私用で急に大きい額のお金が必要になり、プロミスの利用を検討している方もいるでしょう。
しかし、消費者金融を利用したことがない方は、仕組みや審査内容・審査の流れが分からず不安になることもありますよね。
プロミスは、消費者金融の最大手であるSMBCコンシューマファイナンスが提供しているサービスです。
国が定める貸金業法に基づいて運営されているため、安心して利用できます。
今回は、プロミスの審査手順や内容、スムーズに利用するためのポイントを徹底解説します。

プロミスの利用を考えている方は、ぜひ参考にしてください!
プロミスの申込と審査の流れ
プロミスを利用するには、申込と審査が必要です。
大手消費者金融の1つであるプロミスは、テレビCMが放映されていることもありご存じの方も多いでしょう。
しかし、消費者金融を利用したことがない方は、どのような流れで借り入れできるのかわからないですよね。
プロミスを利用するまでの流れは以下の通りです。
- 申込
※申込方法は「Web」「電話」「来店」の3つが用意されています - 仮審査
- 本審査
ここでは、「仮審査」と「本審査」について、詳しく解説します。
①仮審査を行う
仮審査は、スコアリングシステムと呼ばれる仕組みを利用し、申込時の申請内容を基に実施されます。
スコアリングシステムとは、統計データに基づき個人の信用度を点数化する仕組みのことです。
そして、プロミスの仮審査では以下の項目が審査対象になります。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 家族構成(既婚・未婚)
- 子供の有無
- 住まい(持ち家・賃貸など)
- 勤務先名
- 勤務先の電話番号
- 勤務形態(正社員・派遣社員など)
- 入社年月
- 年収
- 連絡先(携帯電話・メールアドレス)
- 他社の借り入れ件数と金額
- 借り入れ希望額
申込時に入力した情報は、CICやJICCなどの信用情報機関に登録されている情報と照会されます。
信用情報機関に登録されている情報と一致しない場合は、その時点で仮審査の通過は厳しくなるでしょう。



そのため、申込時には、必ず正しい情報を入力することが求められます。
仮審査を通過できない場合、本審査を受けられないため、注意してください。
②本審査を行う
仮審査を通過した方は、本審査を受けることになります。
本審査は、以下2つの目的で実施されます。
- 仮審査内容の再確認
- 本人確認
そのため、仮審査が通っても、本審査は通らないケースもありますので注意しましょう。
本審査では、以下の書類提出が求められるため事前に用意しておくことがおすすめです。
本人確認書類 | 運転免許書 健康保険書 マイナンバーカード ※通知カード不可 パスポート ※2020年2月3日以降に発行されたもので、住所欄にお住まいの自宅住所が記載されているもの 在留カード 特別永住者証明書 |
収入証明書類 | 源泉徴収票 確定申告書 税額通知書 所得証明書 ※収入額と所得額の記載があるもの給与明細書(直近2ヶ月分)+賞与明細書(直近1年分) |
また、プロミスの本審査では、在籍確認が行われることもあります。
在籍確認とは、申込時に申請した会社に本人が在籍しているか確かめる手続きです。
在籍確認と聞くと「プロミスから勤務先に電話されるのか」と不安に思う方もいるでしょう。
プロミスは消費者金融のため、借り入れしていることを公にしないためにも、会社への連絡は避けたいですよね。



原則、プロミスから勤務先に直接電話をかけることはないとされているため、安心してください。
審査結果次第では勤務先に電話する場合もありますが、プロミスであることは伝えないことになっています。
プロミスの審査にかかる時間は?
プロミスではWebから申込すれば「最短3分」で融資を受けられます。
借り入れを希望している方は、すぐに現金が必要な場合もあるため、申込から3分で借り入れできると便利ですよね。
しかし、「仮審査と本審査の2つがあるのに本当に3分で完結するのか」と疑問に思う方もいるでしょう。
ここでは、プロミスの審査について以下4つの観点から見ていきましょう。
- 審査は最短3分だが現実は1時間前後
- 他社と審査時間を比較
- 審査がうまく流れず時間がかかる理由
- 審査状況はプロミスコールで確認可能
審査は最短3分だが現実は1時間前後
プロミスの公式サイトでは、申込から最短3分で審査が完了すると記載があります。


しかし、実際の利用者の中には申込から審査完了まで1時間前後かかったという方もいました。
審査完了までの所要時間は「20分〜1時間」の方が1番多く、遅くても2時間以内の方が大半です。
しかし、申告内容や提出書類に不備がある場合は、確認に時間がかかり通常より長く待つこともあるでしょう。



