- 仮想通貨Lisk(リスク)の特徴
- 仮想通貨Lisk(リスク)のこれまでの価格推移
- 仮想通貨Lisk(リスク)の将来の価格予想
こんにちは!サイト管理人のクリプト博士(@crypto_doctor00)です。
仮想通貨の種類は数千種類あるとされ、それぞれ用途や特徴などが異なります。
その中でも「Lisk(リスク)」は最近注目されている銘柄の一つです。
※以降はリスクと表記。
リスクとは、分散型プラットフォーム内で利用される仮想通貨で、スマートコントラクトの実装を目標としています。
クリプト博士
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将来性の高いおすすめの仮想通貨銘柄について、「仮想通貨(暗号資産)銘柄の将来性ランキングTOP5|選び方のポイントも解説」で詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
仮想通貨Lisk(リスク)とは
名称 | リスク |
---|---|
シンボル | LSK |
現在の価格 | 144.94円(2022年11月時点) |
時価総額 | 18,683,189,759円(2022年11月時点) |
時価総額ランキング | 178位(2022年11月時点) |
冒頭でも話したとおり、リスク(LSK)は2016年にドイツのベルリンで開発された分散型プラットフォーム内で利用される仮想通貨です。
クリプト博士
分散型アプリケーション名がLiskで、仮想通貨としての名称がLSKとなります。
Liskは開発途上で、アップデートを多く控えており、仮想通貨としての可能性はまだまだ未知数だといえます。
ただし、注目度は高く、国内では複数の取引所でリスク(LSK)の取り扱いが開始されています。
仮想通貨リスク(LSK)の特徴
リスクの特徴について詳しく見ていきましょう。
先ほど開発途上だと書きましたが、リスクはまだまだ未完成で今後の発展が見込まれる仮想通貨です。
リスクには、次のような他の仮想通貨にはない特徴があります。
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JavaScriptで開発されているので参入しやすい
LSKのアプリケーション開発には「JavaScript」という言語が用いられています。
ブラウザ上のページを動的なものにするために使われるもので、多くのWebサイトに用いられているメジャーな言語です。
扱える人が多く、多くの人がアプリケーション開発に参入しやすいという利点があります。
例えば、同じdAppsの開発ができるイーサリアムでは「Solidity」という独特の言語が用いられているため扱える人が少なく、リスクと比べると開発に参入するのは難しいです。
独自のDPoSを採用してエコである
リスクでは独自の「DPoS(Delegated Proof of Stake)」というコンセンサスアルゴリズムを用いています。
コンセンサスアルゴリズムとは
新しくブロックチェーンを追加する、つまりは通貨発行するために必要な条件を決める仕組みのことです。
ビットコイン等が採用している「PoW(Proof of Work)」では、通貨発行のためにマイニングで大量に電力を消費するため、環境への影響が問題となっていました。
それに対して、DPoSでは通貨を保有しているだけで自動的に承認作業、つまり通貨の発行に貢献できるため、環境への影響は少ないです。
サイドチェーンを採用している
リスクではメインとなるブロックチェーンに加え、もうひとつのブロックチェーンである「サイドチェーン」が採用されています。
メインとなるブロックチェーンのみの場合、取引情報が集中して処理速度が落ちてしまうのがデメリットでした。
ですから、ビットコインやイーサリアム等は、処理速度の低下するという問題を抱えていました。
こういった情報が多すぎて処理能力が足りなくなることを「スケーラビリティ問題」と言いますが、リスクはこのスケーラビリティ問題をサイドチェーンを採用することで解決しています。
ステーキングに対応している
リスクでは「ステーキング」することで資産を増やすことができます。
仮想通貨を保有することで、新たなブロックチェーンの生成に貢献して報酬を受け取る方法です。
ステーキングは放置するだけでいいので、売買の手間がほとんどかかりません。
また、利回りも3~6%程度と銀行預金と比べると圧倒的に高いため、余っている通貨があればステーキングで利益を狙ってみるといいでしょう。
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上限枚数が定められていない
リスクは発行上限が定められていません。
ですから、円やドルなどの法定通貨と同じく、通貨を発行しすぎるとインフレを起こし、通貨自体の価値が下がる可能性があります。
ビットコインなどの場合、発行上限が決まっているために、希少価値が生まれ価格上昇に繋がっています。
将来的にリスクが過剰に発行されれば、価値が下がってしまう可能性はありえます。
仮想通貨リスク(LSK)の価格推移まとめ
続いては、リスクのこれまでの価格推移を見ていきましょう。
リスクの値動きのうち、特に大きな影響があったのは次の3つです。
- 2016年:国内取引所に上場
- 2018年:リブランディングを実行
- 2020年:ステーキングサービスが開始
クリプト博士
2016年:国内取引所に上場
リスクは2016年に初めて取引が開始されました。
