FXでの利益を最大化させるには取引コストが鍵になってきます。
取引コストの代表といえば、スプレッドです。
しかしたくさんの海外FX業者の中から、スプレッドの狭い海外FX業者を探すのは容易ではありません。
この記事では、海外FX業者のスプレッドの特徴や注意点、国内FX業者との違いを解説します。
最後はスプレッドが狭くておすすめの海外FX業者を厳選して5社紹介。これを読めばスプレッドが狭く、かつ安心な海外FX業者がわかりますよ。
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海外FXのスプレッドとは
スプレッドとは、通貨を買う場合と売る場合の値段の差のことです。
たとえば買値(ASK)が1ドル126.283円、売値が(BID)が1ドル126.288円の場合、スプレッドは0.005円です。
FX業者にとってはこの差額が収益となり、トレーダーにとってはコストになります。
すなわち、トレーダーはスプレッドが小さいほど手数料コストを抑えることができます。
海外FXでスプレッドが重要な理由
海外FX業者を選択する際、レバレッジの高さやボーナスの有無が比較材料としてあげられます。
しかしスプレッドもよく比較するべき事柄です。なぜならスプレッドは取引コストの要だからです。
1通貨単位の取引では少額でも、レバレッジをかけて1000通貨、10,000通貨と単位が大きくなればなるほど、大きな金額になってしまいます。
たかが数pipsとあなどってはいけませんね。
スプレッドは収益に大きく関わるコストであり、また業者ごとに自由に設定できるものです。
そのため海外FX業者の利用前には、事前のリサーチが重要なのです。
海外FXのスプレッドの特徴
すでに国内FX業者を利用しているトレーダーなら、スプレッドの相場についてもある程度の知識があるでしょう。
しかし国内FXのスプレッド相場は、海外FXではまったく参考になりません。
これは国内FX業者と海外FX業者では、注文方法が違うことが関係しています。
国内FX業者が取り入れているDD方式は、トレーダーと取引市場の間にFX業者が入り、取引を仲介しています。
FX業者とトレーダーは利益の相反関係にあり、トレーダーの利益はFX業者の損失に、トレーダーの損失はFX業者の利益になります。そのためFX業者にとって不利なトレードは、注文が通されない可能性があるのです。
これに対し、海外FX業者の多くはNDD方式を採用しています。NDD方式とは、トレーダーと取引市場の間に業者が入らない注文方式です。直接市場に注文が入るため約定力が高く、ほぼ希望の価格でトレードが完了します。
スプレッドの広さ
透明性の高さ
NDD方式では、海外FX業者とトレーダーは利益の相反関係にありません。FX業者の都合に合わせた意図的なトレードの心配もなく、透明性が高いといえるでしょう。
海外FX業者が自社の収益のためにトレードを操作することは、システム上、不可能なのです。
海外FX業者の利益はスプレッドと取引手数料のみですから、国内FX業者よりもスプレッドが広くなっているのです。
このように、国内FX業者よりもスプレッドが広い理由は注文方式の違いにあったのです。
海外FXと国内FXのスプレッドの違い
海外FXと国内FXのスプレッドの違いは、「変動スプレッド」か「固定スプレッド」かという点です。
相場の状況によってスプレッドが常に変動するシステムのこと。
平常時は狭く設定されていますが、相場変動が大きいとスプレッドは広くなる。
なぜ大きな値動きがあるとスプレッドが広がるのでしょうか。
これは取引の流動性に関係しています。経済指標発表前後や要人の発言などで世界を揺るがす出来事があったとき、トレーダーの多くが慌てて注文を始めます。
するとFX業者のサーバーが混み合い、注文をさばききれなくなります。
結果、全体的に取引量が減りスプレッドが広がってしまうわけです。
国内FX業者が採用している「固定スプレッド」方式は、原則としてスプレッドを固定しています。
しかし相場変動が大きくなるときには、固定スプレッドも変動するので注意してください。
固定スプレッドの方がリスクに強く、安心できるのでは?と感じる方もいるかもしれませんが、取引コストはスプレッドだけではありません。
海外FX業者はスプレッドが広い分、各種手数料を安く設定しています。
総合的に見て、海外FX業者と国内FX業者、どちらが自分の希望に合っているか判断しましょう。
海外FXのスプレッド比較表
海外FXにおけるスプレッドを理解できた次は、海外FX業者ごとのスプレッドを比較していきます。
以下の一覧表は各FX業者の平均スプレッドです。
口座ごとにスプレッドが異なるため、一般向け口座とECNのような中上級者向けの口座に分けて表をまとめました。
参考にしてみてくださいね。
一般向け口座のスプレッド比較
