VPSを無料で使える海外FX業者を徹底比較!利用条件と選び方のポイントも解説

無料VPSが使える おすすめ海外FX業者5選

VPSとはバーチャル・プライベート・サーバーの略で、日本語に訳すと仮想専用サーバーのこと。

共用サーバーと比較すると安価で利用でき、カスタマイズ性が高い点もメリットです。

海外FXのVPSについての疑問

「無料で利用できるVPSがある海外FX業者はどこ?」

「VPSの無料利用には条件があると聞いたが本当か」

「格安VPSのおすすめが知りたい

そこで今回は、VPSの無料サービスを提供している海外FX業者を5社、紹介します。

しかし無料で利用するには一定の条件があります。

それぞれの海外FX業者で条件は異なりますので、よく比較・検討しましょう。

ぜひ最後まで読んで、自分に合ったVPSを見つけてくださいね!

目次

海外FXにおけるVPSとは?

まずは、海外FX業者での取引でVPSをおすすめする理由を確認してみましょう。

FX自動売買とスキャルピングにVPSが必要な理由

VPSはFX自動売買システムのEAを稼働させるために必須のツールです。

ほったらかしでも取引してくれるEAはたくさんのメリットがあるのですが、稼働させるには気になるデメリットもたくさんあります。

・PCを立ち上げたままにする必要があり寿命を縮める
・電気代がかさんでしまう
・サーバーの状況に影響され注文が通らない
・予期せぬエントリーが起こる

約定力やサーバーの安定性は、取引での収益率を大きく左右します。FX自動売買ツールを取り入れてFX取引をするなら、VPSの導入を検討しましょう。

またスキャルピングトレードがメインのトレーダーにも、VPSはおすすめです。

なぜならVPSは、通信環境の安定性や約定力の高さが自慢のツール。ミリ秒単位での約定が求められるスキャルピングでは、VPSが収益化に役立ちます。

海外FX業者は自動売買の無料サービスがあったり、スキャルピングの制限がゆるかったりするメリットがあります。

これらも、海外FXにVPSがおすすめされる理由です。

VPSを使うメリット・デメリット

海外FXでの取引においてVPSが重要な理由を解説しました。

ここからは、VPSを利用するメリット・デメリットをそれぞれ確認していきましょう。

VPSを使うメリット

VPSを導入するメリットは、おもに3つあります。

①EAの稼働が楽になる
②停電やサーバーダウンによるリスク回避
③約定スピードの向上

先述したように、自動売買のEAを稼働するにはパソコンを立ち上げておく必要があります

24時間365日EAを稼働させようとすると、電気代も膨れ上がるうえ、パソコンに負担がかかります。パソコンの買換えを早めてしまう可能性もあるでしょう。

また停電や回線トラブルのリスク回避にも、VPSは有効です。

パソコンでEAを稼働している最中に停電が発生すると、新規注文や決済ができません。チャンスを逃すどころか、損切りできずに大きな損失になることもあるでしょう。

VPSなら、停電やサーバーダウンにも備えられます。

さらにVPSの導入は、通信速度の向上もメリットのひとつです。VPSにはSDDが搭載されているため、データの記録速度が格段に早くなります。

約定スピードが早くなるため、短時間で利益を狙うスキャルピングトレードにもVPSは最適です。

VPSを使うデメリットはコストのみ

上記のように、VPSを利用するメリットは多く、すぐにでも利用してほしいツールです。

反対にVPSのデメリットはただひとつ。

①VPSの利用には月額料金が発生する

おすすめ度月額
お名前.com FX自動売買専用VPS★★★★☆1,240円~
ABLENET VPS★★★★☆1,392円~
さくらインターネットVPS★★★★☆643円~
XMTrading★★★★無料

日本国内の有名VPSサーバーでは、月額1,000円〜数万円程度が必要です。また安いプランには初期費用の発生や、最低利用期間の設定がありますので、契約前にプランの詳細を確認しましょう。

料金を抑えたいなら海外FX業者の無料VPSサービスがおすすめ

VPSにコストをかけたくない人には、海外FX業者が無料でサービスしているVPSがおすすめです。

口座残高や取引回数などの条件があるものの、高品質なVPSをノーコストで利用できます。

とくにおすすめなのは海外FX業者のXMTradingの無料VPSサービスです。大手サーバー会社のBeeks社のVPSを無料で利用できます。

無料で使えるプランはBeeks社の中でもっとも安いブロンズプラン(月額3,980円)にはなりますが、3つの口座を同時稼働できる程度の容量はあるのでこれからFX自動売買を始める方であれば十分なスペックでしょう。

