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ビットコイン(BTC)のクジラとは?市場に与える影響を考察

ビットコインのクジラについて解説

この記事で分かること
  • ビットコインにおけるクジラとは?
  • クジラがビットコイン市場に与える影響について
  • 著名なクジラを紹介

こんにちは。サイト管理人のクリプト博士(@crypto_doctor00)です。

この記事では、仮想通貨業界における「クジラ」とは何か?について解説します。

初心者からすると「クジラ」と聞いてもいまいちピンとこないと思いますが、ビットコイン市場における影響力は結構大きいので、ここでしっかりと理解しておきましょう。

【関連記事】

ビットコインの詳細については、「ビットコイン(BTC)の将来性や今後の動向について」で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

それでは、クジラについて詳しく解説していきます!

クリプト博士

ビットコインにおけるクジラとは

クジラとは

ビットコインを大量に保有している個人や事業体のことです。約1000のアカウントが確認されており、市場の40%を占めているといわれています。

デビッド・ジェラルドがテレグラフに語ったところによると、クジラと呼ばれる大手企業は簡単にビットコインの価格を動かすことができるそうです。

カレン

市場全体の40%も占めていたらありえない話ではないですね!

また、テレグラフは「ビットコイン全体の約13%である数百億ドル分が100余りのアカウントに眠っている」と業界のデータから推測できるとも報じています。

Pointまとめ
  • クジラとはビットコインの40%を所有している約1000の大口保有者のこと
  • クジラは暗号通貨の価格を操作している可能性大

クジラがビットコイン市場に与える影響とは

クジラの動向を知ることができれば、今後、その価格変動の傾向をある程度推測する材料になるという意見もあります。

【具体例】

例えば、クジラが大量に取引を行っている場合はしばらく価格変動が続く可能性があり、クジラの動いていない状況であれば中長期的な不安材料には繋がらないと見て、一時的な価格変動と判断することができるかもしれません。

こうした価格変動要因を分析する際は、「クジラ・クラスター」が注目されます。

クジラ・クラスターとは

クジラが一斉にポジションを保有した価格帯のことです。

クジラがビットコインを安く購入した場合には、利益が出る価格帯で売却しようとします。

一方、クジラが市場を弱気だと判断した場合は、購入したポジションより上の価格で大量保有しているビットコインを一斉に手放すことがあります。

このように、クジラの動きは価格の急落につながっています。

ちなみに、クジラが購入した価格帯についてはビットコインアドレスから知ることができます!

クリプト博士

ビットコインアドレスとは

ビットコインアドレスとは、ビットコインを利用するに当たっての「口座番号」のようなものです。ビットコインアドレスは、1 または 3 から始まる 27~34 文字の英数字からなっており、公開鍵から生成されます。

bitFlyer用語集より引用

過去の実例では、2020年3月に数日で50%ほど下落した時と、2021年2月に1日で20%ほど急落した時は同じクジラが大量売却したことが指摘されています。

このような特徴を逆手にとって分析すれば、クジラ・クラスターはサポートラインだと見ることもできます。

なぜなら、プロである機関投資家が購入価格よりも下がる可能性は低いと判断したとみられるからです。

また、クジラが価格を維持するために追加で購入することも考えられます。

大口保有者が増加傾向にあるビットコイン市場においては、今後はクジラの動向は無視できない存在といっていいでしょう。

むしろクジラが増えれば増えるほど、その影響力は大きくなるといっても過言ではありません!

クリプト博士

クジラの動向を知らせるアラートツールについて

仮想通貨の価格変動について日頃から注意を払っている人の中には、大幅に変動したことを知らせるアラートツールやサービスを利用している人もいます。

市場価格が大きく動いたタイミングに合わせてビットコインなど仮想通貨を売買して取引しているのです。

具体的には、以下のようなツールがあります。

ツール一例
  • 【Whale Alert(ホエール・アラート)】
    ビットコインのトランザクションをリアルタイムで監視し大口取引が行われた際にTwitterやメールによるアラートを発しその動向を追跡するサービス
  • 【Whalemap(ホエールマップ)】
    クジラの動向を可視化し市場の上昇・下降トレンドを察知するツール

この他にも、ユーザーが求める情報に合わせてカスタマイズができる有料サービスもあります。

ただし、これらはあくまでも分析会社の独自調査による情報をもとにしています。

正確なものかどうかの判断は利用者側にゆだねられるので、利用する場合は自己責任で扱うようにしましょう。

ビットコイン・クジラ一覧

最後に、ビットコインのクジラとして名の知られているビットコイン保有者をご紹介します。

著名なクジラ一覧
  • サトシ・ナカモト
  • ブルガリア共和国
  • BitFinex
  • The FBI
  • ウィンクルボス兄弟
それぞれ簡単に説明していきます!

クリプト博士

サトシ・ナカモト

言わずもがな、ビットコインの創設者です。

彼は、110万ビットコインを保有していると言われており、ドルに換算すると60億ドルに相当します。

カレン

1ドル130円だから…
約7800億円だね!

クリプト博士

まだビットコインに手を付けていないと噂されていますが、もし保有する全てのビットコインを売却するとなれば、ビットコインの価格は一瞬で暴落する可能性があります

ブルガリア共和国

ヨーロッパにあるバルカン半島に位置するブルガリア共和国もビットコインのクジラと言われています。

同国は犯罪組織の取り締まりによって21万3519ビットコインを押収しましたが、これは国の債務の4分の1を支払える額だそうです。

2018年6月時点で押収したビットコインを含む仮想通貨の価値は12億ドル相当だとも言われています!

クリプト博士

ブルガリア政府は、押収した仮想通貨の取り扱いについてはコメントを差し控えていますので、市場にどのような影響を与えているのかは一切が謎に包まれています…。

BitFinex

仮想通貨取引所のBitFinexは約16万3133ビットコイン、10億ドル相当を保有しています。

ビットコインはコールドウォレットに保管され、サイバー攻撃などから守られているそうです。

B

The FBI

FBI(米連邦捜査局)は、Silk Roadなどの犯罪組織を取り締まった結果、14万4000ビットコインを押収したそうです。

そのほとんどは米仮想通貨取引企業Digital Currency Groupの創設者であるバリー・シルバート氏に既に売却されたようです。

ウィンクルボス兄弟

双子のタイラー・ウィンクルボス氏とキャメロン・ウィンクルボス氏は、最初のビットコイン長者として知られています。

ウィンクルボス兄弟は、Facebookのアイディアを米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)に盗まれたと提訴し、賠償金として6500万ドルを受け取っています。

そのうちの1100万ドルで13年に150万ビットコインを購入し、現在流通しているビットコインの約1%の量を保有しているといわれています。

その価値は4億ドルに上ります!

クリプト博士

まとめ

ビットコイン市場に影響を及ぼす「クジラ」について解説しましたが、いかがだったでしょうか?

少しマニアックな内容だとは思いますが、ビットコインで暗号資産取引をするなら押さえておくべきポイントと言えるでしょう。

ビットコインの特徴やビットコインに影響を与える「クジラ」について理解したら、実際に取引所で取引を始めてみましょう。

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クリプト博士

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