近年ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などといった仮想通貨の話題を耳にすることが増えてきました。
中には現物投資という形で仮想通貨を保有している人も少なくないのではないでしょうか。
今回の記事では現物投資についてではなく、XMTradingという海外業者を使った仮想通貨のレバレッジ取引について必要な知識を解説していきます。
XMTradingの仮想通貨取引(ビットコイン)とは
XMTradingの銘柄の分類にCryptocurrenciesという、いわゆる仮想通貨を取引できる分類があります。
ビットコインやイーサリアムに対して海外通貨建(米ドルやユーロ)で取引をすることができます。
この取引は現物投資のためのツールではなく、短期から長期にかけて売買を繰り返し利益を積み重ねるといったトレード適したものです。
XMで仮想通貨取引をするメリット
XM(エックスエム)は海外業者の中で世界で最も信頼された業者のうちの1つとも言えます。XMのメリットを見ていきましょう。
- 相場に休みがないため24時間365日取引することができる
- スワップポイントが存在しない
- ボラティリティ(変動幅)が大きいため大きな利益を得る機会が多い
- メジャーなコイン(ビットコイン)やマイナーなコイン(アルトコイン)まで31銘柄の仮想通貨を取引可能
スワップポイントが存在しない上にどんな時でも取引ができるという点は非常に魅力的ですね。
スワップポイントを簡単に説明すると、ポジションを保有する際にかかる手数料のようなものと考えてください。
いずれかのポジションを保つ場合に手数料を負担し、逆のポジションを保有するときはスワップポイントとしてその手数料を受け取ることができるというシステムです。
上記の通り、仮想通貨は株やドル円などの通貨ペアと比較してボラティリティが非常に大きいです。
レバレッジ自体は低く抑えて多少の上下は気にせずにポジションを持ち続けるといった戦略を取っている人が多い印象が見受けられます。
こちらの画像は有名なアルトコインのうちの1つであるリップルと米ドル(XRPUSDT)ペアのエントリーと決済をした時のチャートと取引結果の画像です。
0.4959ドル(USDT)で買いでエントリーし0.7900ドルで売り決済をしました。
決済後の利益は+370%、つまり証拠金が一瞬で3.7倍に膨れ上がったということです。この現象は相当大きなレバレッジを掛けるか、仮想通貨の中でもアルトコインでしか起こらない現象と言っても過言ではありません。
XMで仮想通貨取引をするデメリット
レバレッジをかけて取引ができる一方で、実はそれに伴ったデメリットも存在します。
- スプレッドが大きいためスキャルピングトレードに向いていない(手数料負けする)
- FX(ドル円やユーロドルなど)と比較して乱高下が激しいので難易度高め
- 仮想通貨を入金して取引することができない
当然のことではありますが、ボラティリティが大きいということは上昇幅が激しければ下落幅も激しいということです。
1分足や5分足、15分足などといった短期のロウソク足チャートをメインにトレードするのは危険です。
仮想通貨のチャートの動きの特徴として非常に大きなボラティリティを持って上昇、または下落したあとに数週間から長いときは数ヶ月かけてレンジ相場を形成します。
そしてこのレンジ相場はレンジとはいえども、大きなボラティリティを持って上下に長いヒゲを形成します。
つまり、「だまし」のような値動きが頻発に生じる期間です。この時期に回転率重視のトレードスタイルで挑めば間違いなく資金は底を尽きます。
以下はBTCUSDの2023年6月下旬から7月下旬にかけてのチャートです。
このように強烈な上昇が一瞬で来たかと思えば、資金を消耗しかねないレンジ相場がダラダラと続きます。
このレンジ相場で資金を溶かさないためにも短期トレードは極力避けたほうが良いということが分かります。
XMに限らず、海外業者はハイレバレッジが利用できる分スプレッドは比較的大きめに設定されています。
XMTradingの仮想通貨(ビットコイン)の取引条件
XMで仮想通貨を取引するにはいくつか条件があります。ここでは必要証拠金やスプレッド・手数料などについて解説します。
取引時間
XMでの仮想通貨の取引は24時間365日可能です。
株やFXは取引可能な時間が決まっています。相場に大きな影響を与えるようなニュースが土日に起こったとしても、ポジションを動かす事はできません。
しかし仮想通貨に休み相場はないのでそういったニュースにどんな日であっても対処することができます。
