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仮想通貨DEXの仕組みや特徴を解説|取引コストが抑えられるって本当?

仮想通貨のDEXを解説

この記事で分かること
  • DEXの仕組みやDefiとの違い
  • DEXの2つの形式
  • DEXのメリットとデメリット

こんにちは。サイト管理人の「クリプト博士(@crypto_doctor00)」です。

最近話題の仮想通貨投資の仕組み「DEX」をご存知でしょうか?

この記事では、DEXの仕組みや特徴、種類や利用時のメリット・デメリットについて詳しく解説します。

将来的にDEXの需要は高まるとされているので、ぜひこの機会に学んでおきましょう!

クリプト博士

DEXとは

DEXって何?という人のために、まず、Coinbaseでなされている定義をここでもご紹介します。

【DEXの定義】

分散型取引所(DEX)は、暗号資産のトレーダー間で取引を直接実施するピアツーピアの市場です。DEXは暗号資産の中核を成す可能性のうちの1つを実現しています。銀行や証券会社などの仲介者が取り扱わない金融取引を促進するという可能性です。ユニスワップやスシスワップなどの人気があるDEXは、イーサリアムブロックチェーン上で運営されています。

引用:Coinbase

要するに、仲介者を介さずにユーザー同士で直接仮想通貨を取引できる仕組みのことです。

仮想通貨取引所で取引する場合、取引所側の取り分として「手数料」がかかりますが、DEXなら手数料などの取引コストを抑えることができます。

なぜ仲介者を必要とないのか

ユーザー同士の取引を実現させているのが「スマートコントラクト機能」です。

スマートコントラクトとは

あらかじめ設定したプログラムに基づき、契約が自動実行される機能のことです。

このスマートコントラクト機能により、仲介者が存在せずとも契約は問題なく成立し、金銭の送受を行うことができます。

DEXとDeFiの関係

DEXはDeFi(ディーファイ)の一種です。

DeFiとは

「分散型金融」と呼ばれるもので、中央集権的な仲介者が存在せず、ユーザー同士が直接取引を行える金融仲介アプリケーションを指します。

Defiとは

従来の中央集権的な金融システムは、「銀行」「生命保険会社」「証券会社」「仮想通貨取引所」などがあり、「お金を預ける「お金を借りる」「保険に加入する」「投資する」など、どんな金融取引でも仲介者である企業が存在していました。

そして、我々ユーザーは金融仲介の対価として手数料や金利、保険料といった形で仲介者にお金を支払ってきました。

しかし、DeFiアプリケーションでは、金融仲介はブロックチェーン上のスマートコントラクト機能で自動実行されますので、仲介者である企業は存在しません

つまり、完全無人の金融システムなのです!

クリプト博士

DeFiが浸透するにつれ、預金や住宅ローン、生命保険など、ありとあらゆる金融サービスが大きく変化すると予測されています。

その仕組みを利用したDEXが進化しユーザーが増加することで、仮想通貨投資もますます活発になる可能性があります。

DEXの形式

DEXは大きく分けて「オーダーブック(取引板)形式」と「AMM(自動マーケットメイカー)形式」の2つがあります。

オーダーブック形式とは

売買注文をオフチェーン(ブロックチェーン外)で行い、決済のみオンチェーン(ブロックチェーン内)で行う方式です。

オーダーブックをオフチェーンで取引することで処理が高速化し、取引処理の手数料負担を軽減することができるなどメリットがあります。

オーダーブックは「リレイヤー」と呼ばれる第三者が管理します。

AMMとは

事前にあるユーザーがトークンを流動性プールに預け入れ、そのプールにあるトークンを別のユーザーが引き出すことで暗号資産(仮想通貨)を交換する方法です。

AMMは、オーダーブックやマッチングエンジンはなく、取引をアルゴリズムによって制御します。

つまり、不特定多数のユーザーが流動性を提供し、アルゴリズムによって「自動でマーケットメイク」するのです。

ちなみに、売買注文のマッチングはオンチェーン上で行われ、決済もオンチェーンで行われます。

AMMはシステムが自動で動くので、新規プロジェクトを簡単にDEXに上場させ、流動性を得ることができるのが利点です。

2020年のDeFiブームはこのAMM形式のDEXが牽引しました!

クリプト博士

AMMがDEXを牽引した理由は、流動性を供給することで受動的な収入を得られる仕組みの人気が高まったからです。

DEXのオーダーブック形式とAMM形式の違いを比較すると以下の表のようになります。

オーダーブック AMM
プラットフォームの管理主体
(暗号資産交換業者)
あり(リレイヤー) なし
マッチングエンジン オフチェーン なし
決済方法 オンチェーン オンチェーン
カストディ ユーザー ユーザー
法定通貨への変換 不可 不可

DEXのメリットとデメリット

続いては、DEXを利用するメリットとデメリットについて詳しく解説します。

まずはメリットから。

DEXのメリット

DEXのメリットには次のようなものがあります。

メリット
  • 個人と個人(P2P)で取引できる
  • 取引所を運営している会社の信用性が関係ない

DEXにおいては、自分のウォレットを使い個人と個人で取引を行うことができます。

取引所内にウォレットを作る必要がなく、自分が秘密鍵の保管をしっかりとしておけば、ハッキングされる確率はぐんと低くなります。

一方、中央集権型取引所の場合、取引所内にウォレットを作る必要があり、そのウォレットがハッキングされるかどうかは取引所の運営会社のセキュリティ体制に依存しています

また、DEXでは取引所内にウォレットを作成しないので、取引所を信用することは不要です。そのため、自分の利用したい取引所を利用することができます。

DEXのデメリット

DEXのデメリットも見ていきましょう。

DEXのデメリットとしては、次のようなものがあります。

デメリット
  • 利用者がまだ少なく取引数が少ない
  • 手数料が高い
  • 取引できるペアが少ない

DEXの将来性は有望ですが、まだまだ認知度の低く利用者は少ないです。したがって取引数も少ないです。

そのため、すぐに取引できる相手が見つかるかは微妙です。

また、DEXは本来ハッキング対策などにお金を掛ける必要性が低いため、取引所運営に必要な経費が少ないことが特徴です。

現在の状況においては、取引があるごとにブロックチェーン上に取引内容を書き込む必要があるため、入金や出金、取引などを行うごとに手数料がかかります

さらに、DEXはその仕組み上、基軸通貨となるのは利用しているプラットフォーム上の通貨となります。

例えば、イーサリアムのプラットフォームを利用中なら基軸通貨はイーサリアムになります!

