- ダイバージェンスって何?
- ダイバージェンスの活用方法
- ヒドゥン・ダイバージェンスについて
こんにちは!シラブロ管理人の白川(@yuta_sirakawa00)です。
テクニカル分析にはインジケーターは欠かせません。
バイナリオプションで使えるインジケーターは沢山ありますが、この記事では「ダイバージェンス」について詳しく解説します。
ダイバージェンスはエントリーサインとして有効なので是非押さえておきましょう。
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ダイバージェンスとは
ロウソク足とオシレーター系のインジケーターは通常同じ方向に動きますが、ダイバージェンスが起こると、オシレーター系インジケーターがロウソク足と反対の方向に動きます。
バイナリオプションにおけるローソク足の基礎知識に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
具体的には、次のような動きを見せます。
- ロウソク足が上昇しているのにインジケーターは下降する
- ロウソク足が下降しているのにインジケーターは上昇する
そして、ダイバージェンスはトレンドの勢いが弱まっているサインですので、その後相場が反発することを予想するのに使います。
ダイバージェンスの具体例
ここでは、ここでは、ダイバージェンスの具体的な活用法をご紹介します。
MACDのダイバージェンス
MACDに関しては、以下の記事で詳しくまとめています。
さらに言うと、長短2つの移動平均線の差を1本のラインで表したMACDラインと、MACDラインの値をさらにある期間で平均したシグナルラインを組み合わせて売買のタイミングを計るオシレーター系テクニカル指標です。
通常、MACDは次のような動きをします。
- 相場が上昇すればMACDも上昇
- 相場が下落すればMACDも下落
しかし、ダイバージェンスが発生すると、下のチャートのように相場(ロウソク足)が上昇しているのにMACDは下落しているという現象が起こります。
この場合、「上昇トレンドが転換するかも」と予測することができます。
RSIのダイバージェンス
RSIに関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。
もっと詳しく言うと、RSIは過去一定期間の上げ幅(前日比)の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割って100を掛けた指標です。
一般的に、RSIは70%~80%以上で買われすぎ、20%~30%以下で売られすぎと判断されます。
また、RSIと相場の関係は通常は次のようになります。
- 相場が上昇すればRSIも上昇
- 相場が下落すればRSIも下落
ダイバージェンスが起こっているときのチャートは次のようになります。
全体的なトレンドは下落方向にあるのに対しRSIは上昇しているため、トレンドが転換して上昇相場に変わると予測できます。
ダイバージェンスを利用する際の注意点
ダイバージェンスは、現象としてははっきりしているので割と見つけやすいです。
ただし、いくつか注意すべき点もあるのでご紹介します。
相場の方向性が定まっていないと機能しづらい
ダイバージェンスは相場の勢いが弱まってきた時点で起こります。
そのため、トレンド相場の天井圏や底値圏でより有効になるサインです。
言い換えると、レンジ相場などで価格の方向が定まっていない時にはあまり機能しません。
トレンドの終焉の明確サインが出ないと「ダマシ」に遭う
ダイバージェンスは、あくまで相場の勢いが弱まっていることを表すサインに過ぎません。
そのため、ダイバージェンスが発生したからといってトレンドが転換するとは限りません。
「ダマシ」に遭う可能性も考えられます。
ダマシは基本的に避けるべき事象ですが、バイナリオプションの30秒取引では、逆にダマシを利用する手法もあります。詳しくは以下の記事で解説しているので、気になる方は参考にしてみてください。
ダマシを避けるには、「ダイバージェンスを確認して他にトレンド転換のサインが出たらエントリーする」といった、プラスアフファの根拠付けとして使いましょう。
リアルタイムの時間足でダイバージェンスを見つけても意味がない
ダイバージェンスを利用して取引をする場合は、どの時間足で確認するかが重要です。
というのも、ダイバージェンスは相場の動きに先行して起こるものではないので、リアルタイムの時間足でダイバージェンスを見つけてもすでに反発している可能性が高いのです。
例えば、リアルタイムで5分足を見ながらダイバージェンスを確認して、15分以内の短期取引で反発を狙うというのは実質不可能ということです。
FXとバイナリーオプションでのダイバージェンスの違い
ネット上には、FXでのダイバージェンスの使い方をバイナリーオプションの攻略法として書いている記事もあります。
しかし、バイナリーオプションとFXではダイバージェンスの使い方は異なります。
- 見るべき時間足
- 用途が異なる
①については、バイナリーオプションとFXでは見るべき時間足が異なります。
バイナリーオプションとFXで見るべき時間足は、それぞれ次の通りです。
- バイナリーオプション:1分足(15分以内の取引の場合)
- FX:普段見ている時間足
また、バイナリーオプションとFXでは、ダイバージェンスの用途が少し違います。
どのように違うかというと、バイナリーオプションでは”エントリーの根拠”としてダイバージェンスを使いますが、FXでは”保有しているポジションを決済するかどうかの判断基準”として使います。
この違いにより、バイナリーオプションでのダイバージェンスの活用法は、価格の反発を狙う逆張りの際に用いられ、FXではトレンドの流れに沿って利益を伸ばす順張り手法で使われます。
なお、バイナリオプションの順張りと逆張り手法については、以下の記事詳しく解説しているのでご参照ください。
ヒドゥン・ダイバージェンスについて
実は、ダイバージェンスにはもう一種類あります。
その名も、「ヒドゥン・ダイバージェンス」です。
最後に、ヒドゥン・ダイバージェンスについて解説します。
ヒドゥン・ダイバージェンスの特徴をまとめると次とおりです。
- 【上昇相場の場合】
安値が上昇を継続している際にオシレーターの下部の値が下がる→上昇トレンドの継続 - 【下降相場の場合】
高値が下降を継続している際にオシレーターの上部の値が上がっている→下降トレンドの継続
このような傾向があるため、ダイバージェンスとヒドゥン・ダイバージェンスではエントリー方法が次のように異なります。
- ダイバージェンス
トレンドの終わりや転換を狙って逆張り手法でのエントリー - ヒドゥン・ダイバージェンス
トレンドの継続を予想して、順張りでエントリー
まとめ
ダイバージェンスについて解説しましたが、いかがだったでしょうか?
ダイバージェンスの活用方法に関しては、FXとバイナリーオプションでは若干異なります。
ダイバージェンスを反発のサインと認識している人も多いですが、ダイバージェンスはあくまでトレンドの勢いが弱まっているサインですので、勘違いしないようにしましょう。
当サイトでは、ダイバージェンスの他にも様々なインジケーターを用いた攻略法について解説しています。以下の記事の中から気になるインジケーターがあればチェックしてみてください。
◎バイナリーオプション取引における移動平均線の種類や最強設定を解説
◎バイナリーオプション取引でのストキャスティクスの有効活用法とは?
◎バイナリーオプションにおけるCCI指標の導入と活用に関するノウハウ
◎バイナリーオプション取引でボリンジャーバンドを活用したエントリーパターン3選
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