レバレッジ
XMの仮想通貨取引の際に利用するレバレッジは銘柄ごとに区分されており、最大で500倍のレバレッジを利用することが可能です。銘柄ごとの取引通貨量に対する最大レバレッジの値を表にまとめてみました。
BTCUSD ビットコインと米ドル | (40Lot未満) | 500倍(40-120Lot) | 250倍(120-200Lot) | 50倍1倍 (200Lot以上) |
ETHUSD イーサリアムと米ドル | 500倍 (590Lot未満) | 250倍 (590-1770Lot) | 50倍 (1770-2950Lot) | 1倍 (2950lot以上) |
LTCUSD ライトコインと米ドル | 250倍 (360Lot未満) | 50倍 (360-720Lot) | 1倍 (720Lot以上) | ー |
XRPUSD リップルと米ドル | 250倍 (800Lot未満) | 50倍 (800-1600Lot) | 1倍 (1600Lot以上) | ー |
BCHUSD ビットコインキャッシュと米ドル | 250倍 (230Lot未満) | 50倍 (230-460Lot) | 1倍 (460Lot以上) | ー |
このように、取引量(Lot)が増えれば増えるほど、利用できるレバレッジの最大値は小さくなるということが分かります。
加えて、ライトコインやリップルなどのマイナーな仮想通貨(アルトコイン)は、ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな仮想通貨と比較してレバレッジの制限が強めだということが分かります。
最大500倍ものレバレッジが設定されているものの、上記のトレード結果をご覧の通り、小さなレバレッジであっても爆発的に資金を増やすチャンスが転がっています。
ちなみに「XMで仮想通貨を取引するメリット」で公開したリップルのトレードではレバレッジ10倍で取引しました。
もしこのトレードで100倍のレバレッジを利用していたら資金は30倍になっていたと考えると、やはり仮想通貨取引は大きなチャンスが転がっていると言えます。
必要証拠金
XMのビットコインやイーサリアムなどといった全ての仮想通貨の銘柄は次の計算式を用いて算出することができます。
ロット数 × コントラクトサイズ × オープン価格 × 必要証拠金率 = 必要証拠金 |
この計算式を使用して実際にビットコインを取引するための必要証拠金を算出してみましょう。
コントラクトサイズとは、1ロットあたりの通貨量を表します。ビットコイン(BTC)の場合は1ロット=1BTCなので、コントラクトサイズは1となります。
ビットコインの証拠金率は0.2%に設定されています。
オープン価格は、現時点での対象の仮想通貨の価格を表します。
必要証拠金率は、ポジションを保有し続けるために必要な証拠金の割合のことを表します。
また、XMは銘柄ごとに必要証拠金率を設定しています。
これらの数字を使って計算してみると、
1(ロット数)×1(コントラクトサイズ)×30,000ドル(BTCの価格)×0.2%(必要証拠金率)=60ドル 60ドル×143円=8,580円(必要証拠金) |
XMでビットコイン(BTC)を1ロット取引するための必要証拠金は8,589円になります。
スプレッド・手数料
続いて、XMで仮想通貨を取引する際に生じるスプレッドや手数料について解説していきます。
XMに限らず海外業者は、仮想通貨取引のスプレッドは為替(ドル円)などといった、他の銘柄と比較してかなり大きいです。2023年8月1日14時27分時点のドル円とBTCUSDのスプレッドの違いをご覧下さい。
「売り」と「買い」の間にある長方形に囲まれた数字がスプレッドの大きさを表します。USDJPY(ドル円)は25pipsですが、BTCUSD(ビットコイン対米ドル)は3517pipsです。
ボラティリティが大きい分、手数料の回収がしやすいので手数料も大きいということですね。
加えて、XMではどの銘柄にもスプレッド変動制が導入されています。
以下のような時間帯やタイミングはスプレッドは大きくなりやすいので注意が必要です。
- 取引量が減少する早朝や深夜
- 重要な経済指標が発表される前後
- 戦争や自然災害などといった有事が発生した時
特別なイベントがなくとも、XMにはスプレッドが広がりやすい時間帯が存在します。
スワップポイント
ドル円やユーロドルなどとった国の通貨ペアをトレードする際には通常スワップポイントというものが発生します。
