- エンジンコイン(ENJ)の概要
- エンジンコイン(ENJ)の特徴
- エンジンコイン(ENJ)の価格上昇が予想される要因
こんにちは。サイト管理人のクリプト博士(@crypto_doctor00)です。
エンジンコイン(ENJ)は、近年のNFTブームの波に乗って時価総額が65位まで急激に成長したという実績があり、注目されている仮想通貨です。
この記事では、そんなエンジンコインの特徴や今後の価格の動向について詳しく解説していきます。
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エンジンコイン(ENJ)とは
エンジンコイン(ENJ)の概要 ※右にスクロールできます |
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通貨名 | エンジンコイン |
シンボル | ENJ |
誕生 | 2017年11月 |
価格 | 約71円(2022年9月時点) |
時価総額 | 約715億円 |
発行上限枚数 | 10億枚 |
ホワイトペーパー | https://docs.enjin.io/ |
公式サイト | https://ja.enjin.io/ |
エンジンコインとは、2009年にシンガポールで創業された「Enjin」が運営するNFTプラットフォーム「Enjin Platform」上で使用される仮想通貨です。
エンジンコインはそのEnjin Platformで発行される基軸通貨です。
国内の仮想通貨取引所として有名なコインチェックとGMOコインに上場されたことで価格を大きく伸ばしました。
現在は仮想通貨全体の下落に影響を受けて価格が下がっていますが、今後もNFTブームが継続しそうなことを考慮するとNFT銘柄のコインとして、将来性に期待できます。
エンジンコイン(ENJ)の特徴
エンジンコインが運用されているエンジンプラットフォームは、イーサリアムの規格「ERC-1155」をベースとしたブロックチェーンであり、これまでにインストールされたエンジンウォレットの数は170万以上もあります。
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ここではエンジンプラットフォームの特徴を解説しましょう。
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素人でもNFTを作成・販売できる
エンジンプラットフォームでは、ゲームやアート・音楽・スポーツなど様々な分野のNFTを発行できます。
ブロックチェーン上で取り扱われるデジタルデータで、仮想通貨とは異なり個々のデータに識別子があり、画像や動画・音声データの権利関係をブロックチェーン上で管理できる仕組みです。
クリプト博士
エンジンプラットフォームは、ブロックチェーンやコーディングなどの専門知識がなくても、ゲームやアプリに仮想通貨やスマートコントラクト・NFTを導入できるのが大きな特徴です。
しかも、作成したNFTはエンジンプラットフォームのマーケットプレイスで販売できます。
メルティングでNFTの持ち腐れがない
エンジンプラットフォームには、メルティング(溶解)という機能があり、ブロックチェーン上にあるNFTデータを壊し、エンジンコインを取り出すことができます。
つまり、使用しなくなったNFTをエンジンコインに戻せるのです。
NFTはそれぞれ固有の価値があり、人気のあるNFTは何千万~何億といった高額でやり取りされるケースがありますが、そうではないNFTに価値は付きません。
そのため、作成したNFTが誰にも購入されない可能性もあります。
しかし、エンジンプラットフォームはメルティング機能があるので、価値の付かないNFTをエンジンコインに戻し、別のNFTの作成や別の資産への換金に使うころができるのです。
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ゲームで遊んでお金を稼げる
エンジンプラットフォームはオンラインゲームとしても有名で、現在合計2,000万人以上のユーザーが利用しています。
ゲームで得たアイテムはNFT化されていて換金できるため、ユーザーはゲームで遊びながらお金を稼ぐことができます。
さらに、メタバースを活用したゲームなどもプレイ可能なので、メタバースとNFTという注目分野を一緒に体験することもできます。