一般向け口座で主要銘柄の平常時のスプレッドを比較し表にまとめました。
業者名 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/USD | EUR/USD | 口座タイプ |
---|---|---|---|---|---|
XM | 1.6pips | 2.4pips | 2.3pips | 1.7pips | スタンダード |
GEMFOREX | 1.4pips | 1.5pips | 2.0pips | 1.4pips | オールインワン |
TitanFX | 1.74pips | 1.57pips | 1.2pips | スタンダード | ブレード口座 |
AXIORY | 1.5pips | 1.7pips | 1.9pips | 1.3pips | スタンダード |
Land-FX | 0.9pips | 1.4pips | 1.1pips | 0.7pips | LIVE口座 |
Hotforex | 1.7pips | 1.7pips | 1.8pips | 1.2pips | プレミアム |
FBS | 2pips | 3pips | 0.9pips | 1.1pips | スタンダード |
TradeView | 1.8pips | 1.9pips | 2pips | 1.7pips | MT4 X Leverage |
iFOREX | 0.7pips | 1.2pips | 1.1pips | 0.7pips | エリート |
is6com(IS6FX) | 1.6pips | 2.3pips | 2.4pips | 1.5pips | スタンダード |
中上級者向け口座(ECN口座など)のスプレッド比較
STP口座のスプレッド比較表を確認した次に中上級者向けの口座におけるスプレッドを比較していきます。
業者名 | 手数料往復 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/USD | EUR/USD | 口座タイプ |
---|---|---|---|---|---|---|
XM | 10USD/1lot=1.0pips | 0.4pips | 0.5pips | 0.6pips | 0.4pips | XM Zero |
GEMFOREX | なし | 0.3pips | 1.0pips | 1.3pips | 0.3pips | ノースプレッド |
TitanFX | 7USD/1lot=0.7pips | 0.4pips | 0.5pips | 1.3pips | 0.4pips | ブレード |
AXIORY | 6USD/1lot=0.6pips | 0.4pips | 0.4pips | 0.6pips | 0.4pips | ナノスプレッド |
Land-FX | 7USD/1lot=0.7pips | 0.3pips | 0.8pips | 0.8pips | 0.5pips | ECN |
Hotforex | 8USD/1lot=0.8pips | 0.6pips | 0.3pips | 0.6pips | 0.3pips | ZERO |
FBS | 6USD/1lot=0.6pips | 0.4pips | 0.4pips | 0.6pips | 0.2pips | ECN |
TradeView | 5USD/1lot=0.5pips | 0.2pips | 0.4pips | 0.7pips | 0.2pips | MT4 ICL |
is6com(IS6FX) | 無料 | 0.8pips | 1.1pips | 1.5pips | 0.7pips | プロ |
※ECN口座の場合な往復手数料がかかるため、スプレッド+往復手数料がトータルコストになります。
比較表内のスプレッドは手数料を差し引いたスプレッドを明記しています。
海外FX口座をスプレッドで選ぶときの注意点
海外FX業者のスプレッドの基本については、理解いただけたでしょうか。
ここからはさらに踏み込んで、海外FX業者で口座開設する際の注意点について解説します。
スプレッドは口座タイプごとに異なる
海外FX業者によっては複数の口座タイプがあり、トレーダーの経験値や目的に応じて使い分けできるようになっています。
口座タイプは大きく分けて「一般向けのスタンダード口座」と「中上級者向けのゼロスプレッド口座」の2つがあります。
レバレッジ、最低取引数量、初回入金額、ボーナスの有無など、さまざまな項目で違いがありますが、最も大きな違いは売買注文の処理方法です。
STP方式とECN方式の2つに分けられます。
一般向けの口座:STP方式
中上級者向けの口座:ECN方式
それぞれの違いについて、詳しく説明しましょう。