2国間の政策金利の差額に応じて金利を受け取ることができる場合もあれば、逆に支払わなければならないというものです。
金利が高い方の通貨を買う(ロング)際に金利を受け取ることができます。
このような仕組みがXMのBTC取引には存在しません。
つまり、ロングやショートポジションを取る際に面倒なスワップポイントの計算をする必要がないということです。
ストップレベル
ストップレベルとは、指値・逆指値注文を行う際に、現在価格から最低限離さなければならない価格差のことを指します。
XMでは2021年8月にストップレベルがゼロに改善されました。とはいえ、指値・逆指値注文を1pips上や下に設定するような場面はないので気にする必要はありません。
XMで仮想通貨を取引する手順
それでは実際にXMで仮想通貨取引を始める手順について詳しく解説していきます。
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仮想通貨取引のはじめ方
仮想通貨取引を実際に始めるまでに必要な手順はこの2項目だけです。
- 口座開設
- MT4かMT5のダウンロード・インストール
それでは実際にXMの口座開設の方法を画像を用いて解説します。
1. 口座開設をする
まずはXMTradingの公式ホームページへいき、リアル口座かデモ口座のどちらかを選択します。
リアル口座は実際に自分の資金を入金して取引ができる口座で、デモ口座は自分の資金は一切使わずに、架空のお金を使って取引ができる練習用の口座です。
今回は実際にリアル口座を開設していきましょう。
次に個人情報を入力し、開設したい口座のタイプを選びましょう。個人情報はローマ字で入力します。
どの口座タイプを選べばいいかわからないという方は「スタンダード口座」を選びましょう。スタンダード口座の特徴を表にまとめてみました。
口座の基本通貨 | 日本円・米ドル・ユーロ |
1ロットの通貨単位 | 100,000通貨 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
取引手数料 | なし |
スプレッド | 1.0pips~(変動スプレッド制) |
スワップポイント | あり |
最小ロット数 | 0.01ロット |
最大ロット数 | 50ロット |
口座開設ボーナス | あり |
入金ボーナス | あり |
最低入金額 | 5ドル相当 |
このように、スタンダード口座は十分な機能を備えています。プロのFXトレーダーから初心者の方まで、幅広い層のトレーダーに愛されている口座タイプです。
スタンダード口座の機能では物足りなくなってしまったらその時は同じアカウントで別のタイプの口座を開設する事ができるます。
それでは引き続き、リアル口座の開設方法の解説を続けます。
そのままステップ2に進み、個人情報や取引口座詳細などを入力していきます。この時に注意すべき点が1点あります。
「納税義務のある米国市民ですか?」という質問は「いいえ」と答えましょう。
また、XMの口座ボーナスを受け取りたい方は忘れずに「はい、ボーナスの受け取りを希望します。」と回答してください
最後に、口座にログインする際に必要なパスワードを設定すればひとまず完了です。
そして最後に登録したEメールアドレスに認証メールが届きますので、そちらの方で認証を済ませれば口座開設は完了です。
メールアドレス認証が完了すると、登録したメールアドレスにログインID(口座番号)が送信されますので忘れないようにしましょう。
2. MT4かMT5をダウンロードする
まずは、Meta Trader5の公式ホームページへ飛びます。するとこのような画面が出てきます。
Windowをご使用の方は赤枠を、Macをご使用の方はその下にある「macOS」をクリックしてください。
また、iPhone版やAndroid版のMT5のアプリもありますので、アプリをダウンロードしたいという方は下にスクロールをすると専用の枠が出てきます。
ダウンロードが終わったら、ダウンロード一覧の画面に「mt5setup」というものがダウンロードされているはずです。
それをクリックしてください。その後以下のような規約同意に関する画面が出てくるので規約に同意してください。
これでMT5のダウンロードからインストールまでの手順は完了です。
仮想通貨のチャート表示方法
MT4またはMT5を使う場合、PC版やスマホ版関係なく、すべての銘柄のチャートを表示することが可能です。
今回は、その中でも仮想通貨のチャートを表示させる方法を解説します。
パソコン版のMT5を使う場合
MT5のメイン画面の左上に「ファイル(F)」という項目をクリック。