すぐに国内取引所への上場も決定したので、注目を集め、1LSK=400円台まで高騰しました。
しかし、その後は下落して仮想通貨バブルまで目立った値動きはありませんでした。
2018年:リブランディングを実行
2017年は「仮想通貨元年」とも呼ばれるほど、仮想通貨全体が盛り上がった年でした。
リスクも例外ではなく、この流れに乗って大幅に高騰しました。
さらに、続く2018年には「リブランディング」でロゴを一新し、より幅広い人が使えるようアクセシビリティを向上させると宣言したので、一時期は1LSK=3,000円台の最高値に到達しました。
クリプト博士
その後バブルが弾けると同時に、リスクの価格も下落しました。
2020年:ステーキングサービスが開始
2020年にCoincheckがリスクのステーキングを開始しました。
このことにより、低迷していたリスクの価格は一時的に上昇しましたが、その後は再び下落して、現在は270円台に落ち着いています。
現在の価格動向
現在アメリカの金融引き締めにより、あらゆる市場でリスクオフが続いています。
特にコロナ禍で盛り上がりを見せ、バブル相場を形成したところから積極的にお金が抜けている状況です。
仮想通貨も金余りの状況で買われていましたので、、金融引き締めによって売られやすい傾向にあるといえるでしょう。
そんな中で、2022年3月から4月にかけてリスクは一時的な上昇を決めました。
しかし、2022年5月にはステーブルコインUSTの暴落も仮想通貨市場全体での下落に繋がり、リスクも連動して値下がりしています。
2021年5月の最高値は9ドルほどでしたが、2022年11月現在は約0.9ドル付近で推移しています。
クリプト博士
ただし、先ほどもお伝えした通りリスク(LSK)は将来性のある通貨です。
また、仮想通貨市場自体が将来性のあるものです。リスクのこれまでの値動きは、ところどころ独自の値動きはしていますが、仮想通貨市場全体の流れに連動したものになっています。
今回の下落も仮想通貨市場全体での下落が影響したので、今後、仮想通貨市場全体が回復すれば、リスクも上昇する可能性があるといえそうです。
クリプト博士
カレン
仮想通貨Lisk(リスク)の価格上昇ポイント
これからリスクに投資することを考えている人は、リスクが今後値上がりするかどうかは気になりますよね。
ここでは、リスクの将来の価格に影響すると思われる重要なポイントを以下にまとめました。
クリプト博士
プロジェクトの進行
先ほどもお話しした通り、リスクは現在も開発が進められている状況です。
将来的には「インターオペラビリティ」を実現予定です。
異なるブロックチェーンを相互運用する仕組みのことです。
最終的には、イーサリアムをはじめポルカドットやエイダコイン、コスモスなどのブロックチェーンとの相互運用を目指しています。
ただ、リスクは開発速度が遅いです。
ですから、ある程度の期間を想定して長い目で見守る必要があるでしょう。
取引所への上場
取引所への上場も価格高騰の要因になります。
これはリスクに限ったことではなく、他のアルトコインでもCoincheck等の国内取引所に上場した場合、値上がりするケースが多いです。
これはどうしてかというと、国内取引所に上場すると、金融庁の「ホワイトリスト」に登録されるからです。
クリプト博士
カレン
今後取り扱う取引所が増えれば、価格が上昇するかもしれません。
SDK完全版のリリース
SDKが完成すれば値上がりの要因になるでしょう。
「Software Development Kit」の略称で、開発者向けの開発環境のことです。
SDKの完全版がリリースされると開発がしやすくなりますので、さらに参入者が増え、リスクの開発自体も活発になるという相乗効果を期待できます。
SDKはリスクの開発にとって重要な要因の一つです。
ステーキングの対象になる
リスクのステーキングに対応する取引所の増加も値上がりのポイントです。
例えば、国内では2020年1月にはCoincheckが、2021年2月にはbitFlyerがリスクのステーキングを開始し、どちらも値上がりの要因になりました。
短期の価格上昇に期待するなら、ステーキングサービスの開始は注目すべきニュースだといえるでしょう。
イーサリアムとの差別化
リスクの値動きは、競合となるイーサリアムの動向にも影響を受けると考えられます。
イーサリアムは、同じdAppsの開発ができる通貨です。
イーサリアムは圧倒的に時価総額が大きく、リスクは現在170位以降なのに対し、イーサリアムは依然として2位を維持しています。
性能面ではリスクとイーサリアムは大差ないため、いかに差別化するかが重要になってくるでしょう。
リスクの将来の価格予想
はじめに申し上げると、リスクの今後の値動きを断言することはできません。
ただ、現状厳しい位置にあると言えるでしょう。
先ほども見たようにリスクは2018年に3,000円台を突破しましたが、その後は落ち込んでしまっています。
時価総額も170位以降と決してメジャーな通貨とはいえません。
開発が遅い上に、競合となるイーサリアムが強すぎるため押されてしまっているというのが正直な印象です。
クリプト博士
仮想通貨Lisk(リスク)を取引する際の3つの注意点
リスクを取引する際は、以下の3点に注意するといいでしょう。
クリプト博士
ビットコインの値動きに連動する傾向がある
リスクはアルトコインですが、アルトコインはビットコインの影響を受けます。
アルトコインとは、ビットコイン以外の仮想通貨の総称です。