プロミスでは土日や平日の夜に申込が集中する傾向があります。
申込自体は24時間受付可能ですが、審査は「9時〜21時」の営業時間帯でしか実施されません。
そのため、急ぎ融資が必要な方で、最短で審査完了連絡が欲しい方は以下の点を意識しましょう。
- 申込の際に正確な情報を提示する
- 土日や平日の夜を避けて申込する
他社と審査時間を比較
プロミスの審査時間は、他社サービスより短い傾向にあります。
ここでは、プロミスと同様、大手消費者金融に分類される「アコム」「アイフル」と比較してみましょう。
サービス名 | 申込時間 | 審査完了時間 |
プロミス | Web:24時間 電話:9時~21時 来店:10時~18時 | 最短3分 |
アコム | Web:24時間 電話:24時間 来店:9時半~18時 | 最短20分 |
アイフル | Web:24時間 電話:9時~21時 来店:なし | 最短20分 |
審査完了時間に関しては、「プロミス」が最短3分と短く大きなメリットと言えます。
しかし、申込時間や審査状況によって、3分で終わらないことも少なくないため、注意してください。



申込時間に注目すると、Webだけでなく電話申込も24時間対応している「アコム」が便利でしょう。
会社員の方は、仕事前に申込しておけば仕事が終わる頃には完了連絡が来るはずですので待たずに済みます。
審査対応時間については3社とも営業時間である「9時〜21時」となっています。
そのため、どのサービスを選ぶにせよ、土日と平日の夜は避けたほうが良いでしょう。
審査がうまく流れず時間がかかる理由
プロミスの審査に時間がかかるケースとして、以下3つが考えられます。
- 申込多数で混み合っている
- 申込内容の確認に時間が取られている
- 在籍確認が取れない
プロミスでは、キャンペーン期間や長期休暇の時期に申込が殺到します。
特に長い休みに入る前は、旅行や買い物など、まとまったお金が必要になる方もいるでしょう。
しかし、長期休暇に入るとプロミスでの審査もストップになるため、すぐに完了の連絡が来ません。



旅行などでお金を確保しておく必要がある方は前もって計画しておくことがおすすめです。
また、申込時の提示情報に誤りがある場合は、プロミスでの確認に想定以上の時間がかかることもあります。
そのため、本人確認書類などを提示する際はきちんと確認してから提示しましょう。
本人確認のほかに、プロミスから勤務先に在籍確認する場合もあります。
勤務先での確認が取れない場合は時間がかかっても審査に通過できないこともありますので注意しましょう。
審査状況はプロミスコールで確認可能
審査結果を確認したい方は、プロミスコールを利用しましょう。
プロミスコールとは、公式で用意されているフリーダイヤルです。
平日9時〜18時の営業時間内であれば、プロミスコールで相談や質問ができます。
急ぎの方で、電話で直接審査結果を確認したい方は、Webではなくプロミスコールの利用がおすすめです。
プロミスコール | 0120-24-0365 |
レディースコール | 0120-86-2634 |
プロミスコールの他にも、女性専用のレディースコールも用意されています。
女性の方は、消費者金融を利用する際、同性の方に相談したいこともありますよね。
レディースコールでは、女性オペレーターに対応してもらえます。女性も安心して利用できるように用意されているのがレディースコールですので、気軽に利用しましょう。
審査の流れをスムーズにする方法
初めてプロミスを利用する方や急ぎ現金が必要な方は、申込後の審査をスムーズに進めたいですよね。
プロミスでは審査完了までの所要時間が「最短3分」とされていますが、実際には何倍もの時間がかかります。
ここでは、審査をスムーズに進めるための方法として、以下4つを紹介します。
- 必要書類を確認し事前に準備する
- WEB完結を利用して申し込む
- 審査中の在籍確認を1回で完了させる
- カード発行をしない
少しでも審査時間を短くしたい方は、ぜひ参考にしてください。
必要書類を確認し事前に準備する
審査をスムーズに進めるために、必要書類は事前に用意しておきましょう。
プロミスでは、基本的に「本人確認書類」と「収入証明書類」の提示が求められます。
本人確認書類は、申込方法によって提示対象の本人確認書類が異なりますので注意してください。
申込方法 | 本人確認書類 |
金融機関での本人確認 | 以下から1点 提示運転免許書 健康保険書 マイナンバーカード ※通知カード不可パスポート ※2020年2月3日以降に発行されたもので 住所欄にお住まいの自宅住所が記載されているもの 在留カード 特別永住者証明書 ※上記書類に記載された住所と現住所が異なる場合は以下から1点追加で提示 住民票の写し 公共料金の領収書 社会保険料の領収書 国税・地方税の領収書 |
アプリでの本人確認 | 以下から1点提示 運転免許書 マイナンバーカード 在留カード 特別永住者証明書 ※上記書類に記載された住所と現住所が異なる場合は以下から1点追加で提示 パスポート健康保険証住民票の写し公共料金の領収書 社会保険料の領収書国税・地方税の領収書 |
Webでの本人確認 | 以下から1点 運転免許書 健康保険書 マイナンバーカード ※通知カード不可パスポート ※2020年2月3日以降に発行されたもので 住所欄にお住まいの自宅住所が記載されているもの 在留カード 特別永住者証明書 以下から1点 住民票の写し 公共料金の領収書 社会保険料の領収書 国税・地方税の領収書 ※計2点の提示が必要 |
また、収入証明書類に関しては、以下に当てはまる方のみ提示が求められます。
- 希望する借り入れ金額が50万円を超える方
- 申込時の年齢が19歳以下の方
- 他社も含めた借り入れ総額が100万円を超える方
収入証明書は、本人確認書類と違いすぐに用意できないこともありますので、事前に用意しておきましょう。
WEB完結を利用して申し込む
審査完了までを最短にしたい場合は、WEBからの申込がおすすめです。
プロミスでは、申込方法として以下3つが用意されていますが、Webからであればいつでも申込可能です。
申込方法 | 受付時間 |
Web | 24時間 |
電話 | 平日9時~21時 |
来店 | 平日10時~18時 |
プロミスの審査は、申込が完了した方から順に審査が始まります。
そのため、申込時間にこだわりがない方は、営業開始時間である9時より前に申込しましょう。
特に平日の9時前は申込する方が極端に少ない時間帯です。