「新規チャート(N)」という項目にカーソルを合わせると様々な銘柄の分類名が表示されますが、その中でも一番下にある「Cryptocurrencies」というにカーソルを合わせるとXMにおける口座の種類が表示され、最後にBTCUSDなどといった仮想通貨の銘柄が表示されます。
スマホ版(アプリ)のMT5を使う場合
まずはMT5のアプリを開いてください。その後アプリの一番下にある「気配値」をタップしてください。
このように取引可能な銘柄が分類された表が出てきます。ビットコインを取引したい方は一番上にある「Cryptcurrencies」という項目をタップしてください。
そうすればこのように取引可能な仮想通貨の銘柄が表示されます。
名称の左側のローマ字が仮想通貨の銘柄、右側が為替の銘柄になっていたり、両方とも仮想通貨の銘柄になっているのでお好みのペアを探してください。
XMの仮想通貨取引はスマホからもできる
XMやらMT5やらMT4やらと、何がなんだかわからないという方も中にはいらっしゃると思います。
実はパソコンはもちろん、MT4やMT5はなくてもXMのスマホアプリをダウンロードすればチャートの閲覧からエントリー、決済まで全てをこなせます。
スマホアプリだからといって取引できる銘柄に規制があったり、手数料やスプレッドが大きいということはありません。
AppStore内でのユーザーの評価が非常に高く、個人的にパソコンでMT4やMT5を使って取引をするよりか銘柄の選び方や注文方法がわかりやすいので、トレードを始めたてでよくわからないよという初心者の方はスマホアプリ版で取引するのをおすすめします。
このようなFX取引アプリや証券取引アプリというものは必然的に必要とされる機能が多くなるため、ユーザーにとって使いにくくなってしまうのですが、XMに関してはApp内の評価が非常に高いということが分かります。
XMで仮想通貨取引をするときの注意点
- 変動幅(ボラティリティ)の大きさに要注意
- 市場参加者が少ない銘柄は取引しない
何度も記述している通り仮想通貨の世界は変動幅が大きいです。
加えて、アルトコインに関しては市場参加者(その仮想通貨を取引しているトレーダー)が少ない上に、変動幅に関してはビットコインやイーサリアムよりも数倍から数十倍の変動幅を見せることがあります。
とてつもない上昇や下落に巻き込まれ、市場参加者が少ないから損切注文を出してもなかなか注文が通らない可能性があるということです。要は「注文が滑る」ということです。
XMにはゼロカットシステムが導入されているとはいうものの、ハイレバレッジでエントリーをすれば証拠金が一瞬で消し飛んでしまう可能性が非常に大きいということです。
そもそも仮想通貨のレバレッジトレード自体の難易度が高めなので、初心者の方は特に最初は低いレバレッジを用いたトレードをしつつ、仮想通貨の相場感に慣れていきましょう。
XMで仮想通貨取引できないときの対処法
XMで仮想通貨の取引ができないという場合は、下記の3つの原因が考えられます。
- ZERO(ゼロ)口座で仮想通貨取引をしようとしている場合
- XMがメンテナンスを行っている場合
- MT4/MT5に仮想通貨を表す(Cryptocurrencies)の表示がない
XMでは様々な講座の種類が存在しますがその中でも仮想通貨が取引対象となっている口座はスタンダード口座・KIWAMI極口座・マイクロ口座の3つです。
ゼロ口座では仮想通貨の取引はできないので、上記のいずれかの口座を開設してください。
以下のライブチャットによる回答の通り、再び口座を開設するために個人情報の入力やその他の手続きは必要ありませんので数分で開設できます。
ゼロ口座ではないのにも関わらず、MT4やMT5にCryptocurrenciesの表記がない場合があります。
これはソフト側のバグですのでこれも同様にライブチャットで問い合わせをすればすぐに改善されます。
また、ライブチャットは日本人スタッフが24時間体制でサポートについているので安心して問題を解決できます。
XMの仮想通貨取引まとめ
今回の記事では、XMTradingを使って仮想通貨取引をするのに必要な基礎知識を記述しました。
有名芸能人やインフルエンサーが度々話題にする仮想通貨ですが、株やFXと比較して非常な大きなボラティリティを持っています。
一発当てれば億万長者という思い込みはせず、仮想通貨取引のメリットやデメリットをしっかりと把握し、逆に資金を溶かしてしまうという本末転倒の事態は避けたいですね。
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