STP方式とは、「Straight Through Processing」の略称で、トレーダーとFX業者、カバー先が一直線に繋がっている注文処理方法です。
FX業者はカバー先から提示された売買価格にスプレッドを上乗せしてトレーダーに提示し、売買や決済を行います。
取引コストはスプレッドのみ、シンプルでわかりやすい仕組みですね。
- STP方式を採用
- FXを始めたばかりの初心者から中級者向けの扱いやすい口座
- レバレッジは高めで、ハイリターンを求めるトレーダーにも人気がある
- スプレッドは若干広めだが、そのほかの取引手数料がかからない。
一般向けのスタンダード口座は、ボーナスやキャンペーンがあり、最低入金額も低いため、少額から試しやすいのもポイントです。
それに対し、ECN方式は「Electronic Communications Network」のことで、電子通信ネットワークと訳されます。
STP方式はトレーダーとカバー先の間にFX業者が介入し、スプレッドを上乗せした売買価格を提示していました。
しかしECN方式は、カバー先から直接、インターバンクで売買されている価格で提示されます。トレーダーとカバー先の間には仲介が入りませんが、FX業社はスプレッドの代わりに手数料を徴収し、収益にしています。
- ECN方式を採用
- スプレッドは狭いが、取引ごとに取引手数料が徴収される。
- FX上級者でも充分に満足できるシステムが揃えられており、約定力も高い。
レバレッジは低めで、ボーナスやキャンペーンはありません。最低入金額も高めなので、初期費用がある程度必要です。資金に余裕のある上級者、ボーナスよりも日々のコスト削減を優先しているトレーダーに選ばれています。
そもそもFXは、為替の中央市場であるインターバンクで取引されます。しかしこのインターバンクには、銀行や投資機関しかアクセスできません。
インターバンクにアクセスできる銀行や投資機関をカバー先と呼びますが、FX業者はこのカバー先と提携してトレードを行っています。
つまり個人投資家や法人は、FX業者を通してトレードをするしかないのです。
中上級者向けの口座では取引手数料が発生するので、スプレッドだけを見てコストを判断するべきではありません。
しかし取引手数料の分、スプレッドが狭く設定されているので、トータルで見ると中上級者向けの口座がコストはかからない傾向にあります。
スタンダード口座とゼロスプレッド口座、それぞれにメリット・デメリットがあります。
どちらが自分のトレードスタイルに適しているかを考慮して口座を選ぶといいでしょう。
また海外FX業者のほとんどで、スタンダード口座とゼロスプレッド口座の両方を同時に保有することができます。
スタンダード口座でのトレードに慣れてきたら、ゼロスプレッド口座を追加で開設してみてはいかがでしょうか。
通貨ペアによってスプレッドは異なる
国内FX業者でも同じですが、通貨ペアによってスプレッドは異なります。
ドル円・ユーロドル・ポンド円など、需要があり取引量も多い通貨ペアは比較的スプレッドは狭くなっています。
反対に南アフリカランドやトルコリラが絡む通貨ペアは、スプレッドが広くなりがちです。
需要が低く取引量も多くないため、取引相手のマッチングが困難だからです。
スプレッド狭 | スプレッド広 |
---|---|
ユーロ/米ドル(EUR/USD) 英ポンド/米ドル(GBP/USD) ユーロ/円(EUR/JPY) 英ポンド/円(GBP/JPY) | 米ドル/円(USD/JPY)米ドル/トルコリラ(USD/TRY) ユーロ/トルコリラ(EUR/TRY) | 南アランド/円(ZAR/JPY)
いつも使っている通貨ペアがあるなら、その通貨ペアのスプレッドが狭い業者を選択するのもありでしょう。
同じFX業者でも、口座タイプによって通貨ペアのスプレッドは異なりますので注意してください。
平均スプレッドで比較する
海外FX業者は、それぞれの公式サイトでスプレッドを記載しています。
しかし業者が公式サイトに掲載しているスプレッドは、平均値とは限りません。
詐欺とまではいいませんが、トレーダーの印象を良くするために最小スプレッドを載せていることもあるようです。
最小スプレッドは、必ずそのスプレッドでトレードできると約束された数字ではありません。
平常時、大きな相場変動時もチェックし、平均的なスプレッドで比較・検討しましょう。
取引手数料をスプレッドに含めて計算
大きなコストとして、スプレッドと取引手数料の二つがあります。
面倒ですが、取引手数料をpipsに変換してスプレッドと合算しましょう。
例)往復手数料が3ドル、スプレッドが0.6pipsだった場合
- 往復手数料は1ドルを0.1pipsとして計算するので、3ドル=0.3pips
計算式:0.3+0.6=0.9pips
片道手数料が2ドル、スプレッドが0.5ドルの場合、(0.2×2)+0.5=0.9pipsとなり、結果的に同じコストであったことがわかります。
