仮想通貨Decentraland（MANA）の将来性や特徴について解説

こんにちは。サイト管理人のクリプト博士(@crypto_doctor00)です。

Decentraland(MANA)は、VRプラットフォーム上で利用されることを想定された仮想通貨です。

具体的に言うと、Decentralandはイーサリアムのブロックチェーンを活用したNFTゲームで、MANA(マナ)はDecentraland内で用いられる仮想通貨のことです。

この記事では、そんなDecentraland(MANA)の特徴や将来性について詳しく解説します。

Decentraland(MANA)の概要

Decentralandは2020年に一般向けにリリースされました。

ICOによる資金調達で約二十数億円を開始からわずか数十秒で調達しました今最も注目度の高い仮想通貨となっています。

Decentralandでは、Minecraft(マインクラフト)のようなVR空間内に「LAND」と呼ばれる土地を購入します。

仮想空間内のアイテムや建物をカスタマイズするゲームで、それらを売買することで利益を得ることができます。

すでに日本でもDecentraland上にNFTを活用したメタバースの文化都市「メタトーキョー」を作る構想も発表されています。

Decentraland(MANA)の特徴

Decentraland(MANA)はメタバース社会を代表する新時代の仮想通貨といえるでしょう。

Decentraland(MANA)の特徴を上げると次のようなものがあります。

Decentraland内でNFTを売買できる

Decentraland(MANA)は、Decentraland内において利用することができます。

ユーザーは、Decentraland内で広大な空間を探索したり他プレイヤーとミニゲームを楽しんだりできます。

自分の土地(LAND)を持てる

Decentraland内でユーザーは、個人でLANDを持つことができます。

Decentralandという広大な土地の一部をLANDとして売買することで、Decentraland(MANA)を稼げるのです。

また、自分でカスタマイズしたLAND内で作ったアイテムはスマートコントラクトによってユーザー個人で保有可能です。

LAND内のアイテムの所有者は情報がスマートコントラクトによって、ブロックチェーンで承認記録されているので、本人以外だれもそのデータを触れません。

他のNFTゲームと互換性がある

他のDecentraland内で作ったアイテムは、他の提携したNFTゲーム上でも利用することができます。

NFT自体まだまだこれから社会に浸透していく技術と言われています。

Decentraland、そしてNFTが発展するのに従ってDecentraland(MANA)の価値も上昇するでしょう。

Decentraland(MANA)の現在の価格動向

Decentraland(MANA)は現在、下落相場にあります。2021年11月に高値を更新後、大きく価格を落としてきました。

これは、仮想通貨全体での下落が要因と思われます。

実際、直近2022年からの動きは、代表的な仮想通貨であるBTCやETHと似たような動きになっていることからも、Decentraland(MANA)単体で何か不安要因があるというよりも仮想通貨市場全体の流れの影響を受けているといえます。

Decentraland(MANA)のこれまでの価格動向

Decentraland(MANA)のこれまでの価格動向も見てみましょう。

Decentraland(MANA)はこれまで長い間0.5ドルから1ドル近辺を推移していました。

しかし、2021年11月から突如暴騰がはじまり、価格は11月後半一度最高値の6ドルをつけます。

その後再び下落して、2021年初頭の1ドル付近まで価格を戻しています。

Decentraland(MANA)の今後の見通しは？

Decentralandの今後の見通しについても見ていきましょう。

Decentraland(MANA)の価格上昇の要因となるものとしては次のようなことが挙げられます。

企業のDecentralandへの参入

Decentralandには多くの企業が関心を寄せています。

今後も、有名企業がDecentralandに参入すれば、Decentralandのユーザー数が増加し、仮想通貨MANAの価値も上昇すると予想されます。

新規上場への期待感

仮想通貨MANAは、現在時点では日本国内の仮想通貨取引所では取り扱いがありません。

しかし、Decentralandへの注目が高まっていることや、「メタトーキョー」のプロジェクトが始動していることなどから、今後日本国内の仮想通貨取引所に上場する可能性は十分にあります。

仮想通貨が取引所に新規上場すると価格が上がる傾向があります。

Decentraland(MANA)の注意点

Facebookが発表して以来、メタバースは大きな潮流となり、市場規模が拡大すると期待されます。

一方、VR空間を提供するのはDecentralandだけではありません。

同じブロックチェーンゲームである「The Sandbox」でもLANDの購入やアイテムの売買が可能であり、The Sandbox内の仮想通貨SANDにも注目が集まっています。

The Sandboxはシリーズを通して全世界で4000万ダウンロードを達成するなど、ユーザー数の多いゲームです。

また、仮想通貨エンジンコインを開発したエンジン社は、ブロックチェーン上でマインクラフトをプレイできる「EnjinCraft(エンジンクラフト)」をリリースしました。

マインクラフトは1億人以上のユーザーを持つことから、エンジンコインへの注目度も高まっています。

つまり、注目されている分野なだけあって競合が多いというわけです。

Decentraland(MANA)を取り扱う仮想通貨取引所

最後に、Decentraland(MANA)を取り扱っている取引所をご紹介します。

Decentraland(MANA)を取り扱っている有名な海外の仮想通貨取引所は次の2つです。

Binance(バイナンス)

Binance(バイナンス)は、最大級の規模を誇る中国の仮想通貨取引所です。

100種類以上の仮想通貨を取り扱っており、ビットコインやイーサリアムなど主要な仮想通貨以外にも、多くのアルトコインを取り扱っています。

MANA以外にも「SAND」や「エンジンコイン」などNFT関連銘柄の取り扱いも豊富です。

海外の仮想通貨取引所ではありますが、Binanceの公式ホームページは日本語にも対応しているので、英語が苦手という人でも取引しやすいでしょう。

OKEx(オーケーイーエックス)

OKEx(オーケーイーエックス)も中国の大手仮想通貨取引所で、2017年に設立されました。

バイナンス同様、100種類以上の仮想通貨を取り扱っています。

OKExでは、現物取引のほかレバレッジ取引や先物取引など様々な取引ができます。

まとめ

仮想通貨Decentraland(MANA)の特徴や将来性について解説しましたが、いかがだったでしょうか？

Decentraland(MANA)は、メタバースやNFTの需要の拡大とともに今後さらに価格が上昇する可能性は十分考えられます。

そのため、今のうちに先程ご紹介した取引所で購入して保有しておくのもアリです。

ただし、競合となる通貨は他にもあるので、どの通貨が今後伸びてくるのかどうかある程度ご自身で判断する必要があります。