- トロン(TRX)の概要
- トロン(TRX)の特徴
- トロン(TRX)の今後を考察
こんにちは。サイト管理人のクリプト博士(@crypto_doctor00)です。
トロン(TRON/TRX)は、クリエイターが動画や音楽などのコンテンツを公開できるプラットフォームを目指しているプロジェクトです。
昨年の3月には、大手国内取引所であるBitpointに上場したことでも話題になりました。
この記事では、そんなトロン(TRX)の特徴や将来性について解説していきます。
クリプト博士
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トロン(TRON/TRX)とは?
トロン(TRX)の概要 ※右にスクロールできます |
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通貨名 | トロン |
シンボル | TRX |
誕生 | 2017年7月 |
価格 | 8.81円(2022年9月時点) |
時価総額 | 約8,135億円 |
発行上限枚数 | 上限なし |
ホワイトペーパー | https://tron.network/static/doc/white_paper_v_2_0.pdf |
公式サイト | https://tron.network/ |
トロン(TRON/TRX)とは、クリエイターが動画や音楽などのコンテンツを公開できるプラットフォームを目指しているプロジェクトです。
平たく言えば、アーティストやクリエイターを支援し、エンタメ業界を盛り上げることを目的としています。
トロン(TRON/TRX)はブロックチェーンのテクノロジーを活用してコンテンツ配信のプラットフォームを目指しており、その点が、従来の仮想通貨とは大きな違いと言えるでしょう。
トロン(TRON/TRX)の特徴
続いては、トロンの特徴をご紹介します。
クリプト博士
中央管理者がいない
トロンはデジタルコンテンツの配信や保存、所有ができるブロックチェーンプラットフォームです。
YouTubeやニコニコ動画などと違うのは、トロンが分散型(非中央集権型)のプラットフォームであるということです。
例えば、YouTubeはGoogle、ニコニコ動画はドワンゴがそれぞれ運営している「中央集権型」のサービスです。
これら既存の中央集権型のプラットフォームには次のような問題点があります。
- 手数料や利用料が発生することがある
- 広告が邪魔になる可能性がる
- サーバーダウンなどのトラブルが起こる可能性がある
中央集権型プラットフォームでは、運営している企業に対し、利用料や手数料、映像や音楽の配信で得た利益の一部を支払わなければなりません。
また、動画配信サービスの多くは広告収入で収益を得ています。
クリプト博士
カレン
さらに、中央集権型の場合は、サーバーがダウンするなどのトラブルで、突然利用できなくなることもあります。
一方、トロンは分散型プラットフォームですので、クリエイターはユーザーに直接コンテンツを配信することができ、ユーザーもクリエイターに報酬を直接渡すことができます。
そのため、広告収入を得る必要がなく、クリエイターは満足度の高いコンテンツの作成ができます。
また、ブロックチェーンで分散管理されるため、もしトラブルが起きたとしてもサービスを維持できないほどのトラブルに発展する可能性は非常に低くなっています。
処理速度が速い
トロンは処理速度が非常に速いです。
具体的には、1秒間に2,000件もの送受金の処理ができるとされています。
他の仮想通貨と比較するとその速さが分かります。
- ビットコイン:1秒間あたり5件程度
- イーサリアム:1秒間あたり25件程度
クリプト博士
ビットコインやイーサリアムは送金速度が遅いために、決済手段としてはあまり活用されていません。
トロンは動画配信サービスのプラットフォームとして生まれましたが、今後決済や送金の手段としても使えるようになれば、さらに注目されるようになるでしょう。
自分でトークンを作ることができる
トロンでは、トロンをベースにして自分でオリジナルのトークンを作ることができます。
関連記事仮想通貨とトークンの違いとは?代表的なトークンもご紹介!
また、作ったトークンを使ってICOを開催し、コンテンツを作成するための資金を集めることも可能です。
ICOでオリジナルトークンを売って集めた資金でコンテンツを作り、それをトロンのプラットフォーム内で配信し、そのコンテンツが人気になってクリエイターが注目されたり活躍すれば、オリジナルトークンの価値が上がります。
また、トロンをベースにしたトークンはトロンと交換することもできます。
クリプト博士
アプリも作ることができる
トロンは、ブロックチェーン上でアプリを作ることもできます。
ブロックチェーンを使ったアプリは「Dapps(分散型アプリ)」と言いますが、トロン上のアプリストア「DApps Store」では、ゲームアプリを始めとしたトロンを使って開発されたDAppsがすでに300種類以上も配信されています。
また、2020年4月にはトロンベースのDAppsが、Samsungのサムスン・ギャラクシー・ストアで取扱開始されました。
このように、Google PlayストアやApp StoreなどでもトロンのDAppsが取り扱われるようになれば、さらにトロンの価値は上がるでしょう。
トロン(TRX)は今後100円台に到達するか?
トロンが今後100円に到達するかは、トロンの利用がどれだけ広まるのかにかかっています。
トロンは2021年には20円近辺にまで価格が上昇したものの、その後暴落しました。
現在も10円前後で推移していますので、トロンが年内に100円に到達するとはちょっと予想しにくいです。
今後トロンが広く利用され、需要が大幅に拡大するかどうかが価格上昇のためのポイントになるでしょう。
先ほども少しお話しましたが、トロンはDapps開発のプラットフォームです。
クリプト博士
カレン
クリプト博士
また、トロンは現在開発のロードマップの6段階中4段階目なので、今後開発が完了した時にどの程度プラットフォームが広がるかも重要です。
トロンが世界で利用されるようになれば、トロン価格が一気に暴騰する可能性はあります。
まとめ
仮想通貨トロン(TRX)の特徴や将来性について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
おさらいですが、トロンはクリエイターが動画や音楽などのコンテンツを公開できるプラットフォームを目指しているプロジェクトとして誕生しました。
- 処理速度が極めて早い
- 自分でトークンやアプリが作れる
上記のような特徴を持っており、今後需要が拡大し、価値が高まる可能性も十分考えられます。
そのため、今のうちにトロンを購入して保有しておくのもアリでしょう。
クリプト博士