バイナリーオプションの勝率を上げるには、複雑な計算やややこしい理論を駆使するものだと思っていませんか?
実は、半分正解で半分間違いです。
バイナリーオプションは奥が深いので、勉強すれば勉強するほど知識が増えていろんなことを意識すると思います。
しかし、勝率を上げる方法は意外にシンプルで、誰でも実践しようと思えば実践できることが多いです。
そこで今回は、バイナリーオプションで勝率を上げるための具体策について解説します。
バイナリーオプションの勝率の計算方法
勝率を上げるにしても、そもそも勝率の計算方法が分かっていないと話になりません。
そこでまずは、勝率の計算方法と利益の計算方法をご紹介します。
バイナリーオプションでの勝率の計算式は次の通りです。
勝率(%)= 勝ちの回数 ÷ エントリー回数 × 100
利益の計算方法
利益計算の仕方は次の通りです。
エントリー金額 × 取引回数 × (ペイアウト率 × 勝率 – 100) ÷ 100
次の例をもとに実際に利益を計算してみましょう。
- エントリー金額:5,000円
- 勝率:60%
- 取引回数:10回
- ペイアウト率:1.85倍
5,000円(エントリー金額)×10回(取引回数)×1.85(ペイアウト率)×60(勝率)-100)÷100=5,500
つまり、上記の例だと利益は5,500円になります。
バイナリーオプションの損益分岐点(勝率)とは?
ここでは、バイナリーオプションで利益を出すために必要な勝率(損益分岐点)を考えてみましょう。
損益分岐点(勝率)(%)=100÷ペイアウト率
ハイローオーストラリアの15分取引を例に考えてみましょう。
ペイアウト率は1.85倍なので…
損益分岐点=100÷1.85=54.054054…..%<
よく「バイナリーオプションで利益を出したいなら勝率55%以上を目指しましょう!」と言われるのは、この損益分岐点を踏まえたうえでそう言われているのです。
バイナリーオプションの勝率を上げる方法
ここからは、勝率を上げるために実践すべきことについてお話しします。
勝率を上げるポイントとしては次の6つがあります。
手法の改良をする
自分に合った手法を見つけたら、それを改良していきましょう。
ポイントとしては、基本のルールをベースに、その手法がどんな相場に強いのかなどのプラスαの根拠を集めていきましょう。
自分がエントリーしたときのチャートを画像として保存して、負けているときと勝っているときの傾向を分析します。
その際、ローソク足の形や流れに着目してみるとよいです。
例えば、逆張りでエントリーしているなら、過去の相場を振り返って、まったく相場が上下に動いていない時は反発する可能性は低くなります。
他にも、高値・安値や意識されていたラインはエントリーの根拠として使えます。
テクニカル分析を行う
実際に取引を行う前にもすることがあります。
それは、「テクニカル分析」です。
特にチェックしておきたいのが、次の2点です。
- 手法が相場にマッチしているか
- 円やドルなどの主要な通貨がどちらの方向に進んでいるか
手法が相場にマッチしているかについてですが、各通貨ペアごとに自分の手法が1日単位、週単位、月単位で見た時に有効なのか過去の相場で確認しましょう。
なぜなら、通貨ペアごとに癖があり、週単位や月単位で勝率が大きく異なることがあるからです。
確認する時には、当日の相場での勝率を重視します。
また、円やドルなどの主要通貨の相場の進み方を見ることも大切です。
例えば、USD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPYのチャートを見た時に上昇方向に進んでいるのであれば「円が売りの方向に進んでいる」と判断できます。
バイナリーオプションにおけるテクニカル分析のやり方については、「バイナリーオプションでテクニカル分析が習得できる6つの方法」で詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。
複数の時間足を見る
エントリーする際には複数の時間足でチャートを確認しましょう。
というのも、複数の時間足を確認することで、相場の流れを把握できたり、より精度の高いエントリーが可能になります。
【具体例】
- 15分~1時間で相場の流れを把握する
- 5分足でエントリー基準を確認する
- 最終的には1分足の動きを見ながらエントリーするタイミングを決める
といった感じです。
マルチタイムフレーム分析をすることで、エントリーの根拠を増すことができます。
エントリーの時間帯を意識する
テクニカル分析にも関わってきますが、手法によって時間帯による勝率は変わってきます。
マーケットによっても特徴が異なりますので、ご自分の手法がどの時間帯に向いているのかを把握しましょう。
関連記事バイナリーオプションの勝てる時間帯の真実|市場把握が重要?
危険な時間帯での取引を避ける
相場には取引を避けたほうがいい時間帯がいくつかあります。
エントリーを避けるべき時間帯としては、主に次のようなものがあります。
- 要人発言や経済指標
- マーケットオープン
要人発言や経済指標
要人発言や経済指標発表の前後30分は取引を控えましょう。
重要度が高いほど相場への影響は大きく、テクニカル分析とは関係のない動きをする可能性が高いです。
関連記事 バイナリーオプションで絶対に押さえてくべき経済指標6選
マーケットオープン
三大市場と呼ばれる次の3つの市場のオープン30分前後も注意が必要です。
- 東京市場:9時
- ロンドン市場:16時(冬時間は17時)
- ニューヨーク市場:21時(冬時間は22時)
マーケットが切り替わる前後では、クローズに向けての動きやマーケットオープンによる取引量の変化などにより、それまでとは違った動きをすることが多いのです。
要は、予想しづらい相場になりやすいので取引を控えたり相場を見極める必要があるということです。
複数通貨の動きを見る
複数の通貨とは「関連通貨」のことです。
これらの通貨は連動した動きをすることが多いです。
そのため、関連通貨の動きを確認し、エントリーの根拠とすることができます。
【具体例】
USD/JPYがエントリーの水準に達し、反発が予想できた時に関連通貨であるEUR/JPYでも反発の根拠を見出すことができれば、それだけUSD/JPYでも反発する根拠が強くなると推測できます。
勝率とエントリー回数・収益の関係
続いて、勝率とエントリー回数・収益の関係を考えてみましょう。
例えば、あなたが2つの手法を試してみて次のような結果が出た場合、あなたはどちらを選びますか?
- エントリー金額:1,000円
- エントリー回数:100回
- 利益:12,800円
- エントリー金額:1,000円
- エントリー回数:20回
- 利益:11,960円
- 手法1:勝率60%
- 手法2:勝率85%
また、収益の観点以外に資金運用の観点でも手法2のほうが有利です。
なぜなら、勝率が高いほうが口座残高の変動が小さくなるからです。
【具体例】
手法1の場合、100回エントリーしたら40回は負けるということです。これは、最悪の場合、最初の10回で連続して負けることもあり得るということを意味します。
こうなると、一気に口座残高が減るので、淡々とエントリーすることが精神的に厳しくなります。
資金が増えた状態で負けるのならまだ許容できるのですが、最初に負けが続いてしまうと資金が大きく減るので、大体の人が根拠の高いエントリーポイントでも消極的になってしまうのです。
手法2のように勝率が高いと連敗することも少なくなるので、資金が減る可能性も下がり、精神的に安定して取引に臨むことができ、結果として利益を伸ばせるのです。
関連記事 バイナリーオプションで重要な資金管理の極意3つを教えます
まとめ
バイナリーオプションの勝率を上げる方法に関する解説は以上となります。
最後にもう一度、勝率を上げる6つの方法をおさらいしておきましょう。
あまり難しく考えずに、ルールを守って淡々とエントリーすることがポイントです。
それは使わない手はないね!
関連記事バイナリーオプションのデモ口座10選!無料で取引体験しよう!
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