- シンボル(XYM)の特徴
- シンボル(XYM)のこれまでの価格推移
- シンボル(XYM)の将来性について
こんにちは。サイト管理人のクリプト博士(@crypto_doctor00)です。
シンボル(XYM)は、仮想通貨ネム(NEM)をアップグレードしてネムのブロックチェーン上に新たに作られた仮想通貨です。
2021年11月には大手海外取引所のBybitに上場したことでも話題になりました。
この記事では、そんなシンボル(XYM)の特徴や将来性など詳しく解説していきます。
クリプト博士
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シンボル(XYM)とは
シンボル(XYM)の概要 ※右にスクロールできます |
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通貨名 | シンボル(symbol) |
シンボル | XYM |
誕生 | 2021年3月 |
価格 | 5.68円(2022年9月時点) |
時価総額 | 約316億円(2022年9月時点) |
発行上限枚数 | 89億9999万9999枚 |
ホワイトペーパー | - |
公式サイト | - |
冒頭でもお話したとおり、シンボルは仮想通貨ネム(XEM)をアップグレードしているブロックチェーン、および、そのネイティブトークンです。
そのため、シンボル(XYM)は基本的にはネム(XEM)の機能や特徴を引き継いでいます。違うといえば、主にセキュリティ面が大幅に改善されているという点です。
そのセキュリティ面の高さから、ネムが個人向けの仮想通貨銘柄であるのに対して、シンボルは法人向けといえます。
そんなシンボルの特徴をさらに詳しく見ていきましょう。
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トランザクションの処理速度が速い
シンボルの大きな特徴は、なんといってもトランザクションの処理速度の速さです。
シンボルはネムをアップグレードした仮想通貨・ブロックチェーンでしたね。
アップグレードは取引の処理速度にも施されており、その速さは大きく改善されています。
後ほどお話ししますが、シンボルのスケーラビリティやセキュリティの高さは高く評価されており、2022年FIFAワールドカップのホテル建設にも採用されることが決定しています。
マルチシグを標準装備
シンボルの特徴として、マルチシグを標準導入していることも挙げられます。
仮想通貨の取引や送金を行う際の署名を複数回行うシステムで、このシステムを導入することでセキュリティ面を格段に向上させることができます。
多くの仮想通貨取引所でもマルチシグが導入され取引の安全性を高めるための要になっていますが、シンボルにはこのマルチシグが標準的装備されています。
ハーベスト(収穫)で受け取ることができる
ビットコインの取引を承認する際のプロセスである「マイニング」という言葉を聞いた方も多いと思いますが、シンボルでもトランザクションの承認作業はあります。
その作業プロセスを「ハーベスト」と呼んでいます。
ハーベストを行うとシンボルを「金利」として受け取れます。
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シンボル(XYM)の過去の価格推移
次に、シンボルの過去の価格推移を見ていきましょう。
上場~2021年9月までの価格推移
まずは、上場から2021年9月までの価格推移を確認しましょう。
上場後は大きな期待があったことや仮想通貨市場全体の大きな上昇トレンドに乗って、シンボルも大きく価格が上昇しました。
しかし、一時的な過熱感の停滞や中国での仮想通貨禁止のニュースなどが原因となり、下落相場に転じます。
2021年10月~現在までの価格推移
2021年9月頃までは、下落相場が継続していたシンボルですが、2021年10月頃より上昇相場に転じます。
一つの要因は仮想通貨市場全体が上昇トレンドに転じたことですが、シンボルとしても国内取引所のGMOコインへの上場が発表されたことがあり、これも大きな要因だったのでしょう。
また、2021年11月には大手海外取引所のBybitに上場することも発表され、一時的に0.55ドルの価格を記録しています。
その後はFRBよるQT(資産縮小)や利上げの議論が始まり、現在まで下落相場が続いています。
シンボル(XYM)の将来性
シンボルの今後の価格推移に影響しそうな要因を見ていきましょう。
シンボルの今後に影響しそうな要因としては次のようなものが挙げられます。
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2022年のFIFAワールドカップのホテル建設に使われる
出典:NEM財団
シンボルは、2022年にカタールで開催されるFIFAワールドカップのホテル建設に採用されました。
主に、ホテル建設の情報を管理するプラットフォームとしてシンボルが使われることになっており、実装されればほぼ間違いなく価格に影響するでしょう。
セキュリティが高く法人向けのブロックチェーンであるからこそ、今後は他のプロジェクトでもシンボルが利用される可能性も十分に考えられます。
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DeFi市場への参入
シンボルがDeFi市場へ参入することも考えられます。
現在はまだ具体的な発表はされていませんが、シンボルがブロックチェーン開発団体として有名な「Fantom Foundation」とのパートナーシップを締結しているので、十分にあり得る話です。
もし、シンボルがDeFi市場へ本格的に参入することになれば大きな実需が生まれる可能性が高いので、価格も大きく変動する可能性があります。
Defi分散型金融とは
DeFiとは、金融仲介をディスラプトすることを目的にブロックチェーン上に構築された金融アプリケーションを表す用語だ。主にイーサリアムブロックチェーン上にスマートコントラクト技術を活用して構築されている。
DeFiは、ビットコインを支えるテクノロジーであるブロックチェーンからインスピレーションを受け、取引履歴のコピーを複数の人や組織が保有できるため、中央集権的に管理することはしない。
中央集権型システムや人間の管理者は、取引のスピードや進化を制限してしまう可能性があり、一方のユーザーは自身のお金を直接管理できなくなる可能性があるためだ。
DeFiに注目すべき理由は、ブロックチェーンの用途を単なる価値の移動から、金融での複雑な用途に拡大することにある。
新しい仮想通貨取引所への上場
シンボルは、新しい仮想通貨取引所に上場することも十分に考えられます。
実際、2021年11月には大手海外取引所であるBybitに上場し、知名度が上昇しました。今後も需要の拡大とともに別の大手取引所に上場し、知名度が上がる可能性もあります。
新しい取引所での取り扱いが発表されれば、シンボルの価格も変動することが考えられるので、今後の動向には注目しておく必要があるでしょう。
シンボル(XYM)に関するニュースまとめ
最後に、シンボルに関する最近のニュースをまとめます。
上場に関するニュース
【DMM Bitcoinで上場】
国内暗号資産(仮想通貨)取引所DMM Bitcoinのレバレッジ取引において、新たにシンボル:Symbol(XYM)が取り扱われることが3月9日分かった。
【フォビジャパンで上場】
国内で暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するフォビジャパン株式会社が、新たに暗号資産シンボル:Symbol(XYM:ジム)の取り扱いを開始することが1月11日分かった。
クリプト博士
その他のニュース
【GMO、シンボル(XYM)のステーキングサービス開始】
国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインが、暗号資産シンボル:Symbol(XYM:ジム)のステーキングサービスを2月24日より開始することが分かった。
クリプト博士
まとめ
シンボル(XYM)の特徴や将来性について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
シンボルは以下のような要因で今後価格が上昇する可能性は十分考えられます。
- 2022年のFIFAワールドカップのホテル建設に使われる
- DeFi市場への参入
- 新しい仮想通貨取引所への上場
そのため、今のうちにシンボルを購入して保有しておくのもアリでしょう。
クリプト博士