できるだけ早めの時間帯に申込しておけば、即日で融資を受けられるでしょう。
また、審査では在籍確認も行われます。
在籍確認ができない場合は審査完了とならないため、自分の勤務先の営業時間を考慮して申込しましょう。
勤務先が休業日の場合や営業時間外の場合は、在籍確認ができません。
在籍確認を考慮しても、平日の早い時間帯で申込しておくことがおすすめです。
審査中の在籍確認を1回で完了させる
審査をスムーズに進めたい方は、在籍確認を1回で終わらせるための準備をしましょう。
プロミスでの在籍確認方法は以下2つです。
- 書類での確認
- 電話での確認
プロミスでは基本的に、書類で在籍確認を実施します。
具体的には、源泉徴収票や健康保険証などの書類で申込者の勤務先を確認しています。



所得証明書類を提出する際はなるべく自分の勤務先が証明できるものを選ぶようにしましょう!
プロミスでは申込者から提示された書類で在籍確認ができない場合に、電話での確認が発生します。
電話確認の場合は、「会社にばれるのではないか」と気になる方もいますよね。
心理的負担をなくすためにも、自分の勤務先を証明できる書類の準備は大切です。
事前に用意して申込時に提出しておけば、在籍確認を1回で完了させられ、審査もスムーズに進められます。
カード発行をしない
審査を最短で完了させるには、カード発行しないことも1つの手です。
プロミスでは、以下2つの借り入れ方法があります。
- カードローン
- アプリローン
カードローンは、専用のカードを使って銀行やコンビニのATMから現金を引き出すことになります。
全国各地にプロミスのアプリローンが使えるコンビニATMが完備されているので、使えるATMがなくて借入ができないなんてことにはならないはずです。


そのため、審査完了後、専用カードが手元に届くまで融資を受けられません。
急いで申込しても、専用カードが自宅に届くまで待つ必要があり、急ぎ現金を確保したい方には不便ですよね。



