- ビットコインの半減期とは?
- 半減期がビットコインに与える影響について
- 次回の半減期について
こんにちは。サイト管理人のクリプト博士(@crypto_doctor00)です。
ビットコインには『半減期』というものがあり、価格変動に大きな影響を及ぼします。
この記事では、そんなビットコインの半減期について詳しく解説していきます。
【関連記事】
ビットコインの詳細については、「ビットコイン(BTC)の将来性や今後の動向について」で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
クリプト博士
ビットコインの半減期とは
ビットコインの半減期とは、マイニング報酬が半減する期間のことを指します。
これだけ聞いてもいまいちピンとこないと思いますので、マイニングの仕組みについて簡単に解説します。
誰がどのくらいの通貨を使ったのかをインターネット上の台帳に記録する作業のことです。マイニングに成功したマイナーには報酬として新規発行されたビットコインが提供されます。
要するに、マイニングの成果報酬として新規でビットコインが貰えるのです。
ただし、際限なく発行していては貨幣としての価値がなくなりますので、ビットコインの発行枚数は上限2,100万枚と決められています。
ただ、そのままなんの制限も設けられていなければマイニングはどんどん進むので、上限を超える恐れがあります。
そこで、発行量をコントロールするためにマイニング報酬が半分になる「半減期」が設けられているのです。
また、半減期はビットコインの価値を維持するためだけでなく、インフレ防止のためにも実施されています。
なぜなら、マイニングが進みすぎると需要を超える量が流通することになり、インフレを起こしかねないからです。
クリプト博士
ビットコインと過去の半減期の関係性
ビットコインの半減期とビットコインの価格の上昇との間には明らかな相関関係があります。
もちろん、半減期だけでなく様々な要因の影響を受けますが、それでも半減期は大きな影響力を持ちます。
クリプト博士
2012年の半減期
2012年11月28日に最初の半減期がありました。
ちなみに、半減期のブロックは「Radeon HD5800マイナー」を使用している誰かによってマイニングされました。
その際のビットコインの価格変化は以下の通りです。
- 半減期前のブロック:ブロックあたり50BTC
- 半減期後の新しいブロック:ブロックごとに25BTC
- 半減日の価格:$12.35
- 150日後の価格:$127.00
2012年11月の前半の時点でビットコインの価格は約$11でしたが、1年以内に100倍に上昇しました。
2016年の半減期
2番目の半減期は2016年7月9日に発生しました。
その際の価格変化は次の通りです
- 半減期前のブロック:ブロックあたり25BTC
- 半減期後の新しいブロック:ブロックあたり12.5BTC
- 半減日の価格:650.63ドル
- 150日後の価格:758.81ドル
2番目の半減期でビットコインネットワークは420,000ブロックのマイルストーンに到達しました。
また、ビットコインの価格は数か月間500ドルから1,000ドルの間で変動し、最終的には2017年12月までに約20,000ドルに上昇しました。
2020年の半減期
3番目の半減期は2020年5月11日に発生しました。
- 半減期前のブロック:ブロックあたり12.5 BTC
- 半減期後のブロック:ブロックあたり6.25 BTC
- 半減日の価格: 8821.42ドル
- 150日後の価格: $ 10,943.00
3番目の半減期は暗号通貨市場全体の強気な傾向と一致しました。
この半減期の時点で、ビットコインは約9,000ドルで取引されており、年末までに約3万ドルに上昇しています。
半減期がビットコインに与える影響とは?
ビットコインの半減期の価格への影響は以下のようにまとめられます。
- ビットコインの半減期前後での価格変動
- 小規模の個人マイナーの撤退
過去の半減期において、半減期前後でビットコインの価格が大きく変動していることは先ほどお話しした通りです。そのため、今後続いていくビットコインにおける半減期でも同じように価格を変動させると考えられます。
クリプト博士
カレン
また、ビットコインの半減期によりマイニング報酬がどんどん減っていきます。具体的には、半減期によってマイニング報酬の量は「半分」になってしまいます。
これは小規模なマイナーにとってはかなりの痛手となるでしょう。そして小規模なマイナーが撤退することで市場の価格変動率も小さくなるのではないか?とも言われています。
半減期はいずれ消失する
先ほどもお話しした通り、ビットコインは発行枚数に上限がありますので、いずれは新たに発行されなくなります。
そのため、ビットコインの半減期には終わりがあるのです。
ということで、発行枚数の上限を迎えたときの影響についても紹介しておきます。
ビットコインの半減期は33回までで終了となります。33回目の半減期が終わると全てのビットコインが世に出回り、新たに発行されることはなくなります。
その際、マイニング作業自体はなくならずそのまま続けられますが、報酬はなくなってしまいます。
カレン
クリプト博士
ちなみに、ビットコインの半減期が終わるのは今のペースであれば2140年ごろと予想されています。
次回の半減期は?
ビットコインの半減期は約4年間隔で発生している大イベントです。
そのため、次回の半減期は2024年と予想されていて、さらに、2024年2月から2024年6月の間に発生するとされています。
2024年の半減期後の価格予想
2024年の半減期はビットコインの普及が進んだ状況で迎えるので、価格にも少なからず影響が出るでしょう。
また、半減期について世の中の認識は初期のころに比べてはるかに普及しています。投資家の中には、さらに早い段階から買いを入れる人も出てくるでしょう。
そのため、ビットコインの価格は安定していき、現実社会の経済を支える暗号資産(仮想通貨)として流通することが予想されます。
また、半減期を繰り返すことで供給量が下がれば「それだけ希少性が増して価格も上昇する」という予測もありますが、逆に価格が安定して誰でも使用できる資産になる可能性もあるでしょう。
クリプト博士
先ほどもお話しした通り、マイニング報酬が半減することで、採算が合わない小規模マイナーの数が減るとされています。すると、ハッシュレート(ビットコインの処理速度)が低下しますので、価格の下落につながることもあり得るのです。
しかし、これは一時的なもので、「大規模なマイナーに移行することで価格変動が安定し、徐々に小さくなっていく」と予想する声もあり、今後も目を離せない投資対象であることは間違いないでしょう。
まとめ
ビットコインにおける半減期について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
記事内でも解説したとおり、半減期はビットコインの価格変動に大きな影響を及ぼします。
そのため、
- 次の半減期はいつなのか?
- 半減期によってどういった影響があるのか?
は最低でも把握するようにしておきましょう。