ビットコインは2009年に初めて作られた通貨で、全仮想通貨の代表のような認識を持たれており、ビットコインの値動きが仮想通貨市場全体の値動きに影響を与えるといっても過言ではありません。
ですから、ビットコインが下落すれば、他の仮想通貨がその煽りを受けて一緒に下落しても不思議ではありません。
クリプト博士
ステーキングは万能ではない
リスクはステーキングができることで値上がりしたようなところがあります。
たしかに、ステーキングは仮想通貨を貸し出して放置しておくだけで、銀行金利よりもはるかに大きい利息を受け取れるのがメリットですが、決して万能ではありません。
ステーキングでリスクを貸し出しすると、期間終了まで移動させることはできません。
その間にリスク自体の価値が下がれば、いくら利息を受け取れるといってもトータルでマイナスになる可能性もあります。
将来性はあるが冷静な投資判断が必要
リスクに限らず、仮想通貨において通貨の「将来性」は重要になります。
なぜなら、性能の低い通貨にはなかなかお金が集まらないからです。
いくら時価総額上位に上がっていても、一時の流行りで将来性のあまりない銘柄もたくさんあります。
リスクは将来性がないわけではありませんが、現状ではイーサリアムに押されていて、今後どうなるか未知数です。
クリプト博士
仮想通貨Lisk(リスク)が購入できるおすすめ国内取引所
リスクを取引できる国内取引所はいくつかありますが、その中でもおすすめの取引所をご紹介します。
クリプト博士
Coincheck
Coincheck(コインチェック)の概要 | |
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最低取引数量 | 500円~(※BTCの場合) |
出金手数料 | 407円 |
入金手数料 | 銀行振込:無料 クイック入金:770円~ コンビニ入金:770円~ |
送金手数料 | BTC:0.0005BTC XRP:0.15XRP ETH:0.005ETH |
取り扱い通貨 | 17通貨 |
コインチェックは東京都渋谷区に拠点がある仮想通貨取引所です。設立は2012年8月28日で、2014年から仮想通貨交換業務を開始しました。
アプリダウンロード数がNo.1というだけあって、その使いやすさには定評があり、初心者でも簡単にリスクの売買ができます。
また、最低購入金額は500円からで手数料は無料ですので、投資費用を押さえられます。
bitFlyer
bitFlyer(ビットフライヤー)の概要 | |
---|---|
最低取引数量 | 1円~ |
出金手数料 | 220円~ |
入金手数料 | 銀行振込:無料 クイック入金:330円~ 住信SBIネットの場合のクイック入金:無料 それ以外のネット銀行からの場合のクイック入金:330円(税込) |
送金手数料 | BTC:0.0004BTC ETH:0.005ETH |
取り扱い通貨 | 15通貨 |
ビットフライヤーは2014年1月9日に設立された東京都港区に本社を構えるビットコイン取引所です。取引量も多く、国内大手の取引所の一つと言っていいでしょう。
取扱仮想通貨の種類は15種類で、そのうちの一つがリスクです。
最低購入価格が1円と、コインチェックよりもさらに安価です。
販売所の取引手数料は無料で、取引所の方は0.01%~0.15%となっています。
その他、
- アカウント作成手数料
- アカウント維持手数料
- 住信SBIネット銀行からの日本円入金手数料
なども無料です。
クリプト博士
GMOコイン
GMOコインの概要 | |
---|---|
最低取引数量 | 0.0001BTC(※取引所の場合) |
出金手数料 | 無料 |
手数料 | 取引所:無料 販売所(現物):無料(Maker:-0.01%/Taker:0.05%) |
入金手数料 | 無料 |
送金手数料 | 無料 |
取り扱い通貨 | 18通貨 |
GMOコインは、ゴールドウォレット管理や情報セキュリティの国際標準企画の内容が適用されており、安全性が高いといえるでしょう。
レバレッジ取引ができるので、より少額の資金で効率よく利益を上げることが可能です。
ただし、相場の変動が激しくなると、スプレッドが広くなったり買いの制限が入る場合もありますので、注意が必要です。
bitbank
bitbankの概要 | |
---|---|
最低取引数量 | 0.0001BTC~ |
出金手数料 | 550円~ |
手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
送金手数料 | ― |
取り扱い通貨 | 11通貨 |
ビットバンクは、高いセキュリティ水準を導入しており、手数料も低めですが無料では取引ができません。
レバレッジ取引のオプションもなく、取扱通貨は他社に比べてやや少なめです。
しかし、プラットフォームをモバイルアプリケーションとして使用することもでき、iPhoneとAndroidフォンの両方に対応しているため、ユーザーエクスペリエンスの点では優れています。
まとめ
仮想通貨Lisk(リスク)について詳しくご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
将来性は十分見込めるが現状はイーサリアムに押されているという結論でした。
ただし、先ほども解説したとおり、今後価格上昇が見込める要因はたくさんあるので、価格が落ち込んでいる今購入しておくのも悪くはないでしょう。
購入するなら先ほどご紹介したおすすめ国内取引所から購入してみてくださいね。
クリプト博士