無料VPSサービスがある海外FX業者おすすめ5社と利用条件

初めてVPSの利用を検討している方にまずおすすめしたいのが、海外FX業者の無料VPSサービスです。

人気の海外FX業者では、無料でVPSを利用できるサービスを提供しています。

無料VPSの利用にはそれぞれ条件があります。無料VPSのスペックと利用条件を一緒に確認してみましょう。

XMTrading

XM

\ 新規口座開設で13,000円プレゼント /

 公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/

XMはBeeks社のVPSを提供しています。

ロンドン本社のデータセンターに接続したVPSが無料で利用でき、通信環境も安定しているとあって評判はまずまず。

無料利用の条件は以下の2つです。

無料VPS利用条件
  1. 口座に1,000ドル以上の残高
  2. ひと月往復5ロット以上のトレード

上記2つの条件を満たしていない場合は、毎月28ドルの利用料を支払えば利用可能です。

ひと月往復5ロット以上のトレードの場合、1ドル=140円で1000倍レバレッジをかけると1ロットあたりの必要証拠金は14,000円となります。合計5ロット取引するとなると必要証拠金は70,000円です。

XMは1000倍ものレバレッジを掛けられるので初心者でも決して無理な数字ではないでしょう。

XMのVPS仕様

XMのVPS仕様
CPU1コア
メモリ1.3GB
HDD25GB
OSWindows2012 R2
目安3口座ほど同時に稼働できる

ただし、裁量トレードで5ロットは難しいという方もいらっしゃるでしょう。そんなときにもおすすめなのがFX自動売買ツールです。

FX自動売買ツール(EA)を使えば、その名のとおり優秀なロジックが自動で取引してくれるので、積極的にエントリーするEAであれば、ひと月5ロットはクリアできるでしょう。

その中でもXMユーザーにおすすめなのはマスターズEAです。マスターズEAは「厳選エントリー型のホールインワン」と、「積極エントリー型のアルバトロス」の2種類の無料EAを配布しています。

筆者はXMの無料VPSサービスを使って、ホールインワンを10万円で稼働したところ、わずか1ヶ月で+139,611円(月利140%)となりました。ちなみに元本回収は23日で達成しています。取引合計数も5ロットクリアしていました。

  • EA:ホールインワン
  • 日付:2024/1/1 ~ 1/31
  • 収益:10万円 → 約24万円

マスターズEA公式LINEでは、EA初心者向けに無料設置代行サービスや、EA利用者向けの稼働停止推奨アナウンスのオープンチャットなどサポートが充実しているので、FX自動売買を検討している方はぜひご参考ください。

HFM(HotForex)

hfmarkets

HFM(HFMARKETS)もVPSを無料で利用できる海外FX業者です。

無料利用の条件はシンプル。

30日以内に口座に合計5,000ドル以上の入金

XMと同じBeeks社のVPSですが、毎月の取引量は無料条件に含まれていません。

VPSを無料で使いたいがために、無理にトレードする必要がなく安心です。

入金額さえ満たせばVPSを無料で利用できるとあって、海外FXユーザーからの人気を集めています。

【HFMのVPSの仕様】
CPU:1V
メモリ:1.3GB
HDD:25GB
OS:Windows2012
VPS会社:BeeksFX
料金:無料(条件を満たさない場合は30ドル)

HFMのVPSはコチラ

Exness

Exness

無制限レバレッジで有名なExnessのVPSサーバーは、取引サーバーと同じデータセンターに配置されており、通信速度は0.4~1.25ミリ秒。

注文は速やかにサーバーに送られます。

ExnessでのVPS利用条件は以下の通り。

①500ドル以上の入金実績
②VPS利用申請中の余剰証拠金が100ドル以上

500ドル以上を入金した実績があり、なおかつ利用申請中は口座に100ドル以上が余剰証拠金として残っていなくてはいけません。

入金と同時に、VPSの利用申請を送っておきましょう。

【ExnessのVPSの仕様】
CPU:2.0GHz
メモリ:1.0GB
HDD:10GB
OS:Windows2012
VPS会社:MERRICK MIRROR HOLDINGS, INC

※2週間取引なしで警告⇒2日間の猶予⇒それでも取引なしでVPS停止

ExnessのVPSはこちら

FBS

FBS

FBSは、最初の1ヶ月にかぎり、VPSを無条件で無料利用できます。

2か月目以降も無料で利用したい場合は、以下の条件を満たす必要があります。

①クリプト口座以外の口座に450ドル以上の入金
②毎月3ロット以上の取引

これらの条件を満たしていない場合は、毎月33ドルの利用料が徴収されます。

FBSのVPS詳細はこちら

TradersTrust

TradersTrust

TradersTrustは、Beeks社のVPSサーバーを利用しています。

TradersTrustのVPS無料サービスは、後払い方式です。

支払い明細をカスタマーサポートにメールで送り、条件を満たしていると判断された場合、口座に利用量相当額を反映してくれるシステム。

VPSのプランに応じて、無料サービスの条件も異なるため、注意しましょう。

パッケージランク月額使用料金口座残高取引量
ブロンズ・パッケージ25ポンド~2,000ドル以上5ロット(往復)/月
シルバー・パッケージ45ポンド~3,000ドル以上7ロット(往復)/月
ゴールド・パッケージ80ポンド~5,000ドル以上10ロット(往復)/月

TradersTrustのVPSはコチラ

VPS選定のコツ

VPSを導入する前に、確認しておきたいポイントを紹介します。

サーバーの場所はかなり重要

VPSのサーバーがどこに配置されているかは、最重要ポイントです。

なぜなら、海外FX業者の取引サーバーとVPSサーバーの距離が物理的に離れていると、その分通信速度が遅くなるからです。

まずは利用予定の海外FX業者が、どこにメインサーバーを設置しているかを確認しましょう。

たとえばXMは、ニューヨークとロンドンにメインサーバーがあります。

そのためニューヨークかロンドンに近いVPSサーバーを選択すると、高速約定が期待できます。

メモリの目安はEA1台につき約1GB

VPSのメモリは、多ければ多いほど安心です。

しかしメモリが増えれば、月額利用料も比例して高額になるため、必要量のメモリプランを選択しましょう。

目安はEA1台につき1GB。

同時に複数のMT4/MT5やEAを稼働させるのであれば、2GB以上が必要でしょう。

SSDの容量は50GB以上あれば安心

VPSサーバーのディスク容量は、SSDタイプの容量で確認できます。

多くのレンタルサーバーは50GB〜のプラン設計となっているため、もっとも低いスペックのVPSでも充分な容量があるといえるでしょう。

無料VPSと有料VPSのちがい

海外FX業者が無料で提供しているVPSは、海外FX業者が独自で用意したものではありません。

海外FX業者がVPS業者と提携し、トレーダーへ無償提供しています。

そのため通信速度や日本語対応などのスペックに違いはありません。

おもな違いは利用料金のみです。

格安な海外VPS5選

海外FXをするなら、海外にメインサーバーを持つVPSサーバーを利用しましょう。
ここからは、安価で利用できる海外VPSを5つ紹介します。(ただし1つは国内サーバーのものです)

人気が高いのはBeeks・Vultr

VPS

日本人からの人気が高い格安VPSは、BeeksVultrの2つです。

Vultr(ヴァルチャー)は通信速度やスペックが良好で、サーバーの安定性も信頼できると高評価を得ています。

世界17ヶ所にデータセンターを配置しているため、ほとんどの海外FX業者で迅速な取引が可能です。

デメリットは日本語に非対応な点。

英語の苦手な人は、設定に戸惑う可能性があります。

Beeks(ビークス)は世界最大級のVPSサービスです。

ニューヨーク・ロンドン・東京の主要3カ国にもデータセンターを配置しており、ロケーションを海外FX業者に応じて選択できます。

WIN-VPS.com:月$7.0~

winvps

WIN-VPS.comは世界でも格安のVPSサービスです。

プランも幅広く提供されており、自分に最適のプランを選択できます。

必要最小限のスペックを選択できるため、無駄がありません。

また世界中にデータセンターを保有しているため、海外FX業者に応じたロケーションの選択が可能です。

VirMach:月$8.5~

virmach

VirMach(バマーク)は、初心者におすすめのVPSサービスです。

1年契約なら月数百円程度で利用できます。

データセンターはニューヨークやロンドンなどにあります。

多くの海外FX業者がニューヨークにメインサーバーを設置していますので、スピード感のある約定が期待できるでしょう。

日本語には対応していませんが、VPSサーバーの契約やMT4への設定、EAの稼働も簡単です。

ABLENET:月1,694円~

Ablenet

ABLENET(エーブルネット)は、優れたサポート体制や手ごろな価格で海外トレーダーから人気を集めるVPSサービス会社です。

ロンドンやロサンゼルス、シカゴなどにデータセンターがあります。

残念ながら、多くの海外FX業者がサーバーを設置しているニューヨークにはデータセンターがありません。

24時間年中無休でサポートセンターが開設されているため、問題が発生した際にはすぐに問い合わせできます。

7日間の返金保証制度もあるため、その実力を試してみてもいいでしょう。

まとめ:海外FXで自動売買を使うならVPSは必須

VPSを利用すると、EA稼働のためだけにパソコンを起動させる必要がありません。

パソコンに負担がかからず、電気代も削減できます。

またVPSは通信速度が優れているため、約定スピードの向上も期待できるでしょう。

VPSは、自動売買の愛用者や、スキャルピングメイントレーダーにおすすめしたいツールです。

無料サービスしている海外FX業者もありますので、利用の条件をよく確認し、比較・検討しましょう。

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