これらのポジティブな話題に加えて、2020年末から仮想通貨市場全体が盛り上がったことでテゾスも同時期に価格が高騰しました!

クリプト博士

2021年の価格推移

次に、2021年の1年間における価格推移をチェックしましょう。

テゾスは2020年から堅調に推移していましたが、特に2021年前半に大きく高騰します。

その要因の一つとして、2021年4月にフランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラルグループが、テゾスのブロックチェーン上で500万ユーロ相当(約6億円)のセキュリティートークンを発行したというニュースが流れたことが挙げられます

しかし、その後は中国のビットコイン規制などの影響を受け、テゾスを含め仮想通貨市場全体で下降トレンドに移り変わりました。

その後、2021年7月から9月までは回復しますが、10月以降は再び下落基調となり、下落トレンドのまま2021年は終えています。

テゾス(XTZ)の今後

テゾスの今後を予測する際に、大きな影響を持つと思われる要因としては次の3つが挙げられます。

それぞれの要因について詳しく見ていきましょう!

クリプト博士

フランスの中央銀行によるブロックチェーンの実験

2020年にフランスで行われたテゾスのトークン発行実験ですが、2022年までには機関顧客向けにデジタル資産の構築・発行・取引・カストディのサービス提供を目指しています。

これにより、現状は通貨の売買や投資対象として保有されていたXTZが、債券の保有や資産として日常的に利用の機会が増えるということになります

フランスを中心としたユーロ圏でテゾスの取り扱いが増えるということになると、仮想通貨としての価値が上がり流動性も高くなるでしょう。

今後の価格が上昇する材料といえますね!

クリプト博士

ステーキングが利用できる取引所の増加

テゾスは現在、海外取引所の「Binance」「Coinbase」や国内取引所の「GMOコイン」でステーキングが可能となっています。

ステーキングを利用することで、これまでは売買の差額による利益が主となっていた仮想通貨取引において、配当収入のような安定的な収益を得ることができるようになります。

ステーキング目的で通貨を保有する人も増えているため、今後、テゾスでステーキングができる取引所が増えれば、それが通貨の流動性を高める要因の一つとなるでしょう。

流動性が高まると価格上昇も期待できますね!

クリプト博士

NFTプロジェクトの立ち上げ

テゾスはNFTにも積極的に取り組んでいます。

NFTプロジェクトの詳細

色をNFT化して売買が行える「tzcoloer」というプラットフォームや、NFT音楽プラットフォームである「OneOf」などのプロジェクトがスタートしています。

2021年に比べると、2022年のNFT市場は取引量が下がっていますが、再びNFTに注目が集まることで、テゾスを利用するユーザーが増える可能性は十分にあります。

テゾス(XTZ)の今後の価格予想

テゾスの今後の価格予想について海外メディアである「Digitalcoin」の価格予想をご紹介します。

予想年 予想価格
2022年 9.1ドル
2025年 17.05ドル
2028年 23.18ドル

Crypto Coin Societyは、短期的にも長期的にもテゾスの価格は上がると予想しています。

予想通りに価格が推移すれば、長期保有しておくと4年後には約3倍の価格が見込めることになります。

価格が高騰すると予想するポイントとしては以下の2つの要因が挙げられています。

  • LPoSという独自のアルゴリズムによる流動性の高さ
  • ードフォークの必要がないことによる価格の安定性

LPoSにより少ない投資金額の人でもステーキングに参加しやすくなることで、通貨自体の流動性が高くなり、価格の上昇するという予想のようです。

また、ハードフォークに起因する価格下落リスクがないため、価格は安定するとも見られています。

テゾスは2021年半ばから下落基調に陥っていますが、上記の予想を参考にするなら現状は投資のチャンスだとも言えますね!

クリプト博士

テゾス(XTZ)が購入できるおすすめの国内取扱取引所

ここでは、テゾスが購入できる国内取引所のうちおすすめの3社をご紹介します。

おすすめの取引所
  • GMOコイン
  • DMM Bitcoin
  • bitFlyer
それぞれ簡単に説明しますね!

クリプト博士

GMOコイン

GMOコイン

最低取引数量 0.0001BTC
出金手数料 無料
入金手数料 無料
送金手数料 無料
取り扱い通貨 18通貨

GMOコインは、ゴールドウォレット管理や情報セキュリティの国際標準企画の内容が適用されており、安全性が高いといえるでしょう。

レバレッジ取引ができるので、より少額の資金で効率よく利益を上げることが可能です。

ただし、相場の変動が激しくなると、スプレッドが広くなったり、買いの制限が入る場合もありますので、注意が必要です。

DMM Bitcoin

DMM Bitcoin

最低取引数量 0.001BTC
出金手数料 無料
入金手数料 無料
送金手数料 無料
取り扱い通貨 11通貨

DMM Bitcoinは入手金手数料・送金手数料が無料で、スプレッドも狭い、手数料面が非常に優秀な取引所です。

大手企業DMMグループによって運営されているので信頼面でも安心です。

bitFlyer

bitFlyer

最低取引数量 販売所:0.00000001BTC
取引所:0.001BTC
FX:0.01BTC
出金手数料 三井住友銀行:220円~440円
三井住友以外の銀行:550円~770円
※出金額により異なる
入金手数料 住信SBIネット銀行:無料
上記以外のネット銀行:330円銀行振込
銀行振込:無料(※銀行振込手数料は別)
送金手数料 0.0004BTC
※通貨により異なる
取り扱い通貨 販売所:15種類
取引所:6種類

取引所の利用には手数料がかかりますが、販売所は無料で利用できます。

bitFlyerは国内の仮想通貨取引所の中では規模が大きいですので、安心感があります。

また、専用のスマホアプリが使いやすく、レートをこまめに確認したい人にはいいでしょう。操作も簡単なので、初心者にはおすすめです。

テゾスに関するよくある質問

最後に、テゾスに関するよくある質問にお答えします。

テゾス財団とは?

テゾス財団は、スイスを拠点としており、テゾスブロックチェーンを使用してdAppsの開発や、Web3を一般へ普及するための活動をしている団体のことです

近年は、マンチェスター・ユナイテッドやRed Bullレーシングなどのスポーツチームとの提携を積極的に行い、知名度を向上させています。

テゾスに発行上限はあるのか?

ビットコイン(BTC)と違い、テゾスに発行上限はありません

通貨の量が多くなると市場での希少性が少なくなり、価格が上昇しにくい傾向がありますので、多くの仮想通貨は運営元が通貨を買い戻し、バーンを実施して通貨を使用できなくすることで流通量を調整しますが、テゾスではバーンは行われません。

そのため、通貨の価値は大きく上昇しづらいですが、市場に安定して供給されるというメリットがあります。

まとめ

仮想通貨テゾス(xtz)について詳しく解説しましたが、いかがだったでしょうか?

最後にもう一度、テゾスの特徴をおさらいしておきましょう。

テゾスの特徴
  • LpoSを採用
  • フォーマル・ベリフィケーションを導入
  • ベーキングというブロック生成システム
  • ハードフォークがない
  • ステーキングができる

すべての仮想通貨にいえますが、現在は仮想通貨市場全体が下落トレンドに入っています。そのため、どの通貨も軒並み価格は下落中です。

ただ、プロジェクトの需要が高い通貨も多いので、逆にこの下落トレンドの間に通貨を購入しておくのもアリでしょう

もし、テゾスを購入するなら先ほどご紹介した3つの取引所がおすすめですよ!

クリプト博士

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