エンジンプラットフォームで遊べるゲームを具体的にあげると「マインクラフト」があります。マイクロソフトと提携しており、ブラウザゲーム「エンジンクラフト(EnjinCraft)」を開発しました。
マインクラフトには既に約5億人のプレイヤーがいて、毎月1億2,600万人のプレイヤーが遊んでいます。
エンジンクラフトでも道具はNFT化されていて、NFT化された土地をプレイヤーが売買したり、独自のゲームを作って他のプレイヤーから参加費を徴収したりできます。
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エンジンコイン(ENJ)の価格上昇の要因
エンジンコインは、今後価格が上昇すると予想されていますが、以下のことが価格上昇の要因とされています。
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取引所への新規上場
エンジンコインの国内取引所への上場は2021年1月に始まったばかりですが、これから新たに新規取引所への上場がされれば新たに投資をする投資家も増えるでしょう。
実際、大手仮想通貨取引サービス「クラーケン」がエンジンコインの日本国内での取り扱いを開始したという明るいニュースがありました。
暗号資産(仮想通貨)取引サービス大手のクラーケン(Kraken)は4月27日、日本国内でエンジンコイン(ENJ)の取り扱いを開始した。今回の追加により、上場する暗号資産の銘柄は10種類になった。
国内取引所への上場は、金融庁が良質な仮想通貨と認めた証拠にもなり、投資家の安心材料にもなります。
ブロックチェーンゲームの発展
エンジンコインの需要は、ブロックチェーンゲームの発展にかなり依存していると言えるでしょう。
ここで、ブロックチェーンゲームの特徴について簡単にまとめます。
- システムの中央管理者がいない
- ゲーム内の取引は全てのユーザーが確認できる
- 取引の改ざんやコピーができない
- サーバーダウンが発生しにくい
エンジンプラットフォーム上のゲームもそうですが、ブロックチェーンゲームが従来のゲームと大きく異なる点は、ゲーム内でキャラクターやアイテムの売買が可能なことや報酬を得ることができる点です。
オンラインゲームやeスポーツの拡大も影響し、ブロックチェーンゲームも同時に発展していく可能性は高く、将来的にブロックチェーンゲーム内で生活費を稼ぐゲーマーが登場する可能性も十分にあり得るほど、ブロックチェーンゲームの将来性は豊かです。
そうなれば、2,000万人以上のユーザーがいるエンジンプラットフォームを利用したゲームも今まで以上に登場してくるはずです。
大企業との提携
エンジンコインは、すでにマイクロソフトやサムスンなど世界的な大企業が提携しており、製品開発の協力をしています。
【具体例】
- 2019年2月にはサムスンが発表した「Galaxy S10」に仮想通貨ウォレットが内蔵されていますが、エンジンコイン(ENJ)にも対応しています。
- マイクロソフトは、先ほども触れたように、NFTとマインクラフトを掛け合わせたゲームを開発しており、エンジンコイン(ENJ)も開発に関係しています。
- 人気ゲーム開発プラットフォームのユニティと協力して「SDK」もリリースしています。
ゲーム市場での活用が期待できるエンジンコインは、SONYや任天堂等これからも大企業との提携は十分考えられます。
クリプト博士
既存ユーザーの需要
エンジンコインのプラットフォームにはすでに2,000万人以上のユーザーがいるといわれていますが、それらの既存ユーザーの需要が確立されつつあります。
そのため、今後さらにエンジンコイン(ENJ)の価格を押し上げる可能性はあります。
また、500万エンジンコイン分ものアイテムがユーザー間で取引されています。
日本国内でのユーザー数はまだ多くありませんが、世界的には非常に注目されていて数多くのアイテムが利用されています。
投資目的としてだけでなくゲーム目的で利用するユーザーがいるため、エンジンコインの需要が消滅することは考えにくいです。
クリプト博士
まとめ
エンジンコイン(ENJ)の特徴や将来性について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
エンジンコインは、需要がどんどん拡大しているNFTやメタバースとの関連性が高いため、今後価値が高まることが予想されます。
そのため、今のうちに購入して保有しておくのもアリでしょう。
クリプト博士