突然ですが、バイナリートレーダーの皆さんは「バックテスト」をしてますか?
バックテストを行うことで、取引の根拠がより明確になるので勝つ確率がグッと上がります。
この記事では、バックテストの必要性や実際にバックテストを行う方法について解説していきます。
バックテストとは?
実は、インジケーターやサインツールも同じプログラミング技術を基に開発されています。
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あなたは、バックテストを行わずに勝率の分からないトレード方法を試すのと、バックテストを行い過去10年間で勝率が65%出たトレード方法を試すのとどっちがいいですか?
もし、前者という人は、バイナリーオプションをするより宝くじを買ったほうがいいです(笑)
コンスタントにバイナリーオプションで稼ぎたいなら、面倒だと感じてもバックテストは必ず行いましょう。
バイナリーオプションでバックテストをする方法
- 外注する
- 講義を受けて自分でやる
それぞれの費用相場はこんな感じです。
- 外注:1ノウハウ3万円~8万円
- 講義:10万円~20万円
おすすめは、断然『講義』です。
たしかに、最初はバックテストを外注するより費用が掛かりますが、何度も外注するよりかは割安です。
それに、外注するとなるとせっかく考えたノウハウをお金を払ってバラすことになります。
それから、慣れてくれば自分でバックテストをやるほうが時間がかからなくなります。
ということで、バックテストは講義で方法を学ぶことをおすすめします。
バイナリーオプションのバックテストで押さえるべきポイント
バックテストは、ただ闇雲に行っても意味がありません。
最低でも次の4つのポイントを押さえて行いましょう。
勝率
巷には、勝率80%・90%という手法が溢れていますが、そんな優秀な手法ばっかだったら誰でもバイナリーオプションで勝てることになります。
そんなに甘い話はあるはずもなく、実際に1年通して稼げている手法の勝率は60%前後にとどまると思います。
なお、バイナリーオプションの場合は「勝率」と「ペイアウト率」を用いて利益がいくらになるかを計算します。
そう考えると、損益分岐勝率は54.05%となります。
では、バックテストで勝率が54.05%を超えればそれでOKかというと、そんなに単純な話ではありません。
というのも、バックテストでの結果はあくまで「バックテストの結果」です。
実際に取引するとなると、ここにMT4とバイナリーオプションの数値の違いや同値の負け判定やスリッページなどを加味しなければなりません。
そうなると、実際に取引した際の勝率はバックテストの勝率よりも1~2%程度下がると考えておいたほうがいいです。
このように、バックテストの結果からリアルの取引でもちゃんと利益がでるかを計算してみましょう。
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連勝数と連敗数
連勝数と連敗数は、その手法がどんな相場で役に立ち、どうな相場が苦手なのかを見つけ出すのに役立ちます。
実際の運用成績に差が出るのは、勝率よりもむしろ連勝数と連敗数だったりもするので、しっかりと押さえておくべきポイントといえます。
具体的には、その手法で3連勝以上している相場があった場合に次のような点をチェックします。
- 日本時間だったか?欧州時間だったか?という取引時間
- 仲値やロンドンフィックスの時間は絡んでないか?
- 日足でフィボナッチの50%や61.8%などのもみ合う部分だったか?
- パーフェクトオーダー中だったり、ボリンジャーバンドのバンドウォークが発生中ではなかったか?
ご自身の手法の特性を掴めたら、その手法を使うかどうかの判断をする”条件”を探してみてください。
実際、編み出した手法をベストなタイミングで使うだけでも勝率は上がりますので、しっかりチェックしましょう。
プロフィットファクター
例えば、総利益が100万円で総損失が50万円ならPFは2.0となります。
つまり、負けていれば1.0以下になるし、勝っていれば1.0以上になるという訳です。
PFは「いかに損失を抑えて大きな利益を出せているか」の指標なので、FXではとても重要な指標です。
最大ドローダウン
最大ドローダウンとは、最大資産から最も大きい下落率のことです。
ただ、最大ドローダウンは実際に取引を始めると、簡単に超えてきます。
そのため、本当に安全な運用したいのであれば、最大ドローダウンの3倍くらいの余裕資金が欲しいところです。
バイナリーオプションでバックテストを行うメリット
続いて、バックテストを行うメリットをご紹介します。
バイナリーオプションでバックテストを行うメリットには次のようなものがあります。
根拠をもって稼げるエントリーができるようになる
バックテストで良い結果をだしたトレードノウハウやインジケーターは、どんな本やネットの情報よりも根拠があると考えていいでしょう。
そして、バックテストの検証期間が長ければ長いほど信用度は高くなります。
つまり、過去10年間で良い結果を出した手法は、過去5年間で良い結果をだした手法より根拠があるということです。
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メンタルが楽になる
根拠のない方法でエントリーしていて何が一番怖いかというと『負けが続いた時』です。
自分でも確証がないと、負けた時に一気にメンタルをやられ、なし崩し的にどんどん変なエントリーをして負けてしまいます。
これはバイナリーオプションでは絶対に避けたい事態です。
これに対して、バックテストを行っていれば「どうして負けたのか?」をきちんと理解でき、バックテストではじき出した条件と照らし合わせてその手法を使うか使わないかの判断ができます。
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まとめ
バックテストをやってみると、バイナリーオプションで勝つことがいかに難しいかを思い知ると思います。
せっかく編み出した手法でバックテストして玉砕すると最初は凹みますが、同時にバイナリーオプションで勝てる人が少ないというのも納得ができると思います。
それに、「いい手法を思いついた!」と思った瞬間はかなり有頂天になるものです。
その根拠のない自信だけでバイナリーオプションを始めて連敗すると、メンタルが乱れて普通じゃ考えられないようなミスを犯してしまうこともしばしば・・・
そのため、バイナリーオプションで安定して勝ちたいなら必ずバックテストは行いましょう。
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