クリプト博士

ビットコインが利用できるDEXはまだ少ないので、中央集権型取引所と比較すると売買できるペアが少ないといえます。

DEXならイーサリアムを使え

DEXのユーザー間取引を実現させているのが、イーサリアムのブロックチェーン上のスマートコントラクト機能です。

DEXは当初、流動性の低さが問題でした。取り扱い銘柄が少なく流動性が低いと取引が成立しにくくなります。

しかし、それもPoolという仕組みで現在は解消されています。

Poolとは

イーサリアムなどをDEXに預けたユーザーが、トークン(仮想通貨)を受け取れるという仕組みのことです。

ユーザーはDEXに流動性を提供することでその見返りとして報酬を受け取ります。

これは、「流動性マイニング」と呼ばれている仕組みで、Poolの採用によって劇的にDEXは普及し流動性の問題は解決しました

イーサリアムを保有するのにおすすめの取引所

Poolに預けてトークンを獲得するためには、まずイーサリアムを保有しておく必要があります。

以下にイーサリアムを保有するのにおすすめの手数料が安い取引所をご紹介します。

LINE BITMAX

Line Bitmax

取引形態 販売所
取扱通貨 6種類
入金手数料 無料(※銀行振込手数料は別)
出金手数料 LINE Pay:110円
銀行口座:400円
送金手数料 BTC:0.001BTC(※通貨ごとに異なる)
販売所手数料 無料(※別途でスプレッドあり)

手数料の安さでいえば、LINE BITMAXは安いですね。

LINE Payを使えば安く入出金を行うことができます。

なおかつ、LINEと連携して口座開設を行うので、初心者の方でもスムーズに口座開設や入金、取引が行えます。

Coincheck

coincheck

取引形態 販売所/取引所
取扱通貨 販売所:14種類
取引所:18種類
入金手数料 3万円未満:770円
3万円以上:1018円
(※50万円以上のクイック入金は入金額×0.11%+495円
出金手数料 407円
送金手数料 0.0005BTC(※通貨により異なる)
取引所手数料 無料
販売所手数料 無料(※別途でスプレッドあり)

次に安いのがCoincheckです。

Coincheckでは、取引所での手数料が無料です。

DMM Bitcoin

DMM Bitcoin

取引形態 販売所/レバレッジ取引
取扱通貨 販売所:11種類
レバレッジ取引:15種類
入金手数料 無料(※振込手数料は別)
出金手数料 無料
送金手数料 無料
販売所手数料 無料(※別途でスプレッドあり)
レバレッジ手数料 ポジション金額の0.04%/1日

DMM Bitcoinは入手金手数料・送金手数料が無料で、スプレッドも狭い、手数料面が非常に優秀な取引所です。

大手企業DMMグループによって運営されているので信頼面でも安心です。

GMOコイン

GMOコイン

取引形態 販売所/取引所/レバレッジ取引
取扱通貨 販売所:18種類
取引所:11種類
レバレッジ取引:5種類
入金手数料 無料(※振込手数料は別)
出金手数料 無料(※大口出金(20,000,001円以上)は400円)
送金手数料 無料
取引手数料 Maker:-0.03%
Taker:0.05%
Maker:-0.03%
Taker:0.09%
(※通貨により異なる)
販売所手数料 無料(※別途でスプレッドあり)
レバレッジ手数料 ポジション金額の0.04%/1日

DMM Bitcoinと同様、入金・出金・送金手数料が全て無料です。

また、「現物取引」と「レバレッジ取引」の両方ができます。

bitFlyer

bitFlyer

取引形態 販売所/取引所/レバレッジ取引
取扱通貨 販売所:15種類
取引所:6種類
入金手数料 住信SBIネット銀行:無料
上記以外のネット銀行:330円銀行振込
銀行振込:無料(※銀行振込手数料は別)
出金手数料 三井住友銀行:220円~440円
三井住友以外の銀行:550円~770円
(※出金額により異なる)
送金手数料 0.0004BTC(※通貨により異なる)
取引所手数料 JPY建て:0.01~0.15%
BTC建て:0.2%
販売所手数料 無料(※別途でスプレッドあり)
レバレッジ手数料 ポジション金額の0.04% /1日

取引所の利用には手数料がかかりますが、販売所は無料で利用できます。

bitFlyerは国内の仮想通貨取引所の中では規模が大きいですので、安心感があります。

また、専用のスマホアプリが使いやすく、レートをこまめに確認したい人にはいいでしょう。操作も簡単なので、初心者にはおすすめです。

まとめ

仮想通貨のDEXについて解説しましたが、いかがだったでしょうか?

まだまだ利用者は多くなく、取引できる相手を探すのに苦労するケースも考えられます。

ただ、仲介者を必要としないDEXの仕組みは今後さらなる需要拡大が予想されるので、利用者も増えていくでしょう

今のうちに仕組みを理解して利用してみると良いでしょう!

クリプト博士

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