パッと見ただけではわかりずらいですが、「よくよく計算してみると、トータルコストが高くて驚いた」なんてことのないようにしたいですね。
検討中の業者があれば、ぜひトータルコストを計算してみてください。
約定力の低い業者を選ばない
いくらスプレッドが狭くても、約定力が低い業者を選んでしまうと無駄なコストがかかってしまいます。
約定力
希望の価格で取引を成立させる力のこと。
約定力が低いFX業者では狙ったレートで取引できず、利益が予定よりも少なくなったり、損失が発生したりする可能性がある
約定力の高さは、約定率と約定スピードの両面から判断できます。
約定力95%のFX業者であれば、100回中95回の注文が執行されていることに。
しかし約定スピードが遅いと、注文を行った時の価格と実際の約定価格にズレが生じてしまいます。
これをスリッページといいますが、この少しのズレがトレーダーの損失につながります。
スリッページ
スリッページとは、注文した価格と実際に約定した価格の差のことを指します。
変動が大きい相場になっている場合等は、スリッページが発生する可能性があり、お客様にとって不利なレートまたは有利なレートで約定する場合があります。
参考:GMOクリック証券
トレード回数が少ない手法をメインにしている人は、あまり気にならないかもしれませんが、積もり積もれば大きな額。約定力の高さも業者選びの基準には欠かせません。
いかに速く、希望の価格で売買できるか。海外FXで勝ち続けるためには見過ごせない要素でしょう。
スプレッドが狭いおすすめ5社
ここからは、スプレッド幅が狭くて安定している海外FX業者を紹介します。
スプレッド、通貨ペア数、キャンペーンの有無、安全性などに特化して選抜。特におすすめの5社に絞っています。
どこで口座開設しようか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
GEMFOREX
\ レバレッジ無制限+ロスカット水準0% /
GEMFOREX(オールインワン口座)
米ドル/円(USD/JPY) | 1.4pips |
ユーロ/円(EUR/JPY) | 1.5pips |
英ポンド/米ドル(GBP/USD) | 2.0pips |
ユーロ/米ドル(EUR/USD) | 1.4pips |
金融業界の関係者からも高い評価を受けているGEMFOREX。ニュージーランド証券投資委員会の金融ライセンスを保有しています。
スプレッドにおいての変動幅は狭く、一日を通して安定しています。ノースプレッド口座に限りますが、通貨ペアによっては他社の3分の1程度のことも。
国内FX業者に引けを取らないスプレッドの狭さで、取引手数料も無料です。とにかく低コストでトレードしたい人におすすめです。
約定力も業界トップクラス。平均0.78秒以内に99.99%の約定力というから驚異的です。
通貨ペアは32銘柄と少ないものの、スワップポイントは他社よりも高め。通貨ペアによっては、長期トレードでも利益を伸ばしていけるでしょう。
口座タイプはオールインワン口座とノースプレッド口座の2タイプがあります。取引ツールはMT4のみ。MT5には対応していません。初心者でも使いやすい、ストラテジー選択型自動売買システム「ミラートレード」も利用できます。
キャンペーン・ボーナスは不定期開催ですが、口座開設ボーナス・入金ボーナスなどで資金を増やせます。
タイミングによっては抽選式のボーナスもあるようです。
メールやチャットの日本語サポートあり。日本人スタッフ常駐で、平日なら24時間以内に回答がもらえるようです。
【中上級者向け】AXIORY
\ スキャルピングに1番オススメ!/
ユーロ/円(EUR/JPY) 0.4pips
英ポンド/米ドル(GBP/USD)0.6pips
ユーロ/米ドル(EUR/USD) 0.4pips
※取引手数料6USD/1lot=0.6pips抜き
トップレベルに狭く安定したスプレッドで、多くのトレーダーに指示されるAXIORY。
ベリーズ国際金融サービス委員会IFSCライセンスを保有し、高い透明性が評価されています。
「Ultimate Fintech Award2021」では、アジア地域部門の「最も透明性の高いブローカー賞」を受賞。
通貨ペアは62銘柄と、文句なしの取り揃え。トルコリラ・南アフリカランドに限りますが、スワップポイントももらえます。
口座タイプはスタンダード・ナノ・テラの3タイプ。
トレーダーの経験や目的に合わせて選べます。
取引には定番ツールのMT4、MT5に加え、スタンダード・ナノ口座では高機能トレードツール「cTrader」が利用できます。
実はcTraderが利用できる海外FX業者は限られているのです。約定力とリスク管理に優れ「ネクストMT5」との呼び声も聞かれるため、一度試してみてはいかがでしょうか。