申込時にアプリローンを選択することで、審査完了後すぐに融資を受けられます。
アプリローンでは、スマートフォンやパソコンで申込から借り入れまですべての手続きを進められるため便利です。
アプリで借り入れの履歴や返済日などを簡単に確認できるため、カードローンよりも使い勝手が良いでしょう。
審査を最短で終わらせすぐに借り入れしたい方は、申込時にカード発行を選択しないように注意してください。
プロミスの審査基準や内容
プロミスは、大手金融機関が提供しているサービスのため、審査基準が厳しいのではと思う方もいるでしょう。
プロミスの成約率は40%前後と言われており、他社サービスに比べて高い傾向にあります。
消費者金融の審査基準は、どのサービスを選ぶとしても低いということはありません。
ここでは以下4つの審査内容を解説します。
- 申込条件を満たしているか
- 他社からの借り入れ状況
- 信用情報
- 安定した収入があり返済能力があるか
金融機関にお金を借りることになりますので、自分が申込条件に該当するかしっかり確認しましょう。
申込条件を満たしているか
プロミスの利用を検討している方は、申込条件を確認しましょう。
プロミスの申込条件は以下です。
年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方
引用:プロミス公式サイト
ただし、高校生の方や、収入源が年金の方は対象外ですので、注意してください。
クレジットカードなどの申込条件と同様、年齢と収入に注目する必要があります。
申込条件を見て、「安定した収入とはどのくらいなのか」と疑問に思った方もいるでしょう。
公式サイトでは、学生やパートでも安定収入があれば申込可と記載がありますので1つの指標にしてください。



プロミスの申込条件は、他社サービスと比較しても厳しいものではありません。
該当する方で借り入れを検討している方は、プロミスに申込してみましょう。
他社からの借り入れ状況
プロミスでは、他社からの借り入れ状況も審査対象です。
消費者金融を始めとする貸金業は、国が定める貸金業法に基づいて運営しています。
貸金業法は、誰もが知っている法律ではないためどのような制度があるかわからない方も多いでしょう。
貸金業法には総量規制と呼ばれる制度があり、年収の3分の1を超える貸付は原則禁止されています。
総量規制は、各金融機関の貸付額ではなく、個人の借り入れ額の合計が対象です。



そのため、各金融機関は自社だけでなく他社での借り入れ状況も把握する必要があるのです。
申込時に他社での借り入れ状況を回答する必要がありますので、正しく入力しましょう。
個人の借り入れ状況は、信用情報機関で管理されています。
審査時は信用情報機関に登録されている情報と照会されますので、正しい情報を申請してください。
信用情報
プロミスの審査では、申込者の信用情報もチェックされます。
信用情報とは、ローン契約やクレジットカードの申込状況や返済状況といった、客観的な取引内容のことです。
クレジットカードを発行したり、借り入れしたりすると個人の取引内容が信用情報機関に登録されます。
利用者が手続きをしなくても自動的に登録されますので、注意しましょう。
金融機関での審査は、信用情報機関に登録されている情報を参考にお金を貸して問題ないか判断します。
そのため、以下のような場合は審査に落ちる可能性が高いです。
- クレジットカードの利用料を滞納している場合
- 他社での借り入れ返済が間に合っていない場合
特にクレジットカードの信用情報は一度登録されると最低でも5年は削除されません。
プロミスの申込を検討している方は、審査を受けるにあたって不利な信用情報がないか確認しましょう。
安定した収入があり返済能力があるか
プロミスの審査では、申込者に返済能力があるかをチェックします。
申込条件に「安定した収入」とあるのは、返済能力の有無を判断するためです。
クレジットカードの場合、配偶者や家族に安定して収入がある人がいれば申込可能としている場合もあります。
しかし、プロミスでは「本人」に安定した収入があることが条件ですので注意しましょう。



毎月、一定額の収入が確保できている方であれば大学生やアルバイトでも申込可能です。
申込条件に当てはまる方で借り入れを考えている方は、プロミスの審査を受けましょう。
まとめ
プロミスの審査の流れをご紹介しました。プロミスは審査時間や申込手続きの面で、初心者でも利用しやすい消費者金融サービスです。
消費者金融を初めて利用する方でも、快適に利用できるでしょう。
プロミスで融資を受けるまでの手順は以下です。
- 申込
- 仮審査
- 本審査
また、プロミスの審査時間は他社サービスと比べても短く最短3分、長くても2時間と言われています。
できるだけ審査時間を短くするためには、事前に審査内容とポイントを確認しておきましょう。
審査内容 | 審査を短くするためのポイント |
申込条件を満たしているか 他社からの借り入れ状況 信用情報 安定した収入があり返済能力があるか | 必要書類を確認し事前に準備する WEB完結を利用して申し込む 審査中の在籍確認を1回で完了させる カード発行をしない |
消費者金融は返済がつきものです。
返済が滞ってしまう場合は信用情報に傷が付き、今後の審査に不利になります。
プロミスを利用する際は、自分に返済できる目処があるか確認してから申込しましょう。
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