こんにちは!シラブロ管理人の白川です。
既にハイローオーストラリアを利用している方や、これから利用を考えている方の中には、ハイローオーストラリアの日本撤退の噂に不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
日本人トレーダーの利用率No.1の業者ですので、日本から撤退する可能性は考えにくいのですが、火のない所に煙は立ちません。
そこで今回は、ハイローオーストラリアが撤退する可能性について徹底考察していきます。
世界の動向からハイローオーストラリアの撤退は十分考えられる。
撤退騒動の大きな要因は口座移行によるもの。
撤退に備えてバイナリーオプション業界の動向を注視すべし。
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ハイローオーストラリアの撤退の可能性は?
結論から言うと、すぐにではないがハイローオーストラリアの撤退は十分考えられます。
このように考える理由について、バイナリーオプション業界の世界的な流れを見ながら解説していきます。
バイナリーオプション業界の世界的な流れ
近年、バイナリーオプション業界では「投資家保護」を目的として、世界的に規制強化の動きが進んでいます。
国内でも数年前に規制が行われたことはご存じの方も多いかと思いますが、海外に目を向けると、様々な国でより厳しい規制が実施されていることが分かります。
例えば、2017年にカナダでバイナリーオプション取引が禁止された他、翌年にはドイツ、さらに2019年にはフランス・イギリス・イタリアなどの国でも取引の禁止が発表されています。
また、より大きな地域的動きとして、EU(欧州連合)までもが2018年に圏内における取引の禁止を決定しており、バイナリーオプションに対する世界の厳しい姿勢が伺えます。
参照元URL:The European Securities and Markets Authority(外部リンク)
このような国や地域的な動きに追随し、「Apple」「Google」「Facebook」といった多国籍企業もバイナリーオプションに関する広告を全面的に禁止しており、バイナリーオプション業界では世界的に規制強化が進んでいるのです。
ハイローオーストラリアのあるオーストラリアの現状
バイナリーオプション業界では世界規模で規制強化が進展していますが、ハイローオーストラリアのあるオーストラリアも例外ではありません。
2024年現在、ハイローオーストラリアの運営拠点はオーストラリアからマーシャル諸島共和国に移管しました。
オーストラリアの金融当局であるASIC(Australian Securities and Investments Commission)は、2019年8月、多くのバイナリーオプションユーザーが不利益を被っているとして、バイナリーオプションに関する規制案を発表しました。
ASICはこの規制案の中で、「2021年4月までにはバイナリーオプション販売に関する新たな規制を実施したい」という姿勢を示しています。
オーストラリアではこれまでも規制の動きがあったのですが、その内容がより厳しくなってきている状況と言えます。
【結論】ハイローオーストラリアの撤退は十分考えられる
ここまで、バイナリーオプション業界における世界的な動きについて見てきましたが、このような状況を踏まえると、ハイローオーストラリアが日本から撤退する可能性は十分考えられると言えるでしょう。
- 世界の多くの国でバイナリーオプション取引が禁止されつつある
- オーストラリアでもASICが規制強化を打ち出している
- 実際にオーストラリアの多くの業者が国外から撤退している
ハイローオーストラリアが国外サービスを停止する可能性も視野に入れておくべきと言えるでしょう。
場合によっては、日本から撤退するだけでなく、ハイローオーストラリア自体がなくなってしまう可能性もないとも言えません。
ハイローオーストラリアの口座移行と撤退の関連性
ハイローオーストラリアは2019年6月、日本のユーザーに対し取引口座の移行を行いました。
これにより、ユーザーの間で撤退についての波紋が広がった訳ですが、この度の移行と撤退にはどのような関連性があるのでしょうか?
口座移行の理由
取引口座の移行に関しては、ハイローオーストラリアの運営会社の拠点変更が原因とされています。
具体的には、オーストラリアを拠点とする「HighLow Markets Pty Ltd」から、マーシャル諸島を拠点とする「HLMI Ltd」に変更されました。
移行が行われた要因ですが、先程ご説明したようなASICの規制強化を受け、オーストラリアにおいて国外居住者へサービスを提供し続けることが難しくなったことが影響していると思われます。
要するに、日本など国外居住者へのサービスを継続するためには、オーストラリアではなく国外に拠点を置く会社を設立することが必要になったのです。
新しく設立された「HLMI Ltd」はマーシャル諸島を拠点としているため、オーストラリアにおけるASICの規制は適用されず、日本の利用者へこれまで通りのサービスを提供することができます。
移行前 | 移行後 | |
---|---|---|
会社名 | HighLow Markets Pty Ltd | HLMI Ltd |
設立年月日 | 2010年5月10日 | 2019年4月29日 |
所在地 | オーストラリア | マーシャル諸島 |
取引銀行 | ナショナル・オーストラリア銀行 | ― |
監督局 | オーストラリア金融当局(ASIC) | ― |
業務内容 | ・外国為替証拠金取引仲介業務 ・インターネット上で行う外国為替取引に関する業務 ・外国為替の売買・媒介業務 ・外国為替に関する情報提供サービス |
移行によるユーザーへの影響は?
運営会社は移行されたものの、取引画面や取引環境などは特に変更されていません。
そのため、ユーザーがバイナリーオプション取引を行う上での影響はほとんどないと言えるでしょう。
つまり、日本の利用者は移行後も移行前と同じ環境で取引を行うことが可能であり、ハイローオーストラリアは日本から撤退した訳ではありません。
ハイローオーストラリアの撤退に備えてユーザーがやるべき事
ハイローオーストラリアは、日本の運営会社を移行させたものの、まだ日本から撤退したわけではありません。
しかし、今後撤退する可能性があることを踏まえ、今ユーザーがやるべきことについてまとめてみました。
バイナリーオプション業界の今後の動きを注視する
先程ご説明した通り、バイナリーオプション業界では次々に規制が発表されるなど、取引環境の変化が激しくなってきています。
そのため、今後も情報収集を心掛け、業界の動きを注視することが重要になるでしょう。
場合によっては、新たな規制が発表され、ハイローオーストラリアにおける取引条件が変化するかもしれませんし、日本で取引が行えなくなる日が来るかもしれません。
そうした環境変化にもすぐに対応し、利益を出し続けることができるよう、世界の動向にアンテナを張っておくよう意識しましょう。
今のうちに利益を出す
ハイローオーストラリアが撤退する可能性があるということは、言い換えれば、「バイナリーオプション取引において、今のような利益を出しやすい環境が無くなってしまうかもしれない」ということです。
現在のハイローオーストラリアの取引環境は、
- 最短30秒の判定期間で取引できる
- 1日の取引回数に制限がない
- 業界トップクラスのペイアウト率
などから、圧倒的に利益を上げやすいと言われています。
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なお、ハイローオーストラリアのデモ取引口座に関しては、以下の記事でより詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。
まとめ
ハイローオーストラリアの撤退について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
今はまだ撤退することはありませんが、今後完全に撤退する可能性も0ではありません。
そのため、バイナリーオプション業界全体の今後の動向を常に注目しておきましょう。
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