キャンペーン・ボーナス には消極的です。ボーナスで元手を増やしてトレードしたい人には物足りないかもしれません。
日本語サポートは最高レベル。日本人スタッフによる親切なサポートが期待できます。
【中上級者向け】TITANFX
\ スキャルピングするなら使わないと損! /
ユーロ/円(EUR/JPY) 0.5pips
英ポンド/米ドル(GBP/USD)1.3pips
ユーロ/米ドル(EUR/USD) 0.4pips
※取引手数料7USD/1lot=0.7pips抜き
TITANFXはバヌアツ共和国のVFSC証券ディーラーライセンスを取得している、信頼性のある海外FX業者です。
高い約定力と安全性、ハイスペックで、多くのファンを虜にしています。
スプレッドは業界トップレベルの狭さ。手数料も最安レベルで、取引コストを最小限に抑えられます。
通貨ペアは60銘柄で一般的ですが、クロス円の種類が豊富で扱いやすいのも特徴でしょう。
スワップポイントは南アフリカランドのみがプラスです。
口座タイプ はスタンダード・ブレードの2タイプ。
MT4とMT5はもちろん、「ウェブトレーダー」という独自ツールが利用できます。カスタマイズ性はありませんが、シンプルで使いやすく、表示チャートの種類が豊富です。
残念ながらキャンペーンやボーナスはありません。初回入金額も20,000円以上のため、初期資金がある程度必要です。
電話・メール・チャットにおいて日本語対応が可能です。サポートデスクは24時間稼働しているため、深夜でも安心してトレードできるでしょう。
【中上級者向き】Tradeview
ユーロ/円(EUR/JPY) 0.4pips
英ポンド/米ドル(GBP/USD)0.7pips
ユーロ/米ドル(EUR/USD) 0.2pips
※取引手数料:5USD/1lot=0.5pips抜き
ケイマン諸島金融庁の金融ライセンスを取得しているTradeviewは、日本人トレーダーからも「信頼性の高い海外FX業者」と高く評価されています。
スプレッドの狭さはトップレベルで、取引手数料も圧倒的な安さを誇ります。
通貨ペアは36銘柄で、やや少ない印象です。
スワップポイントについては他社と変わらず、すべての通貨ペアでマイナスという結果でした。
やはり海外FX業者でスワップポイントを狙うのは不向きですね。
口座タイプはX leverageとICLの2タイプがあり、高機能トレードツール「cTrader」が利用できます。
キャンペーン・ボーナスは一切ありません。小手先の集客でなく、本質的なサービス開発に取り組んでいるようです。
日本語対応にはやや不安が残ります。また、まとまった資金が必要なため、余裕のある中上級者向けといえるでしょう。
iFOREX
\ 最大2,000ドルの入金ボーナスがもらえる /
ユーロ/円(EUR/JPY)1.2pips
英ポンド/米ドル(GBP/USD)1.1pips
ユーロ/米ドル(EUR/USD)0.7pips
iFOREXの口座タイプは1種類のみ。他社が複数の口座を用意しているのに対し、希少な海外FX業者です。
長期の実績があり、日本人からの人気も高いiFOREX。
海外FX業者では珍しく、原則固定スプレッドです。
トップレベルに狭く、また安定しているため国内FX業者に近い感覚で利用できるでしょう。
通貨ペアは89銘柄、豊富な取扱が特徴です。スワップポイントはトルコリラ円が高めに設定されています。長期トレード目的の人は要チェックです。
入金ボーナス・年利3%利息ボーナスなどは常時開催されています。ほかにも各種ボーナスがあり、海外FX業者のなかでも特に充実している印象です。
取引ツールはMT4、MT5ともに利用できません。その代わりに、独自のプラットフォーム「FXnet View」が利用可能。
シンプルな設計で初心者でも使いやすいと評判です。
気になるサポートは、完全日本語対応で安心です。
電話とチャットは平日14~21時対応。夕方以降のトレードが中心の人には、特におすすめします。
【FAQ】海外FXのスプレッドでよくある質問
ここからは海外FX業者を利用するにあたって、よくある疑問や質問にお答えしていきます。
まとめ
国内FX業者に比べるとスプレッドが広いため、コストが気になるところですが、海外FX業者にはそれ以上の魅力があります。
ハイレバレッジで少ない資金でも大口取引ができ、ゼロカットシステムで借金の心配もなし。
ボーナスやキャンペーンで、軍資金を増やすことも可能です。
スプレッドの広さは充分にカバーできるため、この機会に海外FX業